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「Hearts of Iron IV」開発日記2019年10月2日――共和スペインの国家方針

「Hearts of Iron IV」開発日記2019年10月2日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は共和スペインの国家方針について。

前回:開発日記2019年9月25日――国粋スペインの国家方針


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概要

開発日記2019年10月2日は、共和スペインの国家方針について。今回はコンテンツデザイナーのBratyn氏によるものです。

  • これは開発中のものであり、アート、システム、バランス取りはまだ完了していない。

共和スペインのゲーム開始時の状況

  • 開始時の状況は国粋スペインのときにご紹介したので、そちらをご覧いただきたい。その後の最初の選択肢も同じだが、今回は「The Popular Front」の場合をご紹介する。
  • 人民戦線のアイディアは、1930年代半ばにスターリンによって明確化され、ファシズムへ対抗するためには共産主義単独よりも幅広い協調が必要だということが打ち出された。スペインではファシスト/伝統主義者のCEDAと対決した。

  • CEDAによる圧倒的な選挙運動にもかかわらず、この連立は36年の選挙で勝利を収めた。しかしCEDAは巨額の選挙資金を反乱のために軍に渡し、その後数か月で両者の政治的暴力はエスカレートした。これは国粋派と同じくさまざまなディシジョンやミッションで表現される。異なるのは、すべての駐屯部隊は共和派側についた状態から始まるため、駐屯部隊に関するディシジョンは国粋派が共和派の支配に対抗しなければ実行できない。このディシジョンはそうした駐屯部隊を自陣営側に戻すときに利用する。

  • 国粋派との違いの2点目は国家方針の性質だ。共和派の内戦前の国家方針(最初の選択の後)は、国粋派が合計で210日であるのに対して385日かかる(したがって内戦は1937年1月20日まで延期する必要がある)。国粋派ができるだけ早く内戦を開始することが有利である理由はこれで、こうすることで共和派は最初の2つの国家方針をとる時間しかなくなる。

  • 内戦が始まると、共和派は国粋派が完全なコントロールを持っていないステートを確保した状態でスタートする。ただ、国粋派のほうが強いステートではより多くの国粋派の部隊が出現してすぐに奪われる可能性が高い。
  • さらに、この時点で共和派からは「カルロス主義」の国民精神は取り除かれるが、かわりに「解散させられた軍(Disbanded Army)」の国民精神を得る(国家方針「Disband the Army」をとったかにかかわらず)。これは史実の軍の解散による共和派の戦争準備に対する破滅的な影響を表現している。この国民精神はさまざまな国家方針で弱められ、取り除かれる。この後は国粋派でも利用できる攻勢ディシジョン(詳細は前回の開発日記で)が共和派でも利用できるようになる。
  • 共和派は民主主義として内戦を始めるが、全体としては4つの勢力が内戦後のスペイン支配を巡って争っている。

共和派(民主主義)ルート

  • 史実ではソ連から主な影響を受け、スターリンに批判的な共産主義者を一掃しようと広く内政に干渉されたが、これは戦争準備を完全に弱体化させ、その結果として4つのグループのうち2つを事実上排除することになった。

  • 第二共和国の民主主義政府が直面している主な問題の1つは、正規軍の再編成によって、国民精神「解散させられた軍」で表現されているような理想主義的で規律のない民兵への依存を減らすことだ。また、国粋派を足止めしてその途上の都市や町の防備を整え、特にバスク地方の足がかりを固める(内戦開始時に支配している場合)。
  • 短期的な最大の脅威は無政府主義者と独立共産主義者の民兵の蜂起だ。この蜂起は国家方針「Anti-Fascist Unity」とこれによってアンロックされるディシジョンで遅らせることができるが、防ぐことはできない。先週のファランへ・カルロス主義ルートと同じく、国家方針「Crush the Revolution」は内戦の中の内戦のトリガーとなり、一時的な戦闘ボーナスを付与する。

