「Hearts of Iron IV」開発日記2016年10月26日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はオーストラリアについて。
概要
開発日記2016年10月26日は、オーストラリアについて。
なお、先週更新のパラド社ストリーミング配信で、HoI4最初の拡張 “Together for Victory” が正式に発表されました。
オーストラリアの国家方針ツリー
- オーストラリアの方針ツリーは最終的にとても大きなものになった(だが、どちらに進むかを決める必要のある相互排他の経路が多い)。オーストラリアの位置がそうするのに適しているため、私たちはオーストラリアの異なる歴史的な歩みのために特別の努力を行った。
- オーストラリアは「大恐慌」の国民精神を持った状態でスタートする。これは序盤の生産能力を制限するものだ。緊張度の上昇や戦争の勃発によって利用できるようになるいくつかの戦時体制に向かう方針を通じて、これは補正される。
- 政治面では、オーストラリアには多くの選択肢がある。その主なもののひとつは、英連邦に残るか、それとも離脱するかだ。
- オーストラリアがイギリスの戦争を戦うことに嫌気が差したなら、少しだけ選択肢がある。オーストラリアは隣に潜む日本の脅威に対して、防衛にフォーカスするか、アメリカとの同盟を求めることができる。
- ファシストルートは内戦を引き起こし、日本との間で太平洋南西部の分割について、策略と栄光ある取引を行える。
- 共産主義ルートは装備や義勇軍を送ることで中国共産党を支援することにフォーカスしている。一旦オーストラリアが革命のために犠牲を払う用意があると証明されれば、コミンテルンのメンバーとして迎えられるだろう。
- また、カナダと同様に、固有のポートレートを持つ指揮官を追加した。
技術の共有
- これは “Together for Victory” で新たに追加される、国家方針やイベントによって設定されるものだ。これにより、技術的な進歩を共有グループ(勢力内に限定されない)の間で共有することができる。これはグループ内のより多くのメンバーが特定の技術をアンロックしていると、研究する際により多くのボーナスをもたらす。英連邦が基礎になっている場合には影響する技術に制限はないが、イギリスとアメリカの間のティザード使節団の場合は電子工学、レーダーなどに限定される。
- 共有によって得られるボーナスを増やす方法があり、いくつかの国家では他国よりも共有できる技術が少ないということがあるが、これについては新たな自治システム(将来の開発日記で述べる)についてのときに詳細を明らかにする。
- パラド社のDLCについては初めての人もいると思うので改めて説明しておくが、拡張をリリースするときはいつも、同時に修正や変更を加えた無料のパッチもリリースする。これには拡張を買ったかどうかは関係ない。”Together for Victory” には1.3「トーチ」パッチが同時にリリースされる。リリースまでバグ修正リストは公開しないが、進捗状況や小型機vs.大型機の問題の解決(それから似たような海戦の問題)については、先週のリバランスについてのようにお知らせしていくつもりだ。
質疑応答
Q1:オーストラリアの変なステート、なんとかならないの?
A1:ゲーム中のステートは実際の州とは関係ありません。便宜上のプロヴィンスのグルーピングというだけだよ。
Q2:上陸作戦をやられたら通知してくれるシステムを追加してくれるとうれしい。
A2:2点ある。まず、上陸作戦が計画されていることが明らかになるとアラートが鳴るようになっている(AIはその前に実行するのであんまり役に立たないけど)。それから、敵が上陸作戦で上陸したり、プロヴィンスを占領したときには、音と同時に2番目のレベルのアラートが出る(海賊旗のガイコツが描かれたやつだ)。
来週は、南アフリカについて。
コメント
ここまでツリーが大きくなると、日本のツリー拡張とかも期待したくなりますね。
既に固有のツリーがある国はどうですかねえ……新規の追加が優先で、既にある国は後回しにされそうな気も……。
でも現状は事実上ファシストルートしかない状態なので、手を入れてくれるならありがたいですね。