「Victoria 3」新DLC「Pivot of Empire」発売は、Steamの表記によれば日本時間21日18時の予定です。

「Hearts of Iron 4」開発日記#21

HoI4 開発日記

hoi4-dd21

「Hearts of Iron 4」開発日記#21が公開されていましたので、簡単にご紹介。

前回:開発日記#20

2015/9/6 開発日記#22へのリンクを追加。

スポンサーリンク

概要

開発日記#21は、陸戦について。

  • いくつかのことについては今までと同じだ。移動が攻撃だし、戦闘正面幅があるし、互いに修正された射撃をする師団がある。
  • ユニットを選択すると、選択したユニットが参加している戦闘の進行状況を見ることができ、そこから選択するか、地図上の戦闘インジケータをクリックすることで、戦闘を選択することができる。

航空支援について

  • 我々は、HoI3における航空支援の役割が史実の重要性を表せていないように感じたため、HoI4では航空支援を重要なものとすることにした。
  • まず、戦闘地域の制空権を握っていることで、敵が適切に防御することを制限(機銃掃射を受けたら塹壕を掘るのは難しい)し、移動も遅くなる(機銃掃射を受けたらトラックを運転するのは難しい)。
  • 航空機は、陸軍が参加している戦いとは区別された戦いをしていたHoI3とは異なり、戦闘に直接加入する。こうなると、味方の師団は戦闘ボーナスを受けることができる(敵に機銃掃射をすれば、味方の士気は上がるだろう)。
  • 対空砲大隊や支援中隊を持つ敵の師団は当然反撃してくるので、なにか援護がなければ制空権の効果は完全になくなってしまう。

戦術について

  • HoI3TFHで追加された戦術は、戦闘で起こることについて深みと面白みを与えた。
  • 戦闘が始まると、互いの指揮官は日ごとに戦術を選択する(次の日も戦闘が続けば、次の日はまた別の戦術が選択される)。
  • 戦術はドクトリンと地形がベースとして与えられ、軍の構成と指揮官の特性が選択に影響を与える。
  • 戦術は場所によって異なるフェーズに分けられる。つまり、橋を挟んだ戦いか、市街戦での狭い範囲の戦いか、退却戦かだ。
  • 高いスキルや偵察が得意な指揮官は、敵の戦術を無効にするような戦術を選択する機会を得る。
  • 偵察はHoI4での新しいコンセプトだ。このパラメータは主に師団の偵察中隊から得ることができる。偵察中隊は師団に加えることができる10の支援中隊のうちの1つだ。支援中隊は最大で5つまで加えることができる。
  • ここ(トップ画像参照のこと)では、シコルスキ(ポーランド側)が防衛側の攻撃力に-25%の修正を与える”Shock”の戦術を選択したが、フォン・ルントシュテットのスキルが高く、また装甲師団が偵察中隊を持っているため、”Shock”のペナルティを無効化して攻撃側の攻撃力に-20%の修正を与える”backhand blow”を選択した。

戦闘正面幅と予備について

  • 戦闘正面幅ほとんどHoI3と同じような働きをするが、より詳細になっている。積極的に戦う前線に何個の師団を割り当てられるかによって師団ごとに戦闘正面幅を持つ。
  • 戦闘で使える正面幅はどこから攻撃してきたかに依存し、そのため、数の優位を使いたい場合は戦術的側面攻撃が必要となる。
  • 幅は特定の戦術にも影響する。
  • 戦闘開始時に前線に割り当てられない師団は予備となり、戦闘に加入する余地があればいつでも加入する機会がある。
  • 戦闘に加入する機会には、ドクトリンや師団が信号中隊を持っているかどうかが大きく影響する。
  • 前線が崩れたら強制的に退却させられてしまうので、戦闘に加入する機会は、1か所にまとめた戦力を活用したいときには重要だ。

HoI4でもHoI3と同様に、敵軍を包囲して壊滅させ、味方の兵が個々の戦闘ですり潰されないようにするのがベストだが、これについてはもっと後の、戦闘計画と戦略計画の回で説明する。


来週は支援中隊について。

次回:開発日記#22

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました