長らく止まっていた「Stellaris」でもMOD制作ですが、今回心機一転して(これまでの6回の記事内容とは無関係ですが)小さなMODを作りましたのでご紹介します。
前回:「Stellaris」編 第6回――惑星の改造その2とテラフォーミング
Earth Confederation and Tweaks[JP]
- 新帝国「Earth Confederation」を追加
- 開始年を2200年から1年に修正
- 銀河生成時にAlpha CentauriのほうがBarnerd’s StarよりもSolに近くなりやすいように変更
の3点の追加・変更を行うMODです。Steamワークショップからサブスクライブすることで導入できます。
2018/02/06追記:MODの公開は終了しました。
個人的によくやる設定を、利便性とMOD開発研究のためにまとめて公開するものです。
新帝国「Earth Confederation」
バニラで実装されているUnited Nations of Earthとほぼ同じですが、以下の点を変更しています。
- 志向を受容主義→物質主義に変更
- 種族特性を「倹約家」「社会的」「逸脱者」に変更
- 初期兵器をミサイル→レーザーに変更
このほか、フレーバーですが、種族説明やゲームスタート時の説明も変更しています。
開始年の修正
これは2017年5月の『「Stellaris」で2200年以外の年数から始める方法』という記事で書いたやり方で開始年を1年に変更しています。
Alpha CentauriのほうがBarnard’s StarよりもSolに近くなりやすいように変更
バニラでは、銀河生成時にAlpha CentauriよりもBarnard’s StarのほうがSolに近い確率がかなり高く(というかAlpha CentauriのほうがSolに近いことがほぼなく、だいたい等距離になるくらいがせいぜい)、人類でゲームを始める際に私が非常に気になっていたため、これを修正したものです。
実を言うと、このMODでもっとも重要な変更点がこれだと私は思っていまして、それくらいこの現象は気になっていました。
修正方法は非常に簡単で、common/solar_system_initializers/prescripted_species_systems.txt内の上の画像の部分を赤下線部のように変更するだけです(変更前は赤下線部が上下逆になっているので、それを入れ替えただけ)。
「sol_neighbor_t1_first_colony」というのがAlpha Centauri、「sol_neighbor_t1」がBarnard’s Starを指しています。おそらく記述の順番に星系を生成しているために、バニラではBarnard’s StarのほうがAlpha Centauriよりも近くなってしまっていると思われます。
大した機能ではありませんが、開始年と太陽系近隣の2星系の位置は人類で始めるときにいつも気になるので、MODにして管理しやすくしてみました。このMODは基本的には個人用と思っていますが、よろしければぜひ。
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