今回も、EU4Wikiで翻訳されていない回の開発日記について、その内容を簡単にご紹介。今回は9月10日分。
前回:開発日記 8月14日
2015/11/21 9月17日分へのリンクを追加。
概要
9月10日分の開発日記は1.14パッチでの変更点について。
地域と地方
- プロヴィンスをより探しやすくするため、エリア・リージョン・スーパーリージョンの3段階に区分することとした。
- プロヴィンスはいずれかのエリアに属し、エリアは3~6プロヴィンスからなる。だいたい開発度が50程度になる範囲だ。
- エリアはリージョン(ドイツ、ロシアなど)の一部となり、リージョンはスーパーリージョンの一部(中東、中国など)となる。
- プロヴィンスはただひとつのエリアに属し、エリアはただひとつのリージョンに属し、リージョンはただひとつのスーパーリージョンに属する。
- エリアマップモードが追加される。
地方のネーミング
- EU3やヴィクトリア2のように、首都に接続していないプロヴィンスを所有したとき、それらのプロヴィンスは「Great Britain」ではなく「British Africa」と表示されていた。しかし、古いシステムは大陸とコアをベースにしており、「Russian Ottoman Empire」のようなバカげたネーミングをすることがあった。
- 1.14でも引き続き地方のネーミングは行うが、エリア・リージョン・スーパーリージョンを使った、より優れたシステムで行う。すべての首都と接続しない領土は、次のルールにしたがってネーミングされる。
- ひとつのプロヴィンスの飛び地はどのような名前もつけられない。例えば、小さな島などだ。
- 首都のあるリージョンに大部分が属する飛び地は、国名がそのまま表示される。例えばフランスが2つに分割されても、片方が「France」でもう片方は「French France」とはならない。
- 2~4プロヴィンスの飛び地は、国を示す形容詞にエリア名がつく(例えば「French Alexandria」)。複数のエリアにまたがっている場合は、最も多くのプロヴィンスが属しているエリア名が採用される。
- 5プロヴィンス以上のサイズでひとつのリージョンが半分以上を占めている飛び地は、国を示す形容詞にリージョン名がつく(例えば「French Egypt」)。複数のリージョンにまたがっている場合は、最も多くのプロヴィンスが属しているリージョン名が採用される。
- ひとつのリージョン内に飛び地の半分が収まりきらない大きさの飛び地は、国を示す形容詞にスーパーリージョン名がつく(例えば「French Middle East」)。複数のスーパーリージョンにまたがっている場合は、最も多くのプロヴィンスが属しているスーパーリージョン名が採用される。
- 将来的には、地理的な統合を目指すようなAIの改善などにもこのシステムを使おうと思っている。
色付きの利用不可地域
- EU4では、周囲を完全にひとつの国に囲まれたら利用不可地域がその色に変わるCOLOR_WASTELANDSという設定が定義されている。
- 1.14では、これをリアルグラフィックオプション(アイアンマンが途切れることはない)にし、少しばかり綺麗なものにする。
- 設定が「enabled」(デフォルトではそうなっている)になっていれば、利用不可地域に隣接する半分以上のプロヴィンスを支配している場合、その利用不可地域はその国の色に変わるし、国名がその上に伸びて見てくれがよくなる。
EU4の開発日記は毎週木曜更新ですが、今週の木曜の開発日記はアイアンマンとMODについてとのこと。
次回:開発日記 9月17日
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