「Imperator: Rome」開発日記2020年3月9日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はギリシャ諸国のミッションと神格化について。1.4アルキメデスアップデートリリース前の開発日記です。
開発日記
開発日記2020年3月9日は、ギリシャ諸国のミッションと神格化について。
ギリシャ諸国のミッション
- 最後の4つのミッションはアテナイ・スパルタ・シュラクサイのものとは異なり、1.4アルキメデスパッチに含まれる無料のものだ。
- 地中海西部、マグナ・グラエキア、ギリシャ、黒海のギリシャ「圏」の中小国は、それぞれひとつのツリーを得る。こうしたツリーは一部が動的なもので、国家の位置や性質によって目標やボーナスが変わる。
Pan-Hellenic Government
- このツリーはギリシャ本国の中小国が利用する。寡頭共和制/君主制か、その他の共和制かで若干異なるものとなる。上の画像は寡頭制のアルゴスのものだ。
- 寡頭制/君主制では駐屯軍とfeudatoriesを通じた「質実剛健な(Spartan)」戦略に従い、民主共和制では朝貢国と同盟国を通じて共通の目的を共有する。
- このツリーの主な目的は、外交的に、あるいは暴力的にギリシャで充分な領土と従属国を獲得し、自然にギリシャのリーダーを宣言できるようにすることだ。
- ギリシャの歴史的地域それぞれが中央の忠実なfeudatoriesとして自治するようにもできる。
- マケドニアに復讐する機会もある。
Hospitable Sea
- このツリーは黒海の植民都市向けのものだ。
- 位置や領土に応じて、黒海の一部、この場合はケルソネソスを征服するミッションが与えられる。
- 拡大の原動力はランダムに選択された一族であり、時にはその関心が一致したり対立したりする。
- 黒海で支配的な地位を確立したら、海賊に対処する必要がある。
Greater Greece
- このツリーはイタリアの中小国で利用できる。イタリアの蛮族の手に落ちる前にマグナ・グラエキアの諸都市を団結させる。
- 自らの旗のもとにイタリオテの諸都市を団結させ、都市とギリシャ人人口の再発展を促さなければならない。
- 自都市の歴史や誰によって建設されたかによって、国家の方向性を決める際には固有の選択肢がある。
- 母国と関係を改善して同盟することもできる。
- 最初の目標はイタリオテ同盟の設立だ。自国の相対的な強さや非ギリシャ国家の脅威によっては、他のイタリオテ諸都市がリーダーシップを受け入れる可能性がある。
- 困難な時期にはギリシャ諸国家の支援を求めることもできる。
Far From Home
- 最後のツリーはガリアとヒスパニアにあるマッサリアの植民市向けのものだ。フェニキアの植民市を統一し、カルタゴの拡大に対抗する。
- このツリーを使う国家は黒海の植民市と近い状態にあり、黒海の植民市向けのツリーと同じくひとつの一族が拡大を支持するようになる。
- コルシカの都市アラリアを奪還すれば、他のマッサリア植民市は喜び、同化と幸福度にボーナスがつく。
- マッサリア植民市のリーダーシップが確立され、貿易大国としての立場が盤石となったら、ポカイア同盟を設立して自国のリーダーシップのもとにマッサリア植民市を統一することが考えられる。
- 最後に、イオニアのポカイアの遺跡を取り戻し、再建することもできる。
- 補足として、新たなギリシャのマップを掲載しておく。Elateia、Delphi、Amphissa、Oreos、Opus、Dyme、Pellene、Tegea、Hermioneが新たな国家として追加された。
統治者の神格化
- 少し前の開発日記でアレクサンドロスなどの死んだキャラクターをゲームに追加している理由があるかもしれないと示唆したが、Imperator開始年代前後のアレクサンドロスのカルトのような現象を表現するため、神格化されたキャラクターをパンテオンに配置できる。
- 要件を満たせば、さまざまな国家があらかじめスクリプトされた神格化されたキャラクターを受け入れることができる。神格化されたキャラクターは親となる神から枝分かれしてボーナスを継承するが、固有の聖地と以下のような効果を持つ。
- 神格化タグの付いたキャラクターは神々の代わりに一神教信仰における預言者などを表現するのにも使われる。
- 通常のOmenの効果に加え、すべての預言者または神格化された支配者は、元になった神に応じて追加の効果を持つ。ユダヤ教はそれぞれが独自の効果を持つ複数の預言者を持つ。バランスを取るため、ユダヤ教のデフォルトのomenの期間を延長している。
- 一神教のタグを持つ宗教は異なる親宗教に属する神を受け入れることはできない。
- コンテンツパック「Magna Graecia」の所有者は、適切な政体の国家(神権的でない共和国は除外される)で厳しい条件を満たし、かつ充分な政治的影響力がある場合、過去と現在の統治者を神格化できる。
- 神格化は神格化される統治者のベースとする神の効果を移転し、親族は聖地を作れるようになる。ベースとなる神はそれぞれ神格化されたキャラクターにのみ適用される効果を持つ。
- さらに「Magna Graecia」の所有者は政体「Imperial Cult」がパンテオンにすべて神格化された統治者を必要とするようになる。パンテオンに存在する神格化されたキャラクターの数に応じて神格化コストは上昇するため、これには多くのコストがかかる。
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