「Hearts of Iron IV」開発日記2019年1月16日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は海軍技術について。
前回:開発日記2019年1月9日――燃料の見直しと自動車化砲兵
概要
開発日記2019年1月16日は、海軍技術について。
- Man the Gunsでの最大の変更が新たな海軍技術ツリーだ。(注:新たな海軍技術ツリーがMan the Gunsの内容なのか同時リリースの無料アップデートの内容なのかは不明)これは大きく拡張され、50以上の新たな技術が追加された。また、機甲・歩兵技術には水陸両用戦車が、電気機械技術には火器管制装置がそれぞれ追加されるなどといった小さな変更もある。
- こうした技術の多くはモジュールをアンロックするものだが、弾薬技術、射撃管制理論、ダメージコントロール訓練など、モジュールをアンロックするものではないがパッシブボーナスをもたらすものもある。これには艦船の建造や改修が不要なため、非常に有用なものとなっている。
- 工業ツリーも燃料の生産や備蓄に合わせて拡張された。新たな技術により石油から燃料の変換比率が改善し、同じ量の石油からより多くの燃料を得られるようになる。合成精製所の石油ルートは合成精製所の石油生産量を増加させるのではなく、燃料の生産量を増加させるようになった(天然石油を産出している場合でも、合成精製所は燃料生産に石油を使用しない)。
- これによって既にいっぱいの研究ツリーに多くの研究が追加されるため、技術研究の増加を相殺することで対策することにした。
- 第一に、全体的に研究速度を15%速くした。
- 第二に、新たな海軍技術ツリーの研究の多くで(ドクトリン研究と同じく)、充分な経験値があれば経験値を消費して研究を大きく加速できるようにした。射撃管制理論やダメージコントロール訓練のように、経験値を使わないで研究すると非常に長い期間かかるものもある。これは経験から学ぶというよりも平時にあまり努力が払われないことを表現している。
- 最後に、どのように研究ボーナスがもたらされるか、どのように先行研究ボーナスが取り扱われるかについても変更した。通常の研究ボーナスは研究コストを低減するのではなく研究速度を加速するようにした。これまでの研究コスト50%減は、研究速度100%増となる。先行研究ボーナスはペナルティを軽減するのではなく、研究年を一律に前倒しする。したがって1944年の技術が2年前倒しされると、研究期間の計算上は1942年の技術として扱われる。
質疑応答
Q1:1936年大型艦船体(heavy ship hull)の隅っこにあるのはなに?
A1:超大型戦艦。
Q2:艦船のレンドリースはなんで追加しないの? 史実でもあったのに。
A2:艦船は他の装備とは根本的に異なる動作をしている。他の装備のレンドリースはある国の備蓄から別の国の備蓄に移せばいいが、艦船(輸送船は備蓄なので除く)はマップ上に配置されたものを移転する必要があり、より複雑なものとなる(プレイヤーは特定の艦船を選択する必要があるし、受け取った艦船を動かすのに人的資源も必要だし、受け取る国には海軍基地が必要となるなど)。実行可能ではあるが、少しだけの作業でというわけにはいかない。
Q3:航空機技術にはなにか変化はないの?
A3:今のところはないが、今後のDLCではたぶんあると思う。
Q4:エンジン技術がないけどエンジンは船体技術でアンロックなの?
A4:そのとおり。エンジン技術を別にして面白くなるとは思えなかった。
来週はアートと音楽について。
コメント
hoi2みたいな感じで研究枠じゃなくて研究機関に割り当てる感じにしてほしい、今更だけども
うーん
これだとますます海軍技術は後回しにして陸空に研究枠を割く方が効率的になるんじゃないのかな?
