CK2開発日記#32が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は陰謀タブについて。
概要
開発日記#32は、陰謀タブについて。今回はWikiクリエーター・キュレーターを務め、CK2にはインターンプログラマーとして参加しているMeneth氏によるもの。
- 夏の終わりに書いたMOD制作とパフォーマンスの最適化についての私の開発日記を覚えているプレイヤーもいるだろう。私がパラド社で働いたのはこの後数日だったが、この夏ここで働いて素晴らしい時間を過ごすことができた。1ヶ月後、私はパートタイムでCK2のチームに戻った。
- 今日は以前「実行の簡素化」という開発日記で取り上げたこと、すなわち陰謀画面に関する人生の質の変化について述べる。
- これまでの開発日記に出てきた画像は試作品であり、実装にあたって計画されていたものは変更された。だが現行のアートについてはまだそうではなく、したがってこの開発日記での画像のほとんどは私のプログラマーアートというよりも、試作品をベースに仕上げたものだ。
- では詳しく見ていくことにしよう。#1は新たなディシジョンメニューだ。以前は一度に4つまでだったが、新しいメニューでは一度に6つまで表示でき、探しているものを見つけやすくなった。
- #2は、ディシジョンごとにそれが重要かそうでないかをマークするボタンが付いており、ディシジョンによってアラートが鳴るように設定できる。ディシジョンを重要なものとしてマークすると、背景が金色になり、アラートが鳴るようになり、リストの一番上に来る。リストの一番上に来るのは、ボタンをクリックするたびに移動されると煩わしいので、一旦画面を移動して戻ってきたときだ。
- #3は優先度をリセットしてデフォルトに戻す。なにが重要なディシジョンかはキャンペーンごとに保存されるため、起動するたびに設定し直す必要はない。
- #4は新しいタブ、My Plotsだ。ここにタブを移動させたのは、ほとんどディシジョンリストにより多くのスペースを割くためだが、もうひとつ新たな追加もある。それが#5で、支持している暗殺計画の標的が誰かをひと目で見ることができる。
- 次はPrisonersタブだ。#1~3は新たに追加された囚人全員に対するアクションだ。#4にあるロックボタンがマークされていない現在表示されているすべての囚人を釈放、身代金を取って釈放、処刑する。
- さらに、囚人を#6にあるような8種類の基準でフィルターにかけることができる。これは#5のボタンでフィルターを外すことももちろんできる。以前は5人までの表示だったが、6人まで表示できるようにマイナーチェンジも行われている。
- 全員に対するアクションを起こすと、その結果について確認を求められる。これによって、気づかないうちに暴君になったりすることはない。
- 次はKnown Plotsタブ。2点追加があり、#1は暗殺を企てている者に計画をやめさせるもので、数クリックの省略になる。#2は新たな内容で、プレイヤーが計画を知っており、またその計画に乗りたい場合、計画に入れてくれるよう頼むことができる。AIは常に受け入れるが、マルチプレイでは他のプレイヤーが断ることもある。
- “Auto stop plots” ボタンはこのタブでのみ表示されるようになった。
- Threatsタブは、一度に表示されるのが5つから6つに増えたこと以外、変更はない。
- 暗殺計画に誘われたときにそのターゲットを見ることができ、相手を確認するときにタイトルファインダーから探す手間が省ける。
- 最後に、暗殺を企てた者が暗殺に失敗してプレイヤーの密偵長がこれを察知した場合、プレイヤーはこれを秘密のままにしておく選択肢もあり、これは計画を明らかにせずに参加する場合には理想的だ。
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