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「Hearts of Iron IV」開発日記2018年7月11日――ポストコロニアルの世界:マップの変更と新たな国家

「Hearts of Iron IV」開発日記2018年7月11日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はマップと国家について。

前回:開発日記2018年7月4日――神よ国王を守り給え:イギリス方針ツリーの見直し


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概要

開発日記2018年7月11日は、マップと国家について。今回も前回に引き続きコンテンツデザイナーのBratyn氏によるものです。

旧植民地国家の実装とマップ見直しの経緯は省略します。イギリスの方針ツリー見直しによって旧植民地国家の実装が必要となり、さらにBratyn氏が個人の開発時間を使って全世界のぶんをこなした(まだ完全ではない)とのこと。

アジア(中央アジア・インド・パプアニューギニア)

中央アジア(旧)

中央アジア(新)。独立させた国家の国境をより見やすくしてある。

  • お気づきの人もいたように、カザフスタンの国旗とタグファイルは既にゲームフォルダ内に入っている。このタグが実装されなかったのは国境の変更が必要だったからだが、今までその時間を取れなかった。タジキスタン・ウズベキスタン・キルギスタンの国境や、ウズベキスタン・キルギスタンがカザフスタンと接する北の国境のような込み入った問題について手が入れられた。またカザフスタン北東のオレンブルク―マグニトゴルスク間の国境もわずかに変更されている。

ベンガル東部(旧)

ベンガル東部(新)

  • 次はパキスタンに手を付けたが、これ以上インド亜大陸を分割できる可能性はなかった。「東ベンガル」ステートを調整した後、これをバングラデシュとして独立できるようにした。
  • 新たな国家タグは以下。
    •  カザフスタン
    • ウズベキスタン
    • タジキスタン
    • キルギスタン
    • トルクメニスタン
    • バングラデシュ
    • スリランカ
    • ビルマ
    • パプアニューギニア

中東

新旧すべての中東の国家タグが独立したマップ。

  • 以前からこの地域には注意が払われてきた(シリア・レバノン・イスラエル/パレスチナ・ヨルダンは独立させることができた)が、やり残していることがあった。マップの変更は「カタール」ステートを追加することで「アブダビ」ステートが分離しただけに留まる。
  • 新たな国家タグは以下。
    • クウェート
    • カタール
    • アラブ首長国連邦
    • キプロス

アメリカ(カリブ諸国)

  • この地域にマップの変更はないが、9つの新たなタグが追加された。
    • ベリーズ
    • ジャマイカ
    • バハマ
    • プエルトリコ
    • グアドループ
    • トリニダード・トバゴ(便宜上イギリス領ウィンドワード諸島・リーワード諸島含む)
    • ガイアナ
    • スリナム
    • キュラソー

アフリカ

南東アフリカ(旧)

南東アフリカ(新)

  • まず、スーダンとエジプトの国境では「西方砂漠」ステートを2つに分け、スーダン側を「北ダルフール」とした。
  • 次に、「ローデシア」ステートは大きすぎるので3つに分け、それぞれマラウイ、ザンビア、ジンバブエとした。さらにケニアがウガンダとタンガニーカ(この2か国は自身のタグを持つようになった)を支配できないようにするため、コアを再配分した。
  • さらに、ベルギー領コンゴも修正され、「スタンリーヴィル」ステートは「ルワンダ」「ブルンディ」に分割された。

中央アフリカ(旧)

中央アフリカ(新)

  • 「ローデシア」はまずかったが、フランス領アフリカも頭が痛い。最大のマップ変更は「ガボン」と「赤道アフリカ」の国境で、通行不可能な「南サハラ」ステートも大きく変更されている。その結果、新たに4つのステート、すなわち「中央コンゴ」「カメルーン」「チャド」「B.E.T(ボルク・エネディ・ティベスティ)」が追加された。また「カメルーン」ステートの国境は「ナイジェリア」に食い込む形でよりよく調整された。

西アフリカ(旧)

西アフリカ(新)

