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「winSPWW2」プレイ日記:クフャトコフスキ支隊の軌跡 第12回――1939年9月 ルヴフ

その他

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「クフャトコフスキ支隊の軌跡」第12回は、ドイツ軍とソ連軍に包囲されるという特異な戦いとなったルヴフ(リヴィウ)の戦い。

前回:クフャトコフスキ支隊の軌跡 第11回

2015/8/28 第13回へのリンクを追加。

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第12戦 1939年9月 ルヴフ

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クフャトコフスキ支隊が合流したルブリン軍は、ポーランド戦争で2番目に大きな戦いとなったトマシュフ・ルベルスキの戦いで次第に劣勢となり、ついにはドイツ第14軍に包囲されてしまいます。

追い詰められたルブリン軍司令官ピスコール少将は降伏を決断しますが、これを聞きつけたクフャトコフスキ中佐はこれに反対。夜陰に紛れてさらに南東、ルーマニア国境へ向けて脱出します。

なんとか古都ルヴフまでたどり着きましたが、ルヴフはドイツ軍による攻撃の真っ最中。このドイツ軍との戦闘になるかと思いきや、まもなく東からソ連機甲部隊が襲来。ルヴフは西をドイツ軍、東をソ連軍に包囲されるという窮地に陥ります。

ルヴフ防衛司令官シコルスキ少将は、クフャトコフスキ支隊を街の東のソ連との戦いに投入。クフャトコフスキ支隊は新たな敵との戦いに備えました。

手持ち戦力

  • A0 支隊司令部――Kwiatkowski中佐
    • B0 歩兵中隊司令部――Rajewski大尉
    • B1 擲弾筒班――Boczek四等伍長
      • C0 第1小隊第1分隊――Maslowski中尉
      • C1 第1小隊第2分隊――Stefanski四等伍長
      • C2 第1小隊第3分隊――Witkowski四等伍長
      • D0 第2小隊第1分隊――Poploski中尉
      • D1 第2小隊第2分隊――Levandoski四等伍長
      • D2 第2小隊第3分隊――Dudak四等伍長
      • E0 第3小隊第1分隊――Szymanski中尉
      • E1 第3小隊第2分隊――Czarnecki四等伍長
      • E2 第3小隊第3分隊――Drobny四等伍長
    • F0 選抜射手――Sobierajski少尉
    • G0 選抜射手――Jozwiak少尉
    • H0 81mm迫撃砲班――Kubiak少尉
    • I0 前進観測班――Kaczmarek中尉
    • J0 7TP軽戦車――Sucharski少尉
    • K0 7TP軽戦車――Pietrzak少尉
    • L0 司令部付自動車――Kowalski少尉
    • O0 弾薬運搬車――Kowalczyk中尉
    • O1 弾薬運搬車――Lesinski四等伍長

今回もサポートユニットの追加はなし。コアユニットの変更もありません。ただ、防衛設備点(点数分の塹壕や地雷などを設置できる)は10点分購入。

今回は防衛戦のため、敵戦力は2.5倍。前回が「決定的勝利」だったので、敵戦力比率は125%に上昇。戦力比312.5%の敵と当たることになります。

また、今回もターン数は12ターンに設定。防衛戦なので、ターン数が短いのはこちらに有利に働きます。

作戦

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市街地はマップ中央を南北に走る道路を防衛線とし、南側はVP前の高台に塹壕を掘って防衛戦としました。

おそらく敵主力は街の中央を東西に走る1本道を通って進出してくるので、ここには戦車2両と歩兵小隊を配置して厳重に防御。北の森を抜けてくることも十分考えられますから、ここにも小隊を配置しています。

1~2ターン目

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まだ接敵していません。いきなり敵の砲撃を2カ所に受けたので、ちまちまと抑圧を回復させる作業のみ。

3~4ターン目

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中央の道の先に敵戦車T-26が3両出現。うち1両を長距離射撃で撃破することに成功します。

また、北と南を結ぶ、こちらの戦力配置が薄いところに敵砲兵が煙幕を展開。厄介です。

5~6ターン目

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中央の防衛線のちょうど目の前、絶好の位置に煙幕を張られ、戦車の砲撃ができない状況。かなりマズいです。

南の農地では、敵歩兵がじわりと接近。まだ撃退できていますが、さてどうなるか。

7~8ターン目

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中央の道を突っ走ってきた戦車は、煙幕の中でこちらの歩兵の強襲により撃破。この道の防御は問題なさそうです。

問題は南の農地。塹壕の配置に失敗して、南端の分隊が集中して射撃を受けるという痛恨のミス。ちょっとヤバめです。そのため、中央の道を砲撃していた迫撃砲の目標を急遽こちらに変更。

これでうまく追い払えればいいのですが……。

9~10ターン目

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中央と北は問題ありません。散発的に攻撃があるのみで、すべて撃退に成功しています。

一方、南は「これがソ連の人海戦術だ!」と言わんばかりの大兵力(およそ1個中隊規模)で、南のVPに押し寄せてきています。しかもここで砲撃がズレるという運のなさ。

塹壕の小隊が銃撃を浴び続けていて、このままでは戦線が崩壊するので、戦車を向かわせます。

あと2ターン、持ちこたえられるか。

11~12ターン目

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12ターン目に入ったところで、戦闘が13ターン目まで延長。嫌な感じです。

南の歩兵の波の襲撃が今のところ食い止めてはいますが、あと2ターンを持ちこたえられるか微妙です。塹壕に隠れた小隊はかなり消耗しています。

また、中央の道路を守る小隊には砲弾の雨あられが降り注ぎ、それだけで事実上の戦闘不能状態。ここには圧力がかかっていないので助かっていますが、そうでなければ大変なことになっていたでしょう。

戦闘終了

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13ターンで戦闘終了。「決定的勝利」です。

3倍とはいえ、いくらなんでも敵多すぎだろと思って調べてみたところ、どうやら増強1個大隊くらいの戦力。しかも砲兵は11ユニット、歩兵は16個小隊(10個小隊で1個大隊とすれば、1個大隊半くらい)という物量。

撃退しても次から次へと敵部隊が出てくるので、やりながら「東部戦線のドイツ軍ってこんな気分だったのかな」と思いました。


今回は圧倒的に優勢な敵砲兵の煙幕が張られまくった戦いだったので、戦車があまり活躍せず、歩兵の強襲と粘り強さが際立った戦いでした。それから、ソ連軍の物量の恐ろしさも身にしみました。

次回は戦力比130%での戦い。どこまで上がっていくのやら。

次回:クフャトコフスキ支隊の軌跡 第13回

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