「Hearts of Iron IV」開発日記2018年1月10日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は細かな変更点について。
概要
開発日記2018年1月10日は、細かな変更点について。
駐在武官
- Waking the Tigerでの新たな外交行動として、駐在武官の派遣(Sending a military Attaché)がある。これは自国が戦争しておらず、相手国が戦争状態にあるときにのみ可能な行動だ。また、これには相手国との良好な関係と多くの指揮力(command power)を必要とするが、引き換えに陸軍経験値と情報を得ることができ、相手国の戦争を見ることができるようになる。これは、例えば自国が義勇軍を派遣できない場合は経験値を得る非常によい手段となる。
- 受入国も駐在武官によって利益を得ることができる(上の画像参照)。
- 駐在武官を派遣することで、受入国と戦争状態にあるすべての国は派遣国を嫌うようになり、受入国と戦争状態にある国は派遣国との関係を大きく悪化させる外交的抗議を行ったり、関連するイデオロギーによって安定度を失わせよう(したがって、共産主義国の要求を拒否した場合、自国内の共産主義支持率によって安定度を失う可能性がある)とすることがある。
追加の地上勤務員
- 陸軍が必要としないときの指揮力の別の消費先として、追加の地上勤務員(extra ground crews)を派遣する戦略空域の優先付けがある。優先されたエリアはそこでの航空機オペレーティング効率が+10%され、特定のエリアで自軍の航空機がより効果的に活動できるようになる。
- 優先付けには1エリアあたり指揮力20を必要とする。これは1.5コーンフレークの内容の一部で、全員が使えるようになる。
史実の軍記章
- ゲームにより没入感を感じられるようにし、またプレイヤーが軍をよりよく識別できるようにするため、私たちはドイツ・フランス・イギリス・アメリカ(ソ連と日本は軍記章を用いなかった)の史実の軍記章を追加した。これは他の軍のアイコンと同様にあらゆる軍に割り当てることができるが、色を変更することはできない。ドイツは18種類、イギリスは11種類、アメリカは8種類、フランスは3種類あり、これに加えて誰でも使えるアイコンが10種類ある(中には特定のイデオロギーでロックされるのもある)。
- これが人気になれば、将来のDLCでは史実の師団記章を追加することも含めて、さらなる追加を考えようと思っている。
義勇航空隊
- Waking the Tigerでは、義勇空軍を派遣することができるようになる。以前はレンドリースで航空機を送れるだけで、AIがそれをうまく使ってくれることを祈るのみだったが、自分で派遣した航空隊を操作できるようになる(もちろんレンドリースも依然として可能だ)。これによってコンドル軍団やフライングタイガースを作ることができ、義勇陸軍を援護することが可能となる。
- これは義勇陸軍のように他の戦域に送られるのではなく、単に一定数の航空機を受入国の基地に駐留させ、受入国で作戦が行えるようになるだけで、航空隊の移動は普段と同じだ。派遣できる航空機の数は自国の空軍の規模と受入国の航空基地の規模によって決まる。
- フライングタイガースについて述べておくと、彼らは特別なディシジョンがある。中国はフライングタイガースを招致することができ、これによってアメリカでどう返答するかのディシジョンがアンロックされる。これは中国に戦闘機を供与すると同時に、より多くの航空機を送って支援できるようにアメリカの義勇軍キャップを引き上げる。
来週はWaking the Tigerで興隆する希望に満ちた小さな帝国(a hopeful little empire。満州国のことか?)について。
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