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「Hearts of Iron IV」開発日記2019年1月30日――大日本帝国海軍(AAR)

「Hearts of Iron IV」開発日記2019年1月30日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は日本対アメリカの海戦AARとなっています。長め。

前回:開発日記2019年1月23日――アートと音楽


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概要

開発日記2019年1月30日は、日本対アメリカの海戦AARとなっています。

  • 今回は海戦に関するAARだ。私(注:Archangel85氏)とNiallのマルチプレイで、私が日本をプレイしてNiallのアメリカをと戦った。

  • 日本で始めてすぐに私は非常に馴染み深い問題に直面した。すなわち資源の制約、特に石油だ。今は充分な艦船、航空機、戦車を作れる程度の問題だが、こうした兵器の運用もタダではない。
  • 私が艦船をアップグレードしようとするなら(Niallは私が必ずそうすると知っている)、私には海軍経験値が必要で、中国がそれほど多くの海軍経験値をもたらしてくれる可能性は低い。つまり、私は艦隊を訓練する必要があるが、訓練で石油は速いペースで減っていく(石油の状況が致命的になるまでに、私は主力艦隊をわずか数週間しか訓練できなかった)。

  • 同時に石油をさらに購入できたが、これには自国の工場建設や軍備拡張に必要な鉄鋼の購入のために喉から手が出るほどほしい民需工場を使用することになる。私は石油の輸入を最小限にとどめ、産業育成と艦隊規模の拡張に努めることにした。
  • 私の最初の標的はもちろん中国で、戦争は37年半ばに始まった。私が中国を過小評価していたことはすぐに明らかになった。国境で数週間激しく戦い、AIに主戦線から軍を引き剥がさせようと国境警備隊を何度も上陸させたが、少なくとも海まで押し返されることはなかった。問題は上陸支援を命じた戦艦を含む艦隊で、これがバカみたいに燃料を食い、豊富な航空支援に切り替えたことでさらに燃料消費は増えた。

  • 38年前半、ゆっくりと前進して中国に多大な損害を与えたが、私の燃料備蓄は30日分にまで減っていた。私は航空支援を主攻勢の支援だけに絞り、沿岸を砲撃していた艦隊を港に下げた。前進はゆっくりだが、上陸部隊と連携して少なくとも初期のような恥ずべき敗北はなくなった。また、大量の陸軍経験値を使って、Niallが考えているよりもずっと早く陸軍ドクトリンを進めることもできた。しかし太平洋の戦いは陸戦ではない。
  • 40年半ばには悪い前兆もあったが、41年前半までに中国を下した。中国のインフラの貧弱さと地形はひどいものだ。しかし結局のところ、私の指導力は合理的に疑いようがない。

  • その合間に、Niallは素早く艦隊を近代化し、再軍備を始めていた。彼の努力の大半はヨーロッパでイギリスを助けることに注がれていたが、彼が私に対して備えていることは疑いなかった。私が中国との戦争に明け暮れていた間に、私はゲーム外のスパイ情報を得た(Niallは給湯室で、自分の駆逐艦の群れで私に圧勝すると吹いて回っていた)ことで、私の艦隊に主要な能力が一部欠けていることに気がついた。
  • ゲーム開始時の日本の軽巡洋艦は非常に平凡で、ほとんどが1920年代に建造されたものであり、軽巡洋艦の艦砲モジュールを3つも持つブルックリン級軽巡洋艦などと砲戦をして勝つ力はない。私にあるのは多くの魚雷で、私は魚雷と魚雷発射管の研究を少し進めた。日本の国民精神「ロングランス」で敵の直衛をある程度無効化できるようになり、これはつまり敵の主力艦が100%直衛されていても魚雷が命中することがあり得るということだ。

  • 中国でゆっくりと前進している間に、私は建艦戦略も決めた。
    • 燃料を食うこと、空母の守りは充分であることから、新たな戦艦建造はなし。しかし後になって、Niallが現代型戦艦を開発することに備えて大和型を1隻は建造することにした。
    • 軽空母は4隻。日本は最初に2隻(龍驤と鳳翔)を持っているが、瑞鳳型を2隻建造する。航空機を40機しか搭載できないが、オランダ領東インドでの作戦に投入する。
    • 正規空母も4隻、さらに後になって4隻を加える。赤城・加賀に蒼龍型を2隻加えて中部太平洋の主力攻撃艦隊を編成する。
    • 防空と魚雷を強く重視。両用砲を研究した後、対空火力と魚雷装備を拡充した新たな駆逐艦を設計する。この駆逐艦は日本の国家方針による重雷装巡洋艦4隻に加える。
    • 敵の接近までに損害を与え、また単独行動の艦を撃沈するための大量の海軍爆撃機。ひとたび戦闘が始まると、損傷した艦は修理のために最寄りの海軍基地に戻るが、海軍爆撃機があることでこうした艦船を海軍基地で攻撃し、撃沈する。
    • 艦隊には駆逐艦に対する防御について弱点があるため、最上型重巡洋艦の軽砲特化型を設計し、4隻建造する。
  • しかし艦隊の主目的はオランダ領東インドの資源豊かな地域を占領するための上陸支援だ。この地域とのシーレーン防衛のためにフィリピンを確保する必要があり、これは少しばかりリスクがある。

