「Hearts of Iron IV」開発日記2017年10月11日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は細かな変更点について。
前回:開発日記2017年10月4日――Synthetic Dawn
概要
開発日記2017年10月11日は、細かな変更点について。
コントロールグループ
- [Ctrl]キー+[数字]キーを押すことでどのような選択状態でも保存され、その後は数字キーを押すだけで再びその選択対象を選択することができる。これは師団だけではなくどのような選択対象でも機能し、エリアや航空隊も素早く選択することができる。数字キーを素早く2回入力すると、カメラがその選択対象に移動する。
師団の併合
- 厳しい戦いの後や補充・補給が絶えたとき、多くの師団は戦力値が低下しているだろうし、通常の補充を待たずにすぐに最大戦力の師団がほしいということもあるだろう。DLCでは、新たな内容として師団数を減らし、戦力値を最大(あるいはそれに近い値)にする師団の併合が追加される。選択されたユニットはその中で最も強力な師団に向かって移動し、彼らが持っている人的資源と装備を移転する。このシステムは可能な限り多くの最大戦力の師団を得ようとするときにも多くの師団を扱うことが可能だ。
ミニマップとping
- HoI4ではミニマップはなかったが、コミュニティの一部では惜しむ声があった。そこでDLCの一部としてこれを使えるようにした。
- またマルチプレイでの新機能もあり、プレイヤーは議論している同盟国に対して、防衛したいのか押し出したいのかや、「ロシアがここでお前を包囲しようとしているぞ!」と素早くリマインドできるように、マップ上にpingを表示できるようになった。
- ミニマップは閉じた状態にすることもでき、この状態でもキーボードショートカットでpingを使うことはできる。
陣営からの排除
- 「コーンフレーク」では新たな外交行動として、自陣営から国家を排除することができるようになった。
- これは過去にプレイヤーチートを引き起こす傾向にあった(プレイヤーが1か国ずつ狙い撃ちするなど)ため、AIがこれを受けていくつかの事柄についてどのように対応するかについて作業を進めてきた。陣営からの排除は戦争中でも可能であり、HoI4がプログラム上どのように戦争を扱うかについて多くの時間を費やしてきた。基本的には、戦争を統合してぶち壊しにすることをやめるように、またプレイヤーが想定しない方法で国家が脱落したり加入したりしないように、根本のシステムは完全に作り直された。(?)これはプレイヤーが見ることができないセクシーではないことだが、ずっとよく感じるだろうし、極端な場合のバグを避けることにもなる。(?)また、将来的に私たちがどのように戦争を扱うかについて、さらに大きな柔軟性をもたらす。
質疑応答
Q1:AIも師団の併合できるの?
A1:まだできないが、いくつかの状況ではできるようにする計画はある。
Q2:コントロールグループはDLC? 無料のアップデート?
A2:無料のアップデート。特に明示しない限りはDLCじゃなくて無料のアップデートだと思ってくれていい。
Q3:ミニマップは無料のアップデートであるべきだと思うんだけど。
A3:これは本当に一部の人のためのものだ。ベータや品質管理でのプレイでは「oh yes!!!」と「これでいいと思うし、自分は畳んだままにする」というのに分かれた。したがってDLCにするのがいいと考えた。
Q4:2つの異なる戦争を戦っている2か国が1つの陣営にいる場合、もう一方の国を排除しないと陣営の主導国は「メンバーの戦争が統合された」という通知を受けることになるの?
A4:違う。変更により、実際上は戦争は区別されたものではなく国と国との関係となった。したがって統合されることはないようにし、そうでないとしても区別されるようにして戦争が理にかなったように見えるようにした。(?)
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