  • 次にまったく力を入れられていなかった「フランス領西アフリカ」ステートは、「ギニア」「コートジボワール」「オートヴォルタ」「ニジェール」「トーゴ」「ダホメ」の6つの新ステートを追加した。「フランス領西アフリカ」ステート自体は「マリ」と改称され、さらに通行不能な「モーリタニア」ステートにプロヴィンスがいくらか移った。「モーリタニア」ステートとの境界はまっすぐになり、マリとの正しい国境を引くために「トンブクトゥ」ステートが「モーリタニア」ステートから分離した。
  • 最後に、「ガンビア」ステートを1プロヴィンスから2プロヴィンスとしたり、シディ・イフニ―が「リオ・デ・オロ」から分離して自身のステートに入ったりといった小さな変更もある。
  • 加えて、独立可能なすべてのアフリカ国家が少なくとも1ポイントのVPを持つようにした(これは他のすべての地域の独立可能な国家にも当てはまる)。
  • モーリタニアはゲーム中では完全に進入不可能なステートとなっており、自身のタグを持たない。
  • 新たな国家タグは以下。
    • モロッコ
    • アルジェリア
    • チュニジア
    • スーダン
    • エリトリア
    • ジブチ
    • ソマリア
    • ウガンダ
    • ルワンダ
    • ブルンディ
    • タンザニア
    • マラウイ
    • ザンビア
    • コンゴ共和国
    • ガボン
    • 赤道ギニア
    • カメルーン
    • 中央アフリカ共和国
    • チャド
    • ナイジェリア
    • ニジェール
    • ダホメ
    • トーゴ
    • オートヴォルタ
    • ガーナ
    • コートジボワール
    • マリ
    • シエラレオネ
    • ギニア
    • ギニアビサウ
    • セネガル
    • ガンビア

ヨーロッパ

ベッサラビア(旧)

ベッサラビア(新)

  • 「ベッサラビア」は現代の国境を再現するために2つに分けられ、新たに「ベッサラビア南部」ステートが追加された。ここにはウクライナとモルドバがコアを持つ。

ポーランド(旧)

ポーランド(新)

  • ポーランドは以前オーデル・ナイセ線を引けるようにしたが、ポーランド北部・西部でも同じようにしようと、北西国境に合わせて「東プロイセン」から「ケーニヒスベルク」ステートを分離した。ポーランド東部のステートは全面的に見直され、全方位で現代のポーランド国境を再現できる。
  • さらに「ヴィルノ」ステートを「東ヴィルノ」とし、新たに「西ヴィルノ」を追加し、現代のリトアニア国境をフォローした。

ヴォイヴォディナ(旧)

ヴォイヴォディナ(新)

  • 最後に、コミュニティからリクエストのあった「ヴォイヴォディナ」ステートの境界も調整した。「ヴォイヴォディナ」から分離させたステートを「西バナト」とし、以前はセルビアの一部だったところを指すようにした。またプロヴィンス11580を「クロアチア」ステートに移した。
  • 新たな国家タグは以下。
    • マルタ
    • モルドバ
    • スコットランド
    • ウェールズ

まとめ

  • マップの変更の全容は以下のとおり。
    • 8つの新たなプロヴィンス
    • 22の新たなステート
    • 59の新たな独立可能国家
    • 多くのプロヴィンスやステートの境界変更
  • こうした変更はすべて1.6「アイアンクラッド」アップデートに含まれる。

7月中の開発日記は今回が最後で、次回は8月1日とのこと。

次回:開発日記2018年8月1日

コメント

  1. 小国世界征服プレイが捗るな

  2. クルディスタンはないんですね……。

  3. ナミビアさん・・・

  4. アフリカ国家群が再現されている!
    世界征服後にアフリカ大陸だけ独立させられず直接統治せざるをえない領域が多くて困っていたからほんとうれしい。

  5. 現代戦modみたいだぁ(恍惚)

  6. スロベニア・ボスニア・マケドニアはまだか…