  • 自軍がスマトラ、ジャワ、ボルネオを占領することはほとんど確実だと思っているが、マラヤは難問だ。また、Niallは既にフィリピンの要塞化を始めていることもわかっている。私は水陸両用戦車を余裕を持って研究しており、中国を平定した今、わが海兵隊にさらなる力を与え、強力な敵からでも足がかりを得られるようにすべく生産を始めた。
  • 先のことを考えて、改良型海軍爆撃機と次世代の艦載爆撃機も研究する。目的を完遂し次第、大量の海軍爆撃機で占領地を守り、艦隊をオーストラリアに差し向ける。
  • 準備期間を確保するため、私はアメリカへの攻撃を42年前半まで遅らせた。これによって2隻の空母を擁する2つ目の機動艦隊を編成できた(翔鶴・瑞鶴はどちらも蒼龍型。改良型空母を設計するのに充分な経験値を確保できなかった)。

  • 最初の戦闘は非常に勇気づけられるものだった。哨戒艦隊が敵の哨戒艦隊を発見するといつも攻撃艦隊が出動して敵を片付けるが、Niallの誇示した駆逐艦の群れは私の改良型巡洋艦・駆逐艦には敵わなかった。私は彼が駆逐艦を置き換えるよりも早く直衛艦をすり減らすことができると自信を持った。これによって最終的に彼の艦隊を港に引きこもらせるか、馬鹿げた数の魚雷を食らわせることができる。
  • 私の攻撃艦隊と哨戒艦隊が多くの兵員輸送艦を発見したことで事態は急速に混迷を深めた。私はまずこれがフィリピンに行く輸送艦だと考えたが、これは中部太平洋の島を占領するためのものだった。彼は自分の戦艦と空母を上陸作戦に向かう輸送艦の護衛ではなく攻撃任務のままにすることにしたため、ことは彼にとってうまく進まなかった。いくつかの師団を海上で事実上失い、残りも橋頭堡を得ることはできなかった。

  • 同時にオランダ領東インドにも進攻。古い戦艦である伊勢・日向に支援された上陸作戦ではボルネオ島に上陸する際に手ごわい敵と遭遇した。膠着状態を破るために私は戦術爆撃機を差し向け、作戦は前進した。橋頭堡を作る際に2ヶ所同時攻撃が成功したが、Niallは遊んでいたのではなく、この重要地域を寸土も渡さないために戦いの準備をしていたということを思い起こさせた。

  • こちらの海兵隊が依然としてフィリピンへの上陸で悪戦苦闘している間、ビスマルク海で大きなドラマが展開していた。Niallはこちらの攻撃艦隊を哨戒艦隊で捕捉すると、主力の攻撃艦隊を出撃させた。
  • ビスマルク海海戦は帝国海軍にとってとりわけひどいものだった。戦艦は補修のために艦隊を離れている中、アメリカ海軍は直衛艦列を破ってどうにか空母に攻撃を仕掛け、主力艦の損害なしに4隻の空母すべてを撃沈したのだ。残存艦はほうほうの体で帰投し、こちらの戦列は強力なアメリカ艦隊に対して直衛を試みたため、このひどい海戦で多くの艦船が重度の損傷を負った。

  • とは言え、Niallの勝利も高くついた。彼の戦闘艦隊はひどく傷つき、彼は戦果を拡大できなかった。それ以上に、私はまだ6隻の空母(正規空母2、軽空母4)とビスマルク海を飛び回る膨大な数の海軍爆撃機を持っていた。つまり、彼は安全な港で修理するために再び戦艦をリスクに晒す必要がある。そのうち何隻かは撤退中にさらなる損害を受け、その多くがほぼ1年間戦線を離脱した。
  • Niallは私の攻撃の手を大きく鈍らせたが、彼は私の主目的であるオランダ領東インドにおける私の作戦を妨害する手段を持っていない。フィリピンを不沈空母として使うのは、フィリピンに燃料を補給するにはあまりにも多くの輸送船が必要で、戦争協力度が大きく下落することになるため、ほとんど不可能となっていた。日本の南方資源地帯征服は史実のような電撃的な進攻とはまったく異なるものとなったが、太陽が昇るのと同様に避けがたいことだったのだ。

  • 後から振り返ると、ここまでの海戦の結果は以下の点に行き着く。
    • レーダーがなかったことで重要な局面でNiallに機先を制された。
    • 燃料の懸念から訓練が不十分だった。
    • 海軍爆撃機で充分に海域をカバーできなかったため、敵の接近を妨害することに失敗した。
    • 彼の戦闘艦隊に対して空母を守るのに充分な直衛艦がいなかった。大和が何隻も敵艦を撃沈して翌日も生き残って戦ったが、同じく重巡洋艦3隻を使っていればよりよい結果となった可能性が高い。
    • 同じ条件で交戦したときは私の軽量級の部隊はよい戦果をもたらした。

質疑応答

Q1:それで発売日は?

