「Hearts of Iron IV」開発日記2021年6月2日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は5周年のDLCとアップデートについて。1.11「バルバロッサ」リリース前の開発日記です。
前回:開発日記2021年5月26日――PDXCONの要約とチームのアップデート
前バージョン:1.10.5
開発日記
開発日記2021年6月2日は、5周年のDLCとアップデートについて。
- 今回はもうすぐHoI4の5周年ということで「No Step Back」から少し離れ、新たな3Dモデルとラジオパック、無料アップデートについてご紹介する。
Eastern Front Planes Pack
- ドイツ、ソ連、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、ユーゴスラビアのさまざまな種類の航空機、全部で54種類がある。
- また近接航空支援に新しいアニメーションを追加し、戦場で航空機がずっとかっこよく見えるようになった(私の、そして健全な精神を持つ他のすべての大人たちのお気に入りであるJu-87Gが輝く)。
Eastern Front Music Pack
- 東部戦線で戦った国家をテーマにした新たなラジオパックだ(必ずしも東部戦線の歌というわけではないが)。ソ連国歌、「リリー・マルレーン(Lili Marlene)」、「My, Pierwsza Brygada」など、全部で13曲がある。
無料アップデート1.10.6「コリー」
- 無料のアップデートも用意した。主に古いコンテンツ、特にBftBに関連するもののバグ修正に注力しているが、他にもいいものがある。個人的な注目点は以下。
- エチオピアがイタリアを押し出した場合、イタリアと講和できるようになった。
- 他のテンプレートと同様に、駐屯部隊テンプレートの装備を管理できるようになった。
- 一方に輸送船があるときの海戦レポートが正しくないのを修正。
- José DíazのポートレートはすべてのDLCの組み合わせで機能するようになった。
- AIはゲーム開始時に古い艦船の生産キューをすべて削除しなくなった。
- イギリスの司令官としてトム・ムーア(Tom Moore)を追加。1940年代にビルマやインドで活躍したことを反映し、ジャングルに関する特性を持っている。サー・トム・ムーア大尉は2月にCOVIDのため100歳で亡くなった。開発チームには歴史ファンやイギリス出身者(またはその両方)が多いので、この機会に少しでも彼に敬意を表したい。
- La Résistance所有者向けにポルトガル語のユニットボイスオーバーを追加。
- こうしたもののすべては明日(注:日本時間6月3日)リリース予定だ。昼前を目標にしているが、インターネット上の風はいつ吹くかわからない。
以下では1.10.6「コリー」パッチノートで私が気になった部分を抜粋してご紹介しています。全文については該当スレッドをご覧ください。
- 包囲されている師団のテンプレートを交換できなくなった。
- 駐屯部隊の補充について、師団でブロックした装備を使用しないようにチェックするようになった。
- 航空隊の航空機数/補充上限を右クリックすると、ツールチップに記載されているように補充上限が現在の航空隊の航空機数に設定されるようになった。
- 戦争中にAIが同盟国に対してステートの支配権を与えないのを修正。
- 日本の史実の諜報員(Operative)の国籍を変更。
なお、古いセーブデータは新バージョンでも壊れないと思うが保証はできず、一部の修正点は古いセーブデータでは正常でない動作をすることがあり得るとのこと。
2021年6月4日追記:1.10.6リリース後すぐに1.10.7がリリースされましたが、これはModにのみ影響する修正を巻き戻したものであるとのこと。
2021年8月5日追記:マルチプレイの問題を修正した1.10.8がリリースされました。
次バージョン:1.11.0
コメント
エチオピアの修正は日中戦争みたいになる奴なのだろうか
枢軸と組めるようになるだろうから、アフリカ大陸支配プレイとかいろいろできそう
翻訳お疲れ様です
航空機モデルの画像の一番下を見て、フランスか?オランダか?ユーゴスラビアかい!ってなった
この3ヶ国の国旗紛らわしいんじゃ
> エチオピアがイタリアを押し出した場合、イタリアと講和できるようになった。
これはナイス修正.こういうのがうれしいんだよこういうのが.
なぜイタリアのモデルがない‼︎
音楽パック早速聞いてみたがラインの護りのアレンジがすごく良いな.KRでも使いたくなる.
そしてよく英国征伐歌はOK出たなww
コロナウイルスで死んだ当時の士官・・・そんな人もいるんだな
まあそれでも100歳ですからね……
大往生だと思いましょう