「Europa Universalis 4」開発日記2月11日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は諜報について。
前回:開発日記 2月4日
2016/2/19 2月18日分へのリンクを追加。
概要
2月11日分の開発日記は、諜報について。
- 次のメジャーパッチでは、諜報は完全に作り変えられる。すべてのスパイ行為は外交官によって行われるのではなく、スパイネットワークのコンセプトに置き換えられる。
- スパイネットワークは外交官を派遣して構築する。ネットワークのパワーは100%まで上がるが、これは例えば不満を煽ったり、請求権の捏造などのようなスパイ行為に使うことができる。
- “Spy Offense”は”Spy Network Construction”となり、他国で迅速にスパイネットワークを構築する。
- “Spy Defence”は”Foreign Spy Detection”となり、敵のネットワークを発見し、壊滅させる。壊滅したネットワークはパワーを失い、しばらくの間パワーを増すことができなくなる。
- パワーがあれば行動は即時に行われ、成功するかどうかは自動で決まる。アクティブになっていないネットワークはゆっくりと縮小していく。
- 防諜では、他国のネットワークの能力を低減させるために標的にすることもできる。
- 他国で強いスパイネットワークを構築する利点は3つある。まず”The Cossacks”を持っており、諜報アイディアを採用している場合、技術の学習(Study Technology)が可能になる。これはもはや力の源泉というわけではなく、時刻より進んだ国にスパイネットワークがあれば、技術コストを最大30%減少させるというものだ(割引率は相手の技術がどれくらい進んでいるかによる)。第二に、新たな拡張では、スパイネットワークがあると攻城能力が20%上昇する。最後に、新たな拡張では、国内のAgressive Extention(?)が10%低下する。もちろん、これらはスパイネットワークのパワーに左右される。
- 諜報では、次の行為が可能となる。
- 請求権の捏造:プロヴィンスを低いコストで獲得できるようにする。
- 貿易戦争の正当化:貿易戦争の大義名分を得る。
- 反乱軍の支援:非常に高いコストで、選択した反乱勢力が蜂起する確率を5年間毎月+10%する。彼らを支援するために、多くの現金が必要となる。
- 以下は諜報アイディアが必要だ。
- 不満の扇動:非常に高いコストで、不穏さ(unrest)を+3し、正統性・共和国の伝統・信仰心(devotion)・統合度(unity)を低下させる。
- 名声の破壊(Sabotage Reputation):中程度のコストで、5年間外交的名声を-3する。
- 自由についての扇動:高いコストで、選択した従属国の自由の要求(liberty desire)を5年間+25する。
- これらの4つの新しい行動は、新たな拡張によって可能になる。これらのうち2つは述べたとおりだが、残り2つは将来の開発日記で詳しく述べる。
- 徴募の妨害:中程度のコストで、5年間マンパワーと水兵の回復を20%低下させる。
- 商人の中傷:高いコストで、5年間Global Trade Powerを33%低下させる。
- 当然、以前の拡張が必要な行動は、その拡張が必要なままだ。
来週は、アフリカについて。
次回:開発日記 2月18日
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