A1:現在は発売日を決める最終段階にある。開発チームの問題ではなくなった。

Q2:画像だと太平洋の島で修理してるみたいだけど、港湾攻撃されて危なくないの? 修理が始まった後で損傷した艦を他のドックに移動させることはできるよね?

A2:私(注:Archangel85氏と対戦していたNiall(Ceebee)氏)はグアムとフィリピンの大量の対空砲と航空機で守られた大規模な造船所(注:海軍基地?)に戻していた。これによって作戦海域に近い非常に安全な策源地を確保できた。太平洋を行ったり来たりするのは危険が大きく時間もかかる。この基地にはリスクもあるが、私はとってもいいと思った。

Q3:マルチプレイでなんでカミカゼ攻撃を使わないの? なにかサプライズがあるの?

A3:帝国がそのような決死の作戦に頼らなければならないと提案するのは、われわれの絶対確実な勝利に対する努力と信念への献身が足りない証拠である。恥ずべきことだ。

Q4:研究を加速するのに経験値100って高すぎじゃない?

A4:ドクトリンなら180日早くなるし、状況によるけど役に立つと思うよ。

Q5:「Kitakami Class Torpedo Cruiser」ってスクリーンショットに出てるけど、重雷装巡洋艦は研究で出るの? それとも自分でつけたの?

A5:「重雷装巡洋艦」の国家方針をとるとより多くの魚雷を搭載できる特別な船体を利用できるようになる。

Q6:対空砲は港湾攻撃のときの艦船へのダメージを減らしてくれる?

A6:そのとおり。対空砲も混乱などの対象となった。(?ちょっと意味が取れず)また、港湾攻撃は海軍がより長く基地にいるようになったことで全般的により強力になったため、クールダウンや「戦闘正面幅」でバランス取りをした。


去年のWaking the Tigerのときは1月30日に発売日が公表されましたが、今年のMan the Gunsはこれよりも遅れています。発売日発表が遅くなっても発売日は早くなってくれればうれしいのですが……。

次回:開発日記2019年2月6日――実績

コメント

  1. 質疑応答の問3の返答いいなぁ(史実でもこんなことがあれば)

  2. 37年まで準備して終戦が1941?相当海軍力重視でしたのか燃料システムで上手く陸軍が機能しなかったのかどっちなんだろう

  3. 一・二航戦は全滅させなきゃいけない縛りでもあるのか

  4. 訓練も碌にできないほど燃料足らんのか…
    こりゃあ日本プレイは難しそうだなぁ…

  5. これはゲーム開始直後枢軸入りからの初手オランダ攻め圧倒的有利なのでは

  6. ゲーム外のスパイとか楽しそうなことやってんな

  7. >しかし結局のところ、私の指導力は合理的に疑いようがない。
    これ一回言ってみたいな

  8. やっぱスパイって大事なんだ

  9. これ、DLC入れてるから有利な設計とか出来るけどDLC無しは燃料と訓練しか追加されなくて従来の派生システムだよな?
    アメリカは豊富な石油で訓練して練度上げつつ溜まった経験値で派生型作ったりドクトリン開発⇔日本は燃料不足で訓練できず練度低め、経験値が溜まらないからドクトリンも派生も出来ず…とかになりそうなんだけど大丈夫かね

  10. 概ね史実通りなのでセーフ

  11. 対人戦じゃなくてさあ・・結局AIが新しいシステム使えるのかどうかを
    知りたいのよ。

  12. どっちにしろ初手アメリカは出来そうかな?例え民需10で石油輸入してもアメリカ奪えば余裕でペイ出来るし

  13. やはり今環境下でも軍備の整わない+油が尽きる前30年代アメリカ攻略が使えるということ

  14. 想像以上に石油の必要性高いのか……これ枢軸干上がるな
    逆に速攻で油田取りに行くと枢軸の方が圧倒的に強いな
    なおフランス更に弱体化の模様
    陸軍経験値に差が空いて、空軍の燃料足りないとかどうしろと

  15. ステラリスを見るに当分AIは新システムに対応できなさそう

  16. 陸上機械化部隊や航空機が稼動にどれだけ燃料食うか知りたいな。
    だんだんHoi3より「持たざる国」にとって、きついゲームバランスになるのは間違いないところだろうけど。

    しかし、改造次第で補助艦艇がジャイアントキリングかましていくのは楽しいな。

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