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「Crusader Kings II」プレイリポート:ブリタニア帝国建国記 第3回

その他

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「Crusader Kings II」プレイリポート”ブリタニア帝国建国記”第3回は、Cynanの長女Denisの治世。

前回:ブリタニア帝国建国記 第2回

2015/11/5 カテゴリーを変更。

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摂政政治

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Gwynedd小王Denisはまだ5歳の少女なので、宰相のCaernarfon市長Idwallonが摂政に立てられました。天才持ちなので、能力的に問題はなし。ただ、Stewardshipが低めなので、税収は減少。

Idwallonの摂政政治時代には、Gwynedd小王国は一時の平穏が訪れました。

 

Denis10歳の783年2月、5年にわたってGwynedd小王国を統治してきた摂政Idwallonが死去し、後任には宮廷司祭のBangor Fawr司教Fyrsilが選ばれました。

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この新しい摂政、宮廷司祭としては申し分ない能力ですが、摂政としてはいささか能力が低く、あんまりありがたみがありません。

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ただのお神輿なので何もやることがない摂政政治の中、心温まるイベントが。いとこのDyfnwalと友人になりました。

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Dyfnwalは1歳下の9歳。”親切(Kind)”と”社交的(Gregarious)”を持つ、将来有望な少年。

Denisの成人

宮廷司祭Fyrsilによる摂政政治が長らく続いてきたGwynedd小王国。しかし788年9月9日、遂にGwynedd小王Denisが成人しました。

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教育はMastermind Theologian。どうやら長く保護者(Guardian)だった宮廷司祭Fyrsilの教育を受け継いだようです。学識能力(Learning)系の教育の最上位ですが、学識能力は正直なところ一番どうでもいい能力値なので、あまり嬉しくはありません。

ただ、”好色(Lustful)”が付いたのは子孫繁栄の観点からはプラスです。妻が好色持ちだと困ったことになりますが、女性領主でプレイするならむしろアリでしょう。

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結婚相手には、イングランドに蟠踞するAnglo-Saxonの領主、Hwicce小王Cuthberhtの三男Haroldを選びました。もちろん女系結婚。

後になってから思いつきましたが、夫にはいとこのDyfnwalを選んであげればよかったなとちょっと後悔。子供に”近親交配(Inbred)”がついてひどい目に遭う可能性もあるので、ゲーム的にはあまりいい選択ではないのですが……。

外征

Denisの成人・結婚と同時に、Wales王位創設のためにde jure領の平定を進めていきます。

第一戦はPerfeddwladの南東に位置するPengwern伯Elisedd。まだ9歳の少年です。今は亡き摂政Idwallonが請求権を捏造しておいてくれました。

父Cynanが主君に反旗を翻した時と同様に、Swiss Bandを雇用してPengwern伯爵軍を粉砕。

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続いてPengwernの首都Wenlockを包囲・強襲し、4ヶ月で戦争に勝利。

Pengwern伯爵の宮廷にいた廷臣たちと9歳のEliseddが、Gwynedd小王の宮廷に入ってきました。その中に懐かしい顔が。

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父CynanにGwynedd小王位を奪われたCaradog。小王位を奪われて心が折れてしまったのか、今は”衰弱(Infirm)”状態のようです。

 

さて、せっかくSwiss Bandを雇ったので、余勢を駆って南のDeheubarth小王国に進攻。大義名分はTernyllwg(次の画像で光っているウェールズ中部のプロヴィンス)の請求権です(これも摂政Idwallonが捏造。さすが天才)。

Deheubarth小王は領地が広いため、手持ちの兵力だけでこちらの兵力を上回ってきましたが、何とか撃破。それでも800名近くの兵力が退却したため、これを何度も追撃し、全滅させます。

その後、Ternyllwgの首都Mathrafalを包囲して占領し、Deheubarth小王軍の残党を始末して「今回もつつがなく勝って終わりだな」と思っていたところ……。