  • 「Relocate the Gold Reserves」、および無政府主義者と独立共産主義者の鎮圧は、ソ連からより大きな援助を引き出す要件だ。これは強力なソ連支援の戦後復興ルートにもつながる。強力ではあるがタダではなく、第二共和国は内戦後にソ連の傀儡となるだろう。

  • この援助を得るかにかかわらず、プレイヤーはスターリン主義者の影響を管理する必要がある。民主主義を維持することはできるが、戦闘ペナルティがつく。共産主義者は反ファシストの戦いに不可欠だったからだ。
  • ソ連の援助を求めて傀儡になっても、最終的には覆すことができる。このルートはファシストを倒した後に開かれ、スペインは共産主義者とソ連相手に最後の独立戦争を戦うことになる。ここで連合国に入るか、あるいは独伊と現実主義的な取引を行って支援を得る。

  • スターリン主義者の圧力に屈して、民主主義の原則を犠牲にしてでもファシズムを打ち負かすことに集中することもできる。この選択肢を取ると政府は共産主義となり、国家方針「War of Independence」はとれなくなる。そのかわりに(スターリン主義者として)国家方針「Appeal for Increased Autonomy」をとることができ、傀儡ではなく正規のコミンテルン参加国となる。
  • 民主主義の残りの国家方針では陸海軍の再建、世界規模の反ファシスト運動の準備などがある。

スターリン主義者(共産主義)ルート

  • 史実ではスターリン主義者は政府と見解を共有しており、社会改革の推進よりもファシストの打倒とこの提携の維持に関心を持っていた。国家方針ではこの点は2つのルートの接点の多さで表現されている。

  • スターリン主義者ルートの内戦中の主なポイントは、スターリンの人民戦線戦略に関連している。最終的には民主主義ルート同様、独立志向の無政府主義者と共産主義者は排除されなければならない。

  • スターリン主義者でソ連の援助を受けるのは当然だ。もちろん傀儡になるが、強力な国家方針が多く、自治度を高めるものもある。内戦後は国内の防備に重点を置き、ファシストに二正面戦争を強いる防壁として強化される。
  • 最終的にはポルトガルの征服、フランスの共産主義者の支援、そして内戦で国粋派に義勇軍を送った国への復讐が行える。

独立共産主義者(共産主義)ルート

  • POUMを表現する独立共産主義者はトロツキーやスターリンの思想と対立している。内戦ではジョージ・オーウェルがPOUMの民兵として参戦し、後の著作に影響を与えている。

  • POUMの最大の敵は国粋派ではなくスターリン主義者だ。スターリン主義者の影響と干渉を排除して党の独立性を保ち、NKVDによって行われる見境のない政治的暗殺を止めるための措置を素早くとる必要がある。政府もPOUM取り締まろうとするため、最終的には金準備を奪ってこれを無政府主義者との大規模蜂起に使用し、革命を実りあるものにしなければならない。

  • 戦後は産業と軍事の発展、人民艦隊の建設に関する国家方針がある。産業に関する国家方針の一部は無政府主義者と、また別の一部はスターリン主義者と共用する。「Unify the London Bureau」では独自の陣営を立ち上げて陣営に入っていないすべての共産主義国(あるいはソ連やトロツキー率いる共産主義メキシコ)を招待できる。

無政府主義者(非同盟/中立主義)ルート

  • このルートは内戦中にアラゴンとカタロニアで作られたさまざまな自治的コミューンを表現する。こうしたコミューンはアラゴンの単一の地域防衛評議会の下で組織化され、職場の集産化がテーマになった。
  • 無政府主義社会はHoI4の国民国家を表現する方法と本質的に噛み合わないため、私たちはその表現について創造的にならなければならなかった。鍵となるのは内戦中に無政府主義者が使った「地域防衛評議会(Regional Defense Council)」というコンセプトだ。

