CK2開発日記#55が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は子供の教育について。
概要
開発日記#55は、子供の教育について。
- CK2での子供の教育は、将来のプレイヤーキャラや脇役を育成する強力なツールだが、少なくともConclaveを持っている場合は、少し面倒になることもある。この問題は3つの方面から迂回して攻めることにした。
- 第一に、子供に後見人(Guardian)や教育方針を決める必要がないという場合のために、教育関係のアラートについて、すべての子供、近しい親族、自身と後継者のみから選ぶゲームルールを追加した。
- 第二に、6歳以下の子供に対して後見人を設定できないいかなる理由も存在しなくなった。これで一定の誕生日に煩わされることはない。
- 最後に、これがもっとも重要だが、宮廷にいるすべての子供のデフォルトの「教育者(Educator)」であることで、どうでもいい子供についての多くの成長イベントが発生してしまっていた。そこで、教師(Teacher)という名誉称号を新たに追加した。宮廷の教師は宮廷内の特定の後見人がいないすべての子供のデフォルトの教育者となる。
- こうした変更は、教育についての手間を大きく省いてくれる。
- 次のパッチについても少し述べておこう。私たちはプレイヤーからのフィードバックに注目してきており、オープンベータパッチをリリースすることを決めた(おそらく来週になる)。これは未解決の問題を修正し、夏を乗り切れるようにするものだ。このパッチはプレイヤーの懸念のほとんどに対応したものにする予定だ。今はすべてを明らかにするつもりはないが、私たちは以下の問題を解決する予定でいる。
- 限りない伝染病
- 部族の相続問題(相続によって部族の長が封建制になる)
- 聖戦中のAIの経路探索
- 非悪魔崇拝者の魂の崩壊(Soul Corruption)イベント
- 秘密教団の発生率――これについて多くのテストとバランシングを行ってきたが、発生率が高くなりすぎないように以下の変更を予定している
- 秘密教団が自身の存在を明かした場合、同じ領内にいる者だけでなくすべてのメンバーが会合に参加する(?)
- AIは秘密教団のメンバーの勧誘にもっと失敗するようになる
- 聖職者や「熱心(Zealous)」、あるいは「誇大妄想(Paranoid)」を持つキャラクターは秘密教団に加入しにくくなる
- 背教を告発されたキャラクターは共感を誘う(Induce Sympathy)ことやキャラクターを秘密教団に勧誘することができなくなる
- 秘密教団への勧誘のクールダウンタイムを5年から10年にする
- AIはプレイヤーのいない国内では秘密教団への勧誘をする確率が低下するようにする
- AIが秘密教団に勧誘できる最大数をより小さい数字にする(370から91へ)
- 秘密教団のキャラクターは、自分か自分の封臣が所有する州でのみ「下地作り(Prepare Grounds)」を行う
- AIは主君がプレイヤーの場合、秘密教団をあまり作らないようにする
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