5月17日までお休みすると言っていたCK2開発日記ですが、急遽番外編が公開されていましたので、その内容をご紹介。
2016/5/18 開発日記5月17日分へのリンクを追加。
概要
開発日記番外編は、ゲームスタート時の設定について。
- 防衛協定やバラバラの退却についての議論は、以前からの野望だった、MODに頼らずにカスタマイズするためのゲームセットアップ画面の改良について考えた。アイディアは、「Civilization」や「XCOM: Enemy Unknown」のDLC第二弾(XCOM: Enemy Within)からインスピレーションを得た。すなわち、プレイヤーがゲームにおけるさまざまな体験のためにさまざまなオプションを選べるというものだ。
- これは「意図したとおりにプレイできる」というものだ。だが、バラエティは人生のスパイス、そしてこれまでの11の拡張はすべてが明快というわけではない。しばらくの間CK2の個人的なMODを使ってきたが、これはとてもおかしなことだ。(?)MODにはいくつかのよくない点がある。
- そのMODが使えるのか、どこで見つけられるのか知っておく必要がある。MOD情勢は複雑怪奇だ。
- MODにはわずかながらでも労力や技術が必要になる。
- 正統性を感じられない(チートしていると感じる)ことがあるし、アチーブメントも達成できない。
- 一般的に、MODは元となったゲームと同レベルのサポートは受けられない。多くが時代遅れになるか、問題のあるものとなる。
- こうした理由により、パラド社が認め、完全にサポートできるゲームルールのバリエーションが追加されるというのはいいアイディアだと思う。そこで、新しくゲームを始めるときにプレイヤーはいくつか面白いオプションを選べるようにした。これらのほとんどはフレーバーにすぎないが、本質的でアイアンマンモードでもアチーブメントを得られなくなるようなものもある。以下にそのリストと、オプション画面を載せておこう(注:画面は記事トップに掲載)。赤字はアチーブメントが獲得できなくなる選択肢だ。
- サンドボックスモードとアイアンマンモード
- バラバラの退却:オン・オフ
- 防衛協定:オン・オフ
- 男女の平等性:デフォルト・ヒストリカル・完全・プレイヤー
- Sunset Invasion:13世紀・ランダム・オフ
- モンゴルの侵略:ヒストリカル・ランダム・オフ
- 略奪:ヒストリカル・制限なし・禁止
- 流行り病:ダイナミック・ヒストリカル・致命的
- 超常現象イベント:オン・オフ
- 冒険者(Adventurers):ノーマル・レア・オフ
- プロヴィンスの反乱:ノーマル・レア・オフ
- 摂政:オン・オフ
- De Jureの変動:デフォルト・制限あり・オフ
- ダイナミックな王国・帝国:オン・オフ
- 外交距離:オン・オフ
- このルールシステムは完全にMODで改造可能だ。そのため、MOD製作者は同じシステムで好きなオプションをつけることができる。
質疑応答
Q1:フランドルについてのオプションはないの? 神聖ローマ帝国かフランスかみたいな。
A1:笑いをこらえきれなかった。ごめん。
(別のスタッフから)神聖ローマ帝国・フランス・ランダムだな。
(さらに別のスタッフから)神聖ローマ帝国・アキテーヌでしょ。
Q2:これ次のDLCの内容?
A2:無料のアップデートの内容の予定。
次回:開発日記 5月17日
コメント