パラド社発の宇宙4Xゲーム「Stellaris」の開発日記#26が更新されていましたので、その内容をご紹介。
前回:開発日記#25――リバースエンジニアリングとユニークな技術
2016/3/29 #27へのリンクを追加。
概要
開発日記#26は、移民・奴隷・粛清について。
移民
- Popsが惑星間を移動するには2つの方法がある。自然な移動と再移住だ。熱狂的個人主義の帝国なら、少なくとも建国した種族のPopsは彼らの望むままに自由に帝国内を移動できる(異星人の移民を禁止することもできるが、異星人好きには好まれない)。
- 移民を許されているPopsは今住んでいるところよりもよい惑星に移動しようとする傾向がある。これは惑星のクラスではなく、惑星に奴隷(退廃的なPopsが好む)がいるかどうか、異星人のPopsがいるかどうか(異星人嫌いは嫌がるし、異星人好きは好む)、惑星がセクターに入っているか、それとも中核世界か(反政府勢力や異星人はセクターに移動する傾向がある)による。
- 他の帝国がプレイヤーに移民を認めていると、Popsはその帝国の惑星への移住も考えるようになる。
- 個人主義でない帝国でプレイしている場合、プレイヤーはPopsの強制移住政策を利用することができる。これにより、もちろん大きなコストはかかるが、Popsに惑星を移動させることができるようになる。
- 移民をコントロールする方法は他にもある。熱狂的な異星人嫌いなら、異星人の移住を強く抑制する惑星布告を出すことができる。同様に、熱狂的な異星人好きは強く促すことも可能だ。
奴隷
- 移民政策と同じく、奴隷についても3つの選択肢がある。すべてのPopsに認めるか、異星人のみに認めるか、禁止するかだ。熱狂的個人主義の場合は、建国した種族に退廃の特性がついていないかぎり、奴隷を使うことはできない。また、異星人嫌いの場合は異星人のみに奴隷を認める。
- 奴隷となったPopsは重労働をする(そして科学者としてはうまくやれない)。
- 奴隷は奴隷派閥に入ることがあるが、集産主義の奴隷はより派閥を受け入れやすい。
粛清
- 粛清は単純に厄介なPopsを取り除くものだ。それも永久に。これによって国民と他国の両者は強い反応をする傾向がある。
質疑応答
Q1:粛清をPopsは嫌がるの? 異星人を粛清したときの異星人嫌いのPopsでもそうなの?
A1:個人主義のPopsは別の反応をする。異星人嫌いは異星人を粛清しても気に留めない。
来週は、効果音と音楽について。
次回:開発日記#27
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