  • 無政府主義の最初の行動は社会のあらゆる側面を集団化することだ。軍も住民を武装させた民兵に頼ることを好む。
  • 独立共産主義者と同様に、プレイヤーは自陣営側から蜂起を起こすことができ、一時的な戦闘ボーナスを得る。
  • 「Mujeres Libres」によって男女平等を獲得し、また政府を打倒するか「Masters of Our Own Fate」をとることで、重要な国家方針「All Must Bear the Torch」をとれるようになる。これには無政府主義のプレイスタイルに影響する効果がいくつかある。
    • 経済法は固有の法律である「Collectivized Society」に変更される。これは戦争経済よりも少し優れているだけでなく、工場と造船所の生産量に対して相当のボーナスを得る。これ以外に変更することはできない。
    • 貿易法は閉鎖経済に変更され、これ以外に変更することはできない。
    • 国民精神「The Anarchist Society」は国家方針「Regional Defense Council of Aragon」で最初に付与され、このルートを進めるにつれて強化されていく。
    • Autonomous Stateの補正はすべて取り除かれる。
  • この結果、無政府主義スペインの安定度は0%に張り付く。しかしこれによって受けるネガティブな影響は政治力を除いてすべて無効化されたり補償されたりする。

  • しかし、こうしたことと引き換えに他のあらゆる国家から嫌われる。内戦終結後、主要国は無政府主義革命を鎮圧しようとする。すなわち、こうした国家は地域防衛評議会と対立するようなAI補正を得る。無政府主義者は全世界に対して単独で立ち向かうのだ。

  • 国家方針ツリーの次の部分ではこうした脅威に対する防御に注力する。ポルトガルに無政府主義革命が波及する国家方針もあり、ポルトガルに内戦を引き起こし、無政府主義ポルトガルを傀儡化し、ポルトガルの内戦終結後にはこれを併合する。これを完了し、スペイン内戦でも勝利していると、地域防衛評議会はイベリア地域防衛評議会となり、ポルトガルにもコアを持つようになる。

  • 国家方針の最後は反撃のための準備を行う。革命の成功は世界の残りの国々にとっての脅威であり、彼らは互いの戦争が終わった後に(あるいはその前にも)プレイヤーのほうに向かう。しかし防衛評議会はそれを待つ必要はない。最後の「Global Defense Council」は再び名称を変更し、迎合性が充分高まった敵の領土を中核化する。

  • 無政府主義プレイは少なくとも最初は限られた経済基盤で単独で世界を相手にするため、非常に大変な挑戦となる。しかしプレイヤーが敵を撃退すれば大きな報酬があり、他の国家よりもずっと効率的に国力を増加させることができる。

  • 最後に、国粋派・共和派両方が載った国家方針図の画像をお見せする。

質疑応答

Q1:無政府主義の指導者は誰なの?

A1:言っている意味がわからない……指導者? 無政府主義の?

Q1-2:スイスの連邦理事会みたいになるんじゃない?

A1-2:そのとおり。


最後から2番目の画像について、トップバーのインターフェースが変わっていることを指摘されている方がツイッターにいらっしゃいました。左から2番目の目のアイコンが出ているボタンは諜報関連っぽい感じですし、次のDLCではスパイがらみの機能が追加されるのかもしれませんね。

次回:開発日記2019年10月9日――装甲車

コメント

  1. つまり無政府主義ルートでは全世界を中核州にできるってこと?
    とんでもねえな

  2. NFツリーとんでもなくでかいな

  3. >しかし、こうしたことと引き換えに他のあらゆる国家から嫌われる。
    >無政府主義者は全世界に対して単独で立ち向かうのだ。
    この辺にステラリスを感じる

  4. なに笑とんねん

  5. スターリンルート経由独立みたいなNF見てると、ソ連側に介入手段が無いのがおかしいと思うんだ
    政治力500ぐらい使っていいから無理矢理独立ルートをコミンテルンルートに鞍替えさせて欲しい。頑張れNKVD

  6. ネタルート面白そうだな

  7. 無政府主義ルート楽しそうすぎるから史実にしよう

  8. あーもうむちゃくちゃだよ

  9. パラド最高かよ

  10. 手厚いスペインと対照的なイタリアフランスソ連君かわいそう

  11. 無政府主義ルートネタって感じだけど面白そうで草

  12. ツリーでかすぎでワロタ
    国粋側と共和側で画面切り替えたりできないかな

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