「Stellaris」プレイ日記:人類興亡史は第10回は宇宙暦247年から。いよいよ最終回です。
前回:人類興亡史 第9回
24回目の選挙
宇宙暦249年、事務総長選挙が行われますが、今回も「軍の先駆者」持ちのシャナヤ・パティルを支援して当選させます。今後の選挙は戦争終了まで彼女を当選させることにします。
最終決戦へ
宇宙暦255年、旧ゴロス帝国首星のゴロスを占領し、ラルテス協定軍は銀河北側の平定を完了。同時に覚醒帝国の傘下に入っていた通常帝国をすべて駆逐し、天上戦争はラルテス協定vs.ヌウリアンvs.クウェ・プルシという3勢力の戦いとなりました。
クウェ・プルシが最初にどうしてゴロス帝国を攻撃したのか謎でしたが、どうやら旧ゴロス帝国領内にはクウェ・プルシ領と直通のワームホールがあったからということだったようです。
ちょうどいいのでまずはクウェ・プルシを叩くことにして、このままクウェ・プルシ領内に進攻します。
そんなことをやっていると、一体どこにいたのか、クウェ・プルシの艦隊(戦力値25K程度)が地球連邦本国に襲来。しかし「こんなこともあろうかと」というわけではありませんが、決定力不足を補うために駆逐艦のみで編成していた第2艦隊(32K)が太陽系に駐屯していたので、これを迎撃に向かわせます。
……が、すぐそばの未探索のワームホールから逃げられるという失態。調査船できちんと調査しておかなかったのがこんなところで響くとは……。
5年経過した宇宙暦260年にはここまで押し込むことに成功。しかし第1艦隊や上陸軍もかなり疲弊し、息切れの状態。補充が全然来ないのでいったいどうしたかと思ったら、敵のど真ん中を通るルートで補充しに来るというマヌケなルート選択が原因でした……。
さらに5年経過後の265年、宇宙艦隊はクウェ・プルシ首星系ガアリアの宇宙基地を攻略したところですが、上陸軍はその手前のグフル星系の惑星に降下し、これを占領。
さあ次はいよいよ首星系……と思ったところで、なんと連邦勝利の条件を満たしてしまったようです。このプレイ日記の目標は達成しましたが、せめてクウェ・プルシを滅ぼすところまでは見届けましょう。
クウェ・プルシの滅亡
宇宙暦268年、ようやくクウェ・プルシ首星のセレスティアル・スローンを攻略する目処が立ち、上陸作戦を開始。1500vs.2700という空前の規模の上陸作戦となりました。
1年にわたる作戦の末、セレスティアル・スローンは無事陥落。狂信者クウェ・プルシはその銀河からその姿を消しました。
ヌウリアンとの死闘
さて、続いては指導者ヌウリアン。
宇宙暦270年、ヌウリアン最大の艦隊と会敵。敵79Kに対してこちらは58Kと48Kの2個艦隊で、戦力値上は有利ですが、勝てるかは未知数。
なんとか勝利を収めることはできましたが、損害比では敵がおよそ20%に対してこちらは駆逐艦では半数以上を撃破されているという状況。やはり駆逐艦よりもコルベットのほうが有利なのでしょうか……。
そんな中、宇宙暦270年の選挙ではシャナヤ・パティルが敗北し、「投資家」と「探検家」という戦争にまったく寄与しない特性のホセ・アントニオ・ソラノが当選。地球連邦市民はこれ以上の戦争を望んでいないということなのか……。
事務総長選挙の直後には前回と同じマウスラにて再び大会戦。前回よりはマシな戦果ですが、こちらの損害も小さくありません。
さらに翌271年にもヌウリアン艦隊との熾烈な消耗戦は続きます。
その後も7年にわたって激しい消耗戦を戦い、宇宙暦278年にはようやく艦隊戦力を「同等」に。和平交渉では相対的な艦隊力で優位に立っていることもわかりました。ようやく戦局が好転してきたか……。
しかし宇宙暦281年、かなり優勢な戦力で当たったはずの会戦でまさかの敗北。艦隊の実に2/3を失うという大敗に終わりました。
宇宙暦283年、今度は敵がジャンプドライブを使った後のクールダウン期間(武器ダメージ半減)という絶好のタイミングであったにもかかわらず、またも艦隊の2/3程度を失う大敗。なんだか急に負けが込むようになってきています。
前回の敵のダメージソースを見ると中性子投射機が最大ダメージソースとなっていたので、ダメージにペナルティが付くシールドを多めに搭載してのこれ。対策がうまく機能していないようです。
傾向と対策
敵の艦船はこのセージ級護衛艦のみ。シールドと装甲を3つずつ装備し、兵装は中性子投射機と小型位相ディスラプター4、ガーディアン対空砲4。
対するこちらもこのシーホース級コルベットのみの編成。シールド2、装甲1、兵装はガウス砲2。補助スロットのアフターバーナーは移動速度を引き上げて優位を取りに行くことを狙っています。防備はこれ以上いじりようがないように思われるので兵装を変えるくらいですが、どうしたものか……。
ミサイルボート
と頭を捻ってみた結果がこちら。コンポーネントをミサイルボートに変更し、敵が対空砲を大量に搭載しているためワールウィンドミサイルを装備。また合わせて位相ディスラプターを使うことで敵のシールドを無効化するという作戦です……が、素直に破壊魚雷やマローダーミサイルを積んだほうがいいような気も……。しかしとりあえずこれで戦ってみましょう。
宇宙暦285年、上記のミサイルコルベットでのリベンジマッチ。艦隊戦力では1.5倍以上の圧倒的優勢ですが……。
勝つには勝ったものの、1/4を失う損害に比べてちょっと敵の被害が少なすぎる気がします。やはりミサイルは対空砲で撃墜されてしまうようで、さらに命中してもダメージが少ないので撤退されて終わりということが多い印象。ミサイルボートはあまりうまくなさそうです。位相ディスラプターはそもそものダメージ量が小さいので頼りにならない感じ。