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2,900名もの大軍が襲来。ブリテン島北部を統治するPictland王(スコットランド)の軍勢のようです。調べてみると、Deheubarth小王の息子の嫁がPictland王の娘。

こちらは1,200名程度の軍勢にすぎず、特に戦上手というわけでもないので、当たれば負けは確実。やむを得ず白紙和平(White Peace)を結びます。威信点100と戦費を失いましたが、臥薪嘗胆して次の戦争に備えましょう。

長男誕生

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790年12月22日、Denisは18歳で第一子Edernを出産。次代のGwynedd小王として期待したいところです。

母Gerbergaの来訪

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Denisの母Gerbergaは夫Cynanの死後、実家のLombardy王国に戻り、その後北イタリアの一伯爵家に再度嫁いでいたのですが、791年の秋にやって来て「元帥のRheinalltは危険だ」と告げてきました。Rheinalltの忠誠に疑うところはないので、もちろん下の選択肢「更迭しない」を選択。

女性領主でプレイした経験がほとんどなかったので、このイベントは初遭遇でした。

Deheubarth小王の逆襲

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792年9月、突如Deheubarth小王より宣戦布告。

困りました。こちらに傭兵を雇う余裕はありませんし、通常の兵力では敵わない相手です。とりあえず夫の実家に救援を求めます。

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……が、拒否。かなりマズい状況です。軍を召集し、要求されているPengwernにて迎撃しますが……。

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敗北。更に敵方には、以前の戦でも参戦してきたPctland王の軍勢3,000と、ブリテン島南東部Surreyの領主Aethelwulfの軍勢1,700も加わっており、もはや勝ち目なし。

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11月、降伏が認められ、PengwernはDeheubarth小王の手に落ちました。

今回の敗因は、どうも軍資金の備蓄不足に思えてなりません。Pengwern伯爵領を攻めた時に傭兵を使ったことがよくありませんでした。その後、余勢を駆ってDeheubarth小王に戦争をふっかけたのも、結果としては戦費の無駄遣い。Pengwern伯爵領を取るのが早すぎたのかもしれません。

経済力をつけ、資金を多く備蓄しておけば、いざという時に傭兵を雇うことができますし、またそうしておくことで宣戦布告されにくくなるような気もします。

もう一点は、私自身にキリスト教圏でのプレイ経験が乏しいため、結婚による同盟関係を軽視していたことが挙げられるでしょう。普段はフィンランドでばかりプレイしているので、「金と兵力こそ正義」と思っていたフシがあります(フィンランドでは婚姻同盟を組むヒマがあったら兵力を集めて征服するのが手っ取り早いのです)。

しかし、10年間停戦状態にはなりました。その間に領地の繁栄に励むことにしましょう。

夫の実家からの援軍要請

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戦後すぐに、今度は夫の実家から援軍要請が届きました。「こっちが苦しい時に助けてくれなかったのに」と思いますし、兵力的にも勝ち目はなさそうです。

というわけで、断ります。威信点が-100されますが、仕方ありません。

ヴァイキングの時代

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遂にやってきました。このイベント以降、ヴァイキングが襲来するようになります。相手にするのが非常に面倒臭い相手です。

妹Rhiannonの死

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794年6月23日、分割相続によってPerfeddwlad女伯爵となっていた妹Rhiannonが病死。それに伴い、領地Perfeddwlad伯爵位を継承。Rhiannonは姉のDenisに対して叛意を抱いていたこともあり、近いうちに雌雄を決する必要があると思っていましたが、これは僥倖。

Brythoniad王位の創設

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794年7月21日、Deheubarth小王GwriadはBrythoniad王位を創設し、Brythoniad王(Wales王)に即位しました。

先を越されてしまいました……。しかし、いつの日かこの王位を奪還することを期して、今は静かに戦いの準備を進める時です。


長くなりましたので、今回はここまで。次回もGwynedd小王Denisの治世。

次回:ブリタニア帝国建国記 第4回

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