「Europa Universalis IV」開発日記2020年5月26日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はショートカットキー・植民・その他の変更点について。1.30「ヨーロッパ」+「Emperor」リリース前の開発日記です。
開発日記
開発日記2020年5月26日分は、ショートカットキー・植民・その他の変更点について。
- 今回は残り物のこまごまとした内容の開発日記だ。
ショートカットキー
- インターフェースにショートカットキーを設定するには、インターフェースファイルを改造するか、Steam WorkshopからModをダウンロードしなければならなかった。しかし今後はゲーム内でショートカットキーを設定できるようになった。EU4はたくさんのインターフェースやボタンがあるゲームなので、設定画面にショートカットを一覧表示できない。そこで代わりにこのボタンを追加した。
- これをクリックした後にインターフェース上のショートカットのあるボタンをクリックすることで、新しいショートカットキーを割り当てることができる。例えば軍を半分に分割するボタンをクリックすると、上のようなプロンプトが表示される。ここで好きなキーを設定できる。
植民
- 多くの人の悩みの種として、従属国が植民者を使ってプレイヤーの望まない場所やタイミングで入植地を成長させてしまうことがある。そこで、シンプルで小さな従属国の管理ボタンを追加し、特定の従属国に入植地の成長を許可したり禁止したりできるようにした。
その他
- 次はフランスの大量の属国について。フランスは非常に強力な貴族階級を持ち、彼らに特権が与えられた状態で始まる。最初から多くの土地を支配していることに加えて、この特権は取り除きにくくなるように影響力が+10%される。フランス以外の国にも同等のものが存在するが、それを選ぶための条件は2か国以上の属国を持っていることだ。
- Minority Expulsions(マイノリティの追放)はヨーロッパの文化があまりにも均質になりすぎないように変更した。これは外交点を消費しなくなったが、文化/宗教の中心プロヴィンスを転向させないようになった。このコストに影響する補正は外交点ではなく資金に集中するようにした。また、新世界のプロヴィンスで得る開発度は人の動きを表現するために元のプロヴィンスに「留まる」分だけ減らし、本国においてはプレイヤーが安く文化の転向を行えるものにした。さらに、AIはこれを行うことに非常に消極的になった。
- 小さなバランス変更もある。まず戦闘幅を埋めることができる軍はオーバーラン(敵の10倍の大きさの軍の場合、1日目で直ちに全滅させることができる機能)させないようにした。今後は、Infantry Combat Ability(歩兵戦闘能力)+20%のようなpolicies(ポリシー)の値を見直し、またArmy Tradition(陸軍の伝統)獲得の源泉を減らすことも考えている。というのは、簡単に陸軍の伝統が100%になるようにしたくないからだ。フス派の補正の見直しも考えている。
- 最後に、以前の約束をひとつ撤回したい。私たちはこのパッチの作業の始めに、再起動してメニューに戻れるようにする(?1)と述べた。私たちはこの問題を解決するために多くの資源を投入してきたが、EU4のアーキテクチャはゲーム状態のリセットを適切にサポートすることができない。そのため、私たちはこれについて早い段階で勝利を収めたと思っていたにもかかわらず、集中的なテストの結果、基本的には依然としてスタート地点のままであることがわかった。楽しみにしていてくれていた方には、これについて撤回しなければならなくなって申し訳なく思っている。
来週は1.30パッチノートについて。
コメント
今はメニュー画面に戻ろうとすると、そのままメニュー画面に戻らずに、ゲームを一々再起動かけて、メニュー画面を表示させてる。だから一々読み込みに待たされる。それを解決するって言ってたんですよ。
ちなみにバグのせいで再起動する仕様になったはず。それがうまく改善できなかった、ごめんねってこと。
ありがとうございます。追記しました。
ただ、私もそういう意味だとは思うのですが、原文から直接そのようには読み取れず、内容に自信がありません。
確か前はメニューに戻るの出来たんだよね
いつからか再起動するようになったけどかなり昔の話だった気がする
今後はポリシーの見直しをすると言ってるってことは、一部で言われてたようにEmperorが最終パッチになるわけではなさそうですね
陸軍伝統減らすのはやめて欲しいな〜
最終パッチ説は「コンテンツについての開発日記はこれが最後」って書いてあったから浮上したんだったと思うけど
単純に「このあとは実績等の紹介になります」って意味だったというオチが濃厚そう