「Stellaris」の新DLC「The Machine Age」発売は5月7日!

「Stellaris」開発日記#4――移動手段

Stellaris 開発日記

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パラド社発の宇宙4Xゲーム「Stellaris」の開発日記#4の内容をご紹介。

前回:開発日記#3――銀河の生成

2015/11/23 内容を微修正、#5へのリンクを追加。

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概要

開発日記#4は、異なるFTLタイプについて。

  • 宇宙は広大だ。どこかへすぐに行くために、プレイヤーは光速よりも速く移動(略してFTL移動と呼んでいる)したいと思うだろう。
  • 「Stellaris」では、プレイヤーに3つのFTL移動手段が用意されている。すなわち、ワープ、ハイパーレーン、ワームホールだ。この3つは、拡大、外交、戦争のために宇宙船や艦隊を戦略的に動かすときに、どの手段を使うかによってそれぞれ長所と短所がある。

ワープ

  • ワープをするには、艦隊内のすべての艦船にワープドライブが装備されている必要がある。これはかなり高価で、船のエネルギーの大部分を消費するが、星系間の移動距離に制約されることがない。
  • 1回のワープジャンプで到達できる範囲以上の距離の星系に向かうときは、何度もワープジャンプする必要があるだろう。しかし、ワープジャンプはワープドライブに相当の負荷をかけるので、到着後すぐに再度ワープジャンプすることはできない。この間隔は、技術開発で縮めることができる。また、これはこの方法で移動する種族の弱点として、ゲームを通じて残ることになる。
  • ワープドライブを使う艦隊は、重力を避けるために星系の外縁部に移動する必要がある。これは、ワープジャンプがFTL移動手段の中でもっとも遅いという事実とあいまって、出現地点がわかりやすくなり、待ち伏せもされやすくなる。自由のコストはもしかすると高く付くかもしれない。

ワームホール

  • いくつかの種族は、空間を素早く移動するため、遠隔地の星系に艦隊を送り込むための一時的なワームホールを開くことにした。こうしたワームホールは、星系外縁部にのみ建設可能なワームホールステーションによってのみ開くことができる。
  • 移動しようとする艦隊は、ワームホールステーションを使う必要がある。ステーションは一度にひとつのワームホールしか開くことができず、その間、他のすべての艦船や艦隊は待たされることになる。大きな艦隊になると、ワームホールステーションの準備に長い時間がかかる。ワームホールは双方向の移動が可能だが、一度艦隊が通ってしまうとすぐに崩壊してしまう。
  • ワームホールステーションによる効果的なネットワークを建設し、維持することは、極めて短期間に大艦隊を送り込むことができるワームホールを使う種族にとって死活問題だ。また、これによって敵地深くに戦力を投入することもできるが、少し注意が必要だ。この大きな長所は大きな短所にもなり得る。艦隊がなんの意味もなく取り残され、退路となるネットワークは敵艦隊によって破壊されているかもしれない。

ハイパードライブ

  • 「Stellaris」の銀河には、どこを見ればいいかを知る者のみに見える、星系間をつなぐハイパーレーンの隠れたネットワークが存在する。ハイパードライブを装備した艦船は、ハイパーレーンを凄まじいスピードで通過することができる。しかし、ハイパーレーンはもともと存在しているもので、現在地から目的地までは各星系からつながった経路をたどらなけれなばらない。
  • 星系のない銀河の空間は、通行できる星系がほとんどないため、ハイパーレーンを使う種族にとって巨大な障害物となる。また、敵は重要な星系の防備を固め、戦略的なチョークポイントを作り出すかもしれない。
  • ハイパーレーンがある空間では、艦隊はワープドライブやワームホールステーションのように星系外縁部に移動する必要はなく、星系内ならどこからでもハイパーレーンにアクセスできる。したがって、ハイパーレーンを使う艦隊を捕捉するのは難しい。もちろん、敵を通さず、迎撃するには、経路を識別するのが最善の策だろう。

その他

  • すべてのFTL移動手段は、技術開発によって改善されていく。技術開発は、FTL移動手段の速度、距離、クールダウン期間に異なる影響を与える。
  • しかし、より強い力で時空を捻じ曲げるということは、より大きな責任がのしかかるということでもある。追加される種族は、銀河にずっと大きな艦隊を送り込むために、物理の法則を捻じ曲げる。

次回は、銀河の異なる種族について。

次回:開発日記#5――帝国と種族

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