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[HoI4初心者向け] 基礎から学ぶHearts of Iron IV

HoI4 その他

「やる気はあるけど、覚えることが多すぎてやっぱりHoI4は難しい」という方向けに、段階を踏んで少しずつ内容を理解できるようにしようという解説記事です。初心者からステップアップしたい方に。

最終更新時のバージョン:1.9.3

そもそも買うところからという方はこちら。


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本記事シリーズの狙いと概要

多くのパラドゲーと同じく、HoI4はプレイヤーにいきなり多くのことを要求するゲームです。そのため、過去作や他のパラドゲーで慣れていない新規プレイヤーが「なにがなんだかわからん」となるのは至極当然です。

本記事シリーズはここで「やる気はあるけど、覚えることが多すぎてやっぱりHoI4は難しい」と立ち往生している方向けに、段階を踏んでゲームの内容を理解できるようにすることを目的としています。ゲームの各要素をいきなり深掘りするのではなく、それぞれの要素にちょっとずつ触れて「詳しく知っているわけではないけど、ゲームの主な要素について基本的なことはなんとなくわかる」という状態になれることを狙っています。

購入や日本語化Mod導入などから知りたいという方は、以前公開した初心者向け記事「ゼロから始めるHearts of Iron IV」をご覧ください。なお、本記事はこの記事の内容がひととおり理解されていることを前提としています

本記事のまとめ

  1. HoI4で戦争に勝ちたい
  2. 「戦争に勝つ」とは、戦争において敵となった工場数上位7か国と陣営の盟主すべて(いない場合は国家)の勝利点を一定以上失わせること
  3. 勝利点を失わせるもっとも手っ取り早い方法は、勝利点が設定されているプロヴィンスを占領すること
  4. プロヴィンスの占領にはそのプロヴィンスに味方の陸軍ユニットが進入する必要があり、それにはそのプロヴィンスにいる敵の陸軍ユニットと戦闘を行い、これに勝利して敵ユニットをすべて退却させる必要がある
  5. 陸戦のポイントは戦う場所とユニットの数

そもそもなにをするゲームなのか

HoI4にはゲームの目的や勝利条件のようなものはありません。また、必ずしも戦争しなければならないわけではなく、国力を増し、整えた軍備を眺めてニヤニヤしつつ、戦争でボロボロになっていく友好国を支援し、諜報活動を通じて潜在敵国の政府転覆を狙う……というような楽しみ方もできます(実際、私もよくやります)。そういう意味では、戦略シミュレーションゲームというよりStellarisと同じく国家ロールプレイングゲームというほうがより適切だろうと思います。

とはいえ、HoI4において戦争は非常に大きな要素ですし、「戦争をしたいからHoI4に興味を持った」という方が多いでしょう。そして、戦争をする以上は「戦争に勝ちたい」という方がほとんどだと思いますので、以下では「どうすれば戦争に勝てるか」を起点にHoI4の要素を見ていくことにします。

戦争

当たり前ですが、戦争に勝つにはまず戦争を始めなければなりません。戦争は自国から宣戦布告(戦争を仕掛けること)するか、相手国から宣戦布告されることで始まります。こちらから宣戦布告するには戦争目標が必要となり、これは外交行動や国家方針で獲得できます。一例として、以前公開した初心者向け記事「ゼロから始めるHearts of Iron IV」では、国家方針によって戦争目標を獲得しています。

戦争の終結は少し複雑ですが、簡単にまとめると、戦争をしているどちらか一方の側のすべての主要国(いない場合は国家)が降伏すれば戦争は終わります。ここで言う「降伏」はその国家の中核ステート1内のプロヴィンス2にある勝利点を一定割合失わせると発生します。また、「主要国」は米ソ独英日仏伊(より正確には世界の国家の工場数上位7か国)と陣営の盟主のことを指します。

「戦争に勝つ」とは

つまりHoI4において「戦争に勝つ」とは、「戦争において敵となったすべての主要国(いない場合は国家)を降伏させること」、さらに詳しくは「戦争において敵となった工場数上位7か国と陣営の盟主すべて(いない場合は国家)の勝利点を一定以上失わせること」ということになります。

勝利点を失わせるには

勝利点を失わせるもっとも手っ取り早い方法は、勝利点が設定されているプロヴィンスを占領することです。勝利点は首都や大都市、戦略上の要地などに設定され、重要度に応じて配点が異なります。

ここまでの話は、以前公開した初心者向け記事「ゼロから始めるHearts of Iron IV」にあるように、ドイツで対ポーランド戦を行うとなんとなくご理解いただけるのではないかと思います。まずドイツから宣戦布告することで戦争が始まり、直後にポーランドは連合国に参加。ポーランドの勝利点があるプロヴィンスの大半を占領することでポーランドが降伏するも戦争は終わらず、連合国中の主要国である英仏を降伏させる必要がある……という展開になることがほとんどのはずです。