工場はわざわざ民需、軍需、海軍と分けたのに、研究リソースは研究機関も廃止して全部門統一の研究枠で管理って方向性のまま海軍技術を複雑化ってのは、上手く成り立たせるのは難しいと思いますね
複雑すぎ
それと飛行場に置ける数減らさない限り陸上機から魚雷ドーンで終わりだぞ
んー対空マシマシにすれば陸上機から艦隊守れるくらい強ければ意味あるけどそうじゃないならひたすら空軍生産するのは変わらなそうだなぁ。結局のところ陸軍工場で対艦攻撃機作れるのが問題なんじゃないの。海軍は陸軍殴れないのに逆は出来るという
バランス調整で陸上航空基地も建造スロットみたいにステートごとに制限掛けるべき
今のバランスだと最悪数千機の対艦攻撃機に襲われて一瞬で壊滅する
陸軍は装備が揃っても配備には一定の訓練時間が必要で、海軍は軍艦の建造に大きな時間がかかる
なのに航空機は生産したらペナルティ無しで即配備可能ですからね
特殊部隊数の制限や陸海軍の練度、エースパイロット等を導入するなら、航空機パイロットの育成コストや練度にも制限あっていいと思うんですよね
何も訓練していない新米パイロットが弾幕掻い潜って戦艦に急降下爆撃敢行して沈められるのなら、ロールプレイでも無ければ海軍なんか誰も真面目に作らないでしょ
Man the Gunsの次は飛行機にフォーカスしたDLCになるかもしれないね
リリースは今年暮れか下手したら2020年だろうけど(笑)
流石にUI変えて欲しい
NFもだけどこんな横にも縦にも長すぎるのは酷いわ
それに他を変えずに船だけ複雑にしたって実際誰も研究しないでしょこれ
UI周りはHoI4は全体的に酷いよな
せっかくドラッグ&ドロップ等、直感的な操作方法が導入されてもUI周りの出来の悪さで全部帳消しになるくらい酷い
とっつきやすさや操作性を高めるために刷新したんだろうけど、パラドみたいに質実剛健なデザインが得意なメーカーには不向きというかやっちゃいけなかったというか・・・
3までのUIで軍団管理だけ追加してくれりゃよかったんだが
ここまで行くと海軍研究するよりも空軍研究に枠割くよね結局のところ。一時的に制海権取ればいいんだから空軍で強引に取った方が早い。
その為には空軍研究を進めて、優先的に工場建てるだろうし、それらは陸軍の支援にも繋がる。
一方で海軍は研究してもそこまで恩恵がない。
むしろ今回の燃料の制限や技術増加でとりあえず作って投入すらできなくなったな
投入出来ないと経験値が貯まらないから悪循環が生じるだろうし、航空機に制限掛けないと厳しいなとは思う。
パラドはどうもプレイヤーが海軍にかける熱意を過大評価してる気がするなぁ。
そもそもゲーム内で増加する絶対数が陸空に比べて圧倒的に少ない海軍に対して、開発リソースを割いて複雑な建造プロセスを用意したところでゲーム内世界の進行に影響を与えるようには思われないし、むしろプレイヤーは複雑さから敬遠するかテンプレだけ生産するようになりそう。
この手のゲームは大抵そうだけど、より現実や歴史に近づけることで面白くなるとは限らないよね。
大きくなったツリーって見てるだけでワクワクしない?俺はテンション上がった。
あと飛行機も油ないと飛べないだろうし、船より油対効果悪くすれば効率よく海抑えるには海軍ってなるんじゃないの。
島国が死ぬほどきつそうだが、そういうとこは元から海軍あるわけだし(アメリカは油田も持ってていいなあ)。
うーんワクワクはするんだけど、それだけだと何度か建造楽しんだ後は目に見える最適解に行っちゃうからなあ。
アプデ来るまでどうなるかわからんけど、船は作れど海ドクは完全放置みたいな現状が多少は変わるといいな。
陸海空の研究の割り振り、そう考えると研究機関とかはなかなかいい感じにそこらへんを誘導してくれてたんだな。
どういうバランスになるかは蓋を開けてみないとわかりませんが、1943年5月くらいまでは連合国の護衛船団側が不利になるようになってくれていたらいいです。
軽戦車による電撃戦、潜水艦による通商破壊、スツーカによる急降下爆撃がそれぞれ連合国の技術的進歩によって通用しなくなる様になったらいいですね。
そして45年にはレーダー、ロケット戦闘機、核戦力に軍事技術の焦点が移っていき、場合によってはドイツが技術で再び優位にたつようなストーリーがあったら燃えますね。
なんでもいいからリリースはよセイー
ここまで海軍に熱量掛けれるって提督の決断やってるみたいだわ。
てか攻撃機強すぎ、はよ調整して♡
やってみないと分からないけど、燃料制度+先行研究制限で航空機スパムは緩和されてると思うぞ。
ドイツでプレイしてる人が3~4割で大西洋の戦いがお粗末すぎたから、遠からずどっかで海軍にテコ入れが入ったよ。
hoiなんて半端なミリタリーシムじゃ満足出来ない層が仕方なく行き着いて、Modで史実度マシマシプレイして我慢みたいな奴が多いんだから、DLCは史実路線で正解の正解よ。
パラド、海戦への注力を掲げたDLCで海兵器を複雑にして海軍を更にいらない子にしたい模様
次のDLCは情報戦の模様