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「Crusader Kings II」開発日記#128――Iron Centuryの終幕

その他

CK2開発日記#128が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は「The Iron Century」と同時に追加されるディシジョンと血統について。

前回:開発日記#123――Iron Century

#124-127については前回の記事をご覧ください。


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概要

開発日記#128は、「The Iron Century」と同時に追加されるディシジョンと血統について。

  • まずthe Iron Centuryを含むパッチ3.2は次の火曜日、5月28日にリリース予定だ。

ディシジョン

  • Brother’s Legacy:マルダーウィージュ(Mardavij)の遺産を得ようと思う者のために、私たちは彼の弟ワシュムギール(Vushmgir)に向けて特別なディシジョンを追加した。これはかつてのマルダーウィージュの領地に対する請求権を得ると同時にワシュムギールと親族全員がゾロアスター教に改宗する。さらにゾロアスター教を選ぶ場合はマルダーウィージュの血統を得る。

  • Local Traditions of Rus:Kievan RusのNorseかつGermanicの統治者向けのディシジョンで、封臣と良好な関係を築きたいなら、土地の慣習(Russian文化とSlavic信仰)に従うのはいいアイディアだ。イングヴァリ(Yngvar)がプレイヤーキャラクターでない場合、AIはゲームスタート時にこのディシジョンを使う。

  • Bulgarian Empire:これは936年のブックマークだけに向けたものではない。というのは既にブルガリア帝国があるからだが、より昔のブックマークで歴史を再現したいブルガリアのファンのためにあるものだ。

  • Establish Cairo:カイロ(Cairo)はthe Iron Centuryのスタート時点とその前の2つのブックマーク(769年、867年)の時点では重要な都市ではなかった。まだファーティマ朝がイフシード朝(Ikhshidids)に侵攻しておらず、エジプトの支配を獲得していない。ファーティマ朝は自国の首都としてカイロを建設し、数年で素早く完成させた。同様に、プレイヤーがファーティマ朝としてエジプトに侵攻すれば、特別な都市としてカイロを建設できる。

  • Establish Castle Habsburg:ハプスブルク城を建設するディシジョンも追加した。エティション家(Etichonen dynasty)の誰かでプレイしており、Baselプロヴィンスを支配している場合、プレイヤーはハプスブルク城を建設するディシジョンを持つ。建設者のすべての近い親族は新たなフォン・ハプスブルク家(von Habsburg dynasty)の一部となる。

  • 追加した新たな血統について見ていこう。追加したときの目標のひとつとして、936年のブックマークではしっかりと孤立した状態になるようにし、それ以外のものを見ることはほとんどないようにした。6つの新たな血統を追加したが、まずは一般的なものから。

  • 次にイスラム教徒のものについて。Shia/Qarmatian Leadershipは保持者が要件を一部飛ばして容易に宗教指導者になれる。

  • 最後に、オットー大帝の血統だ。Princely Elective Boonは血統の保持者全員が選帝侯システムにおいて封臣によって皇帝に選ばれやすくなる。オットーとして神聖ローマ帝国を形成するとこの血統を得る。

3.2のパッチノートが掲載されていますが、以下では私が気になった点のみを抜粋してご紹介します。全体をご覧になりたい方は該当スレッドを直接ご覧ください。

  • 936年の新たなブックマーク「The Iron Century」
  • 新たな文化「Sardinian」「Slovieni」
  • 新たなシーア派異端「Qarmatian」
  • マップの変更
    • ポルトガルとスペイン南西部:2つの航行可能な河川、1つの新たな公爵領、3つの新たなプロヴィンス
    • エジプト:ナイル川が航行可能に、7つの新たなプロヴィンス、3つの新たな公爵領
  • ハギア・ソフィアの3Dモデルの追加
  • 他の画面と一貫させるため、great Works画面のショートカットを[B]から[P]に変更
  • 庶子でない子供は成長するときに毎年基本能力値の上昇を計算する際、基本値ではなく正しく生物学上の父親の基本能力値を使うようになった

次回:開発日記#129

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