「Europa Universalis IV」開発日記2019年10月8日分が公開されましたので、その内容をご紹介。今回はプロイセンにおける王とドイツ農民戦争について。
概要
開発日記2019年10月8日分は、プロイセンにおける王とドイツ農民戦争について。
- 今回は来年の拡張で実装される帝国の事件のうちの2つ、プロイセンにおける王(The King in Prussia)とドイツ農民戦争(The Great Peasants’ War)についてだ。
プロイセンおける王
- プロイセンはもはや単に存在しているだけで王国ランクを与えられることはなくなった。プロイセンは王位を主張する前に、それに値する国家であることを確立しなければならない。このイベントが発生すると帝国の事件が始まり、皇帝はどのように進めるか決断しなければならない。
- 皇帝がボヘミアのようにプロイセンをImperial Kingdomに昇格させることにした場合、Imperial Authorityを10失うかわりにプロイセンとの関係は大きく改善され、プロイセンと宿敵関係にある選帝侯は憤慨する。
- 皇帝が史実の妥協案、すなわち「プロイセンの王(King of Prussia)」ではなく「プロイセンにおける王(King in Prussia)」と呼ぶことにした場合、影響は似たようなものだが小さいものとなる。選帝侯は怒らないが、プロイセンも控えめに喜ぶに留まる。
- 皇帝がいかなる「王(King)」の称号をも認めることを拒否した場合、プロイセンは王位を取るか選帝侯の立場を取るかで決断を下すことになり、帝国からの離脱の可能性もある。これはプロイセンとその同盟関係にある選帝侯を大いに怒らせる。
ドイツ農民戦争
- このイベントはthe League Warに先立って発生することがあり、the League Warはこの紛争が解決されるまで遅延する。帝国全体の国家の不穏度が高まり、農民反乱が発生しやすくなり、農民反乱軍によって農民共和国(Peasant Republic)となる可能性もある。戦争が激化すると、ゲームは帝国全体の反乱軍の成功ぶりを追跡する。
- 数年後、皇帝は以下のような解決を行わなければならない。
- [反乱軍が大きく成功していない場合のみ選択可能] 皇帝は農民の権利を剥奪し、帝国全体の貴族階級の忠誠度と影響度が高まる。反乱軍がある程度成功していた場合は影響は小さくなる。
- 皇帝が農民に譲歩して権利を認めた場合、帝国全体の貴族階級は影響度とともにLand Shareも失う。この影響は反乱軍の成功度合いによる。帝国のPrincesがより多くのCrown Landを持つようになるが、得られる税は農民との妥協で減る。反乱が大きく成功した場合、農民共和国となった国家は農民戦争が終わった後も存続する。
- いつになるかわからないが、「オランダの反乱(Dutch Revolt)」や「影の王国(Shadow Kingdom)」といった事件もご紹介する予定だ。
コメント
一定条件下でドイツ各地の農民反乱・共和国が合体し神聖ローマ解体&ドイツ農民共和国が成立するイベントもつけてくれ。ルターさんは憤死してて