プロヴィンスの占領

プロヴィンスの占領には、そのプロヴィンスに味方の陸軍ユニットが進入する必要があります。しかし、当然ながら敵国はそのままでは負けてしまうので、陸軍ユニットを配備してプロヴィンスを取られないようにしてくるでしょう。そこで敵の陸軍ユニットと戦闘を行い、これに勝利して敵ユニットを撃退する必要が出てきます

HoI4の陸戦

HoI4の陸戦は、攻撃側3の陸軍ユニットが敵陸軍ユニットの存在するプロヴィンスに向けて移動しようとすると発生し、攻撃側・防御側4どちらか一方の戦闘に参加している陸軍ユニットがすべて戦闘から脱落したときに終了します

防御側のユニットは戦闘から脱落すると強制的に隣接プロヴィンスに退却させられ、すべての防御側ユニットが退却させられた(つまりすべての防御側ユニットが戦闘から脱落して攻撃側の勝利に終わった)場合攻撃側ユニットがプロヴィンスに到着し次第、プロヴィンスは攻撃側の国家が占領します

攻撃側のユニットは戦闘から脱落しても移動が強制的に中止されるのみです

ここで知っておいていただきたいのは、陸戦で敗北したからと言って基本的には陸軍ユニットが消滅するわけではないという点です。

陸戦のポイント

HoI4の陸戦は極めて複雑なメカニズムであるため、「既にある陸軍ユニットでいかに有利に陸戦を行うか」という観点から、もっとも基礎的な要素としての戦う場所ユニットの数の2点に絞って説明します。

なお、本節では前線の作り方など陸戦の前提となる細かい説明はしませんので、そうしたことについては以前公開した初心者向け記事「ゼロから始めるHearts of Iron IV」をご覧ください。

戦う場所

陸戦において重要なのが、地形・川・要塞といった戦う場所の要素です。基本的には森や山、市街地など、複雑な地形になるほど防御側に有利と考えておけば間違いありません。また、川を越えて攻撃をかける場合も大きく防御側に有利になりますし、要塞がある場合も同様です。攻撃する際にはそのプロヴィンスがどういった場所なのかを必ず確認しましょう

戦う場所を選べるのは攻撃側ですが、戦う場所の要素が攻撃側に有利に働くことはありません。しかし、だからといって要塞と川に守られた山や市街地のプロヴィンスが絶対無敵というわけではなく、次のユニットの数も非常に重要です。

ユニットの数

攻撃側に不利な地形(森)で戦っているが、数で押しているため戦闘は攻撃側であるドイツに優勢に展開している。

戦う場所と同じくらい重要なのが、戦闘に参加するユニットの数5HoI4でも「戦いは数」です。敵より弱いユニットしか用意できないとしても、あるいは防御側に非常に有利な場所への攻撃だとしても、充分な数のユニットを戦闘に参加させることができるなら戦闘に勝てる可能性が高まります。

戦う場所と異なり、ユニットの数の優位は攻撃側が使いやすい優位性と言えます。HoI4の陸戦は攻撃されているプロヴィンスごとに戦闘が行われるため、複数のプロヴィンスから一斉に攻撃を開始した場合でも発生する戦闘はひとつだけとなり、ユニットの数の優位を確保しやすいようになっています。

ここまでのまとめ

  1. HoI4で戦争に勝ちたい
  2. 「戦争に勝つ」とは、戦争において敵となった工場数上位7か国と陣営の盟主すべて(いない場合は国家)の勝利点を一定以上失わせること
  3. 勝利点を失わせるもっとも手っ取り早い方法は、勝利点が設定されているプロヴィンスを占領すること
  4. プロヴィンスの占領にはそのプロヴィンスに味方の陸軍ユニットが進入する必要があり、それにはそのプロヴィンスにいる敵の陸軍ユニットと戦闘を行い、これに勝利して敵ユニットをすべて退却させる必要がある
  5. 陸戦のポイントは戦う場所とユニットの数

ここまでの説明で、HoI4をプレイする多くの人の目的であった「戦争に勝つこと」がHoI4ではどういうことを意味し、どうすればそれを達成できるかについておわかりいただけたのではないかと思います。

次回は、今回存在していることを前提に説明した陸軍ユニットをどのように作るのか(あるいは維持するか)というところから見ていく予定です。


本記事含め3回程度の短いシリーズで、次回以降、生産・貿易・外交・国家方針・研究・海軍・空軍について触れていく予定です。

次回:基礎から学ぶHearts of Iron IV――生産について

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