CK2の開発日記の内容を、10回目・11回目をまとめてご紹介。
前回:「Horse Lords」以降の開発日記について その2
2016/06/02 "Conclave"開発日記#1へのリンクを追加。
開発日記10:法律について(12月1日投稿)
- 法律について、今まではいくつかのタブに分かれていた内容を、一つの画面で見ることができるように改良した(トップ画像参照のこと)。
- この画像は神聖ローマ帝国の継承タブの画面だ。王位請求者の表示により多くのスペースを使い、また、すべての継承法を見るのにスクロールする必要はなくなった。
- さらに、統治体制についてフレーバーネームと画像が表示されるようにした。フレーバーネームは簡単にスクリプトできるし、画像はイベントにも同じものを使ってバリエーションを持たせることができている。
「画像は上か中段(王位請求者と法律の間)にあったほうがいいんじゃない?」という投稿がついていますが、私もそう思います。
開発日記11:雪玉を止める(?)(12月8日投稿)
- 我々は雪玉を遅くし、世界征服を長引かせようとしているが、それは簡単ではない。雪玉は、中世の統治者のようにとても邪悪だ。
- EU4からインスピレーションを受けて「バラバラの退却」を導入したように、連合(Coalition)もまた導入することにした。しかし、CK2での連合は悪名点(Infamy value)に基づく。
- 悪名(Infamy)は0~100%の範囲で変動し、最大動員数に基づいて時間の経過で徐々に低下していく。
- プレイヤーが25%の悪名を得たとき、連合がアンロックされて、AIは感じている脅威に基いて加入していく。プレイヤーの悪名は、よその統治者がどれくらい攻撃性や危険性を感じているかについてヒントとなるものだ。
- 悪名は主に戦争で領地を獲得した場合や、未婚の女性が大きな領地を相続した場合などに上昇する。
- 行動によって上昇する悪名の量は、獲得した領地の数とすでに持っている領地の数による。神聖ローマ皇帝がフランダースに宣戦布告してフランダースを獲得したら、神聖ローマ帝国の隣国はポメラニアがメクレンブルクを獲得しようとするより神聖ローマ帝国を恐れるだろう。
- 連合は、CKにおいてはかなり防衛的なものだ。いずれかのメンバーが連合のターゲットから攻撃されたら、自動的に連合参加者が参戦する。メンバーの誰かがターゲットに対して宣戦布告した場合は、断ることもできる通常の参戦要請となる。
- AIが連合に参加するには、ターゲットと自分たちの相対的な力関係、どれくらい脅威を感じているか、ターゲットがどれだけ悪名を得ているかが考慮される。
- 現在の連合は、キャラクター画面の外交の部分で見ることができる。
- マップモードにも連合がビジュアライズされたものを追加した。白が選択中の国、青が連合のターゲットにできる国、黄色は連合のターゲットになっている国、赤は選択中の国をターゲットにしている連合のメンバーだ。
- (補足1)臣下が国外の領地を獲得した場合、その臣下が得た悪名の50%が主君に加算される。これはどんどん上に伝播していくもので、公爵配下の伯爵が国外の領地を獲得した場合、公爵には50%、王には25%、皇帝には12.5%の悪名が加算される。
- (補足2)悪名は世代をまたぐことはない。
質疑応答
Q1:臣下の独立を認めたら悪名は下がる?
A1:その通り。
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