「Crusader Kings III」開発日記#32――音響で行く中世
2020.06.23
音楽
- 私(注:パラド社の作曲家であるAndreas Waldetoft氏)がCK2の作曲をしていた頃ははっきりしたテーマを書くところから始める必要はなかった。しかし、私たちはサウンドトラックにもっと奥行きを求めた。例えば、バグパイプ、ハーディガーディ、ニッケルハルパ、弦楽器、様々な打楽器など、中世のさまざまな楽器を録音した。また、フルオーケストラ、ソロボーカリスト、教会の聖歌隊なども使った。
- Björnはイベントやストーリーテリングのためのキュートラックの使用について述べているが、キュートラックとムード音楽はサウンドトラックの基礎だ。キュートラックはゲーム内のイベントでかかる短い音楽だ。ムードトラックは長時間聴いていて心地よいより落ち着いたムードのある音楽だ。
- これは「十字軍の開始(The Crusade Starts)」というイベント向けに作ったキューの例で、ブダペストで行われたオーケストラセッションによるものだ。
- これは「イェルサレムの騎士(Knights of Jerusalem)」という曲からの抜粋で、これもブダペスト・スコアリング・オーケストラのレコーディングセッションで演奏されている。
Mod制作
- 将来的にもっと多くのアップデートがあるだろうが、コミュニティが尋ねてくるのはわかっているのでこの話題に簡単に触れておく。ムードトラックとキュートラックのアセットは変更できる。また、より多くのトラックを追加することも可能だ。
- 音楽の改造についてはフォーラムの投稿を作成する必要があるだろうが、それはリリース後になると思う。上の動画では「宣戦布告」のキュートラックをStellarisの別の曲に差し替えている。
次回:開発日記#33――断れない申し入れ
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コメント
戦争BGMはEU4で聞いたことあるようなBGMだな