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ローグライク要塞経営シミュレーション+ローグライクRPG「Dwarf Fortress」

その他

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ドワーフの開拓団を指揮して要塞を建設・経営するフリーのシミュレーション+ローグライクRPG「Dwarf Fortress」のご紹介。


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概要

2022年12月12日追記:2022年12月6日にSteamで下記のGUI版が発売されました。3,400円。

2019/03/14追記SteamにてGUI版が有料販売されるとのこと。itch.ioのDwarf FortressのページからリンクされているFAQによると価格は20ドル。開発メンバーの親族が重病を患い、治療費が必要になったため有料販売するとのことですが、無料版のアップデートも継続されるようです。

公開が2004年という、歴史あるゲームです。現在も開発が続けられており、記事執筆時点での最新バージョンは0.40.24。

海外でも非常に人気が高く、IT関係の技術書で名高いオライリーから「Getting Started With Dwarf Fortress」という本が出ているほど。

ちょっとだけ詳しく

タイトルに書いたとおり、要塞経営シミュレーションとRPGが一緒になっているゲームです。と言っても、両方いっぺんにやるわけではなく、モードが分かれていて、Fotressモードでは要塞経営シミュレーションを、AdventureモードではRPGをプレイすることができます。

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ローグライクゲームなので、どちらのモードでもグラフィックは上の画像のようにテキストインターフェースによる表示です。たぶん、このゲームを始めようとする人の大半が最初につまづくのは、このグラフィックでしょう(私もそうでした)。

Fotressモードのほうがこのゲームの特徴的な部分を表していると思いますので、以下ではFotressモードについて説明していきます。Adventureモードは、私の印象としてはテキスト表示になった「The Elder Scrolls」シリーズです。

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メイン画面はこんな感じ。左が通常マップ画面、真ん中はコマンド一覧、右は縮小マップ画面です。

このゲームではマウスは使いません。キーボードでコマンドを入力していきますが、「+」「-」キーをよく使うので、テンキーがないと少し不便かもしれません。

とりあえずドワーフたちの住処となる要塞を建設しないと始まりません。要塞と言っても、実際には山に穴を掘って地下都市のような感じで要塞を作っていきます。

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このゲームは、物理的な部分については見てくれから想像するよりもリアル寄りな作りですので、その際気をつけなければならないことも少なくありません。

例えば上の画像で赤線で囲ったところは、ドワーフに対して「ここを掘れ」と指定した部分なのですが、掘ってしまうと水を表す青いところと掘り進めてきた空洞が接してしまいます。そうすると……

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こんな風に水が空洞の中に入ってきてしまいます。また、あまりにも大きな空間を地下に開けてしまうと、落盤事故が起こったりということもあります。

しかし、こうした事態を回避しながらドワーフたちに地下を掘り進めさせるのは、なかなか楽しいものがあります。

子供のときの砂遊びなんかでは「ここは〇〇、ここは××……」と頭の中で考えながらものを配置したり、線を引いたりしていましたが、アレをPC上でやっている感じです。そういう意味では、「マインクラフト」なんかとも近いゲームかもしれません。

こうして要塞を作り、ドワーフたちに仕事を割り当て、部屋を作り、作業場を作り、物置や農場を作ったりして、とりあえずは自給自足を目指します。

さらにその後は、キャラバンと取引するための商品を作ったり、本国からやってきた貴族を迎えたり、モンスターに襲撃されたりと、いろいろなイベントを乗り越えていくことになります。


グラフィックがグラフィックなので、その点で非常にとっつきが悪いゲームですが、それに慣れて、ある程度のコマンドを頭に入れれば、長く楽しめるゲームかと思います。

また、「さすがにテキストインターフェースはキツイ……」という場合は、グラフィックを強化するグラフィックセットもあるようですので、そちらを導入されてもいいかもしれません。

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