各ダメージ特化型
今度は最初と似ていますが、兵器をよりそれぞれの得意分野に特化させたものを採用。敵はシールド増幅器を装備しているので、対シールド兵器であるストームファイアオートキャノンを2つ、もうひとつは対装甲用の小型プラズマ砲。
宇宙暦287年、新編艦隊で接敵しますが、これはまずいやつ……。
しかしそれ以前に、敵が合流する前に既に負け戦というダメっぷり……。これならさっきの装備のほうがいくらかマシです。
なんだか結局一番最初の装備が一番効果的であるような気がしてきましたが……。
魚雷艇
今度は破壊魚雷を装備した魚雷艇を試してみることに。
敵の倍程度の戦力値で当たってこの結果。破壊魚雷が撃墜されてほとんどダメージになっていません。ミサイルでは難しいようです。ということはやっぱり最初の装備が一番マシだった気がしますね……。
次なる危機の兆候
そんなことをやっていると、なんだか嫌なイベントが……。
本プレイ日記では天上戦争終結をもって終了のつもりなので、次の危機がやってきても続けません。
ふりだしに戻る
結局最初にガウス砲2、ガンマ線レーザー1に戻して戦ったのがこちら。損害も大きいですが、敵にもダメージを与えられています。結局これが一番マシなようです……。
次なる危機の到来……
宇宙暦299年、ついに銀河外の存在から通信が入ります。
その後すぐに第一波がアラマシー同盟領に到着。銀河の新たな戦いが始まりました……。
というところで、本プレイ日記は終わりにしたいと思います。
プレイを終えて
まず最大の誤算はプレイ日記を始めた翌週に「Distant Stars」と2.1がリリースされたことでして、いきなりプレイ日記のバージョンが古いものになるというのは想定外でした……。
それはともかくとして、プレイ全体を通しては、やはりもう少し拡張に力を入れたほうがよさそうな気がしました。いくら技術で先行していても結局のところ艦隊の大きさと経済力がものを言うので、それを考えると小さく強力な国というのはちょっと難しいかなという印象。ゲーム中ではほぼ常に通常帝国の中で国力トップではありましたが、これは難易度によるところが大きいでしょう。
実を言うと私は終盤までStellarisをやり通したことがほぼなく、いつも中盤くらいでめんどくさくなってやめてしまっていたのですが、今回ゲーム終盤の危機まで完走してみてとても楽しめました。プレイ日記にもその感じが上手く出ていればいいのですが、いかがだったでしょうか。
というわけで、本プレイ日記はこれでおしまいです。尻切れトンボではありますが、当初の目標を無事に達成できてホッとしています。本プレイ日記を楽しんでいただけたなら、とてもうれしく思います。ここまでお読みいただき、まことにありがとうございました。
コメント
stellarisはプレイ時間が長くなるのが悩みの種よね
StellarisのAARは完結させる事自体難しいもののようですが、お疲れ様でございました。
武装については実弾+プラズマx2あたりがよさげだったかも知れませんね。
お疲れ様でした。楽しく拝読致しました。
私は一番に領土拡張から入るので、小さな強国でのプレイは大変参考になります。
最近はStellarisやってないのですが、久々に遊びたくなりましたね。
やっぱり武装については、大型艦とのバランスなのかもしれません。私も色々と試してみたくなりました。
また、AARではなくとも、攻略とかを記事にしていただけると嬉しいです。
お読みいただきありがとうございます。
> 武装については実弾+プラズマx2あたりがよさげだったかも
もうちょっと網羅的に試す余裕があればよかったんですが、2回目のミサイルボートを試したあたりで国力的にけっこうしんどくなっていまして、結局元に戻すということに……。
武装の組み合わせでなにか考察してみたいところですね。
> やっぱり武装については、大型艦とのバランスなのかも
やはり一会戦で最大限強力な編成となるとコルベットからタイタンまでそれぞれ組み合わせてあるのがよさそうですよね。
今回は機動力を重視してほぼコルベットオンリーでやってみましたが、敵艦を撃破しきれずに取り逃がすことが非常に多くてほぞを噛み通しだったので、そのへんを一度考えてみたいところです。
なんですか、この海外ドラマのような最終回はw
最後になってコルベットの武装検証が興味深かったです。コルベットはいくらやられても、即座に生産して再配備できるというコストパフォーマンスが魅力。敵が沈められるかどうかではなく、群れで圧倒するのが基本ですかねえ。
お読みいただきありがとうございます。
コルベット艦隊の立ち直りの早さと足の速さは重宝しましたが、艦隊の編成も含めてもうちょっといろいろと試してみればよかったですね。
終盤に近づくに連れてどんどん余裕がなくなっていったので、もう少し早く試行錯誤を始めてればよかったのですが、途中までは勝てていたので慢心しました……。
難易度が低いと、一旦優位になるとだいたいそのまま押しきれちゃうので中だるみしがちですね。(信長の野望シンドロームですねw)
ミドルとエンドゲームでハンデが大きくなるような設定にしたのは賢明だと思います。
クライシス強くするとあまりにも強くなりすぎて逆につまらなかったりもするので。。
お読みいただきありがとうございます。中盤・終盤の危機、よくできていますよね。