早期アクセス中のスペースコンバットシム「Helium Rain」

「X3」などと同じく、突然宇宙に放り出される自由度の高いスペースコンバットシム「Helium Rain」のご紹介。8月に早期アクセスが始まったゲームですが、基本的な部分は既に完成されています。


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概要

現在早期アクセス期間中で、Steamストアページの「このゲームは大体どのくらいの期間早期アクセスですか?」という部分には、「私たちが受け取るフィードバックの量によるが、6か月程度」とのこと。なにもなければ正式版になるのはおおよそ2018年2月中旬頃ということになります。また、早期アクセス終了後は販売価格を若干引き上げるとのこと。

私もまだ10時間もプレイしていないくらいなのですが、かなり期待できるのではないかなと思うのでご紹介します。

なお、推奨動作環境がけっこう高めの水準ですが、推奨動作環境以下・最低動作環境以上の私のパソコンでも問題なく動作しました。

どんなゲーム?

基本的なゲーム内容は、以前にご紹介した「X3: Albion Prelude」と近く、宇宙を自由に飛び回り、交易で資金を貯め、船を買い、自分の会社を大きくし、数多くの他社と相争うこともできる……というゲームです。

画像を見ていただくとわかりますが、宇宙は非常に美麗で、さらに小惑星のようなオブジェクトやステーションも多く配置されています。他勢力の宇宙船も実装されており、これもただいるだけではなく、実際に交易品を売買して経済を動かしているようです。

UIもかなり洗練されている印象。ただまだ早期アクセスだからか、ちょっとわかりにくいと感じたところもあります。最初にチュートリアルが用意されていますが、私は交易ルートの設定が理解できずつまづきました。

ちょっとだけ詳しく

2092年、人類は水蛇座ベータ星にガス巨星の惑星があることを発見。この惑星をNemaと命名し、地球から24光年の位置にあるこの惑星に進出します。

2107年、恒星間植民船「ダイダロス」が地球を出発。9,000名の乗組員を乗せて光速の20%でNemaを目指します。

2230年、「ダイダロス」はNemaの軌道上に到達。資源採掘のステーションなどが建設され、Nemaにおける人類の活動が始まります。

しかし2249年、植民者の中に地球への帰還を目指す勢力が現れ、紛争で植民船は破壊されてしまいました。

2250年、植民地政府は倒れ、地球へ帰る望みは断たれたものの、採掘や探検を行っていた企業は残り、残された人々の人生は続く……。

という中で、一人会社の社長としてゲームは始まります。

移動

Helium Rainは恒星間・惑星間の移動はなく、Nemaという惑星とその衛星の中だけで完結しています(少なくとも現時点では)。代わりにその中でセクターという惑星・衛星軌道上の一部の間を移動して回ります。

この手のゲームは移動が大変なものが多いですが、Helium Rainではセクター間移動はメニューから行き先を指定するだけでよく、さらにオービタルマップ画面の「Fast Forward」ボタンを使えば、ほぼ瞬時に移動することができます(ゲーム内時間は経過します)。

セクター内移動は、最初はドッキングが大変ですが、このゲームでは技術(Technology)という要素があり、そこでAuto-docking技術を取れば自動でステーションに移動することができるようになります。

ドッキングはこんな感じ。右下のDocking computerを見ながら距離(Distance)、方向誤差(Lateral error)、回転誤差(Roll error)、角度誤差(Angular error)ゲージすべてが青になるようにします。

ちょっと見づらいですが、ドックに近づくと画面中央に黄色の円が2つ表示され、これが重なるようにすると角度誤差、円の中の縦線をつながるようにすると回転誤差を修正することができます。

契約(Contract)

まずは先立つものが必要ですが、これを得るためには交易のほかに契約で仕事を請け負い、これをこなすというのもひとつの手です。今のところは商品をあるところで買って他のあるステーションで売却する、制限時間内に乗客を輸送する(VIP transportとあるのがそれ)などの契約があるようです。チュートリアルも契約の形式で与えられています。

契約は複数受けることができますが、そのうちひとつをトラッキングすることができます。トラッキング中は画面右下に案内が出るほか、マップやセクター画面でも目的地がわかるように表示されます。

契約ではお金(credits)以外に研究点(research)や評価(reputation)を得ることもできます。

技術(technology)

研究点は技術画面で技術をアンロックするのに使用します。上で書いた一番左下のAuto-dockingがまず真っ先に取るべき技術だと思いますが、それ以外にも、研究ステーションを建設できるようになるもの(Science)、工場などのステーションを建設できるようになるもの(Logistics)、警報を早く出すようにするもの(Early warning)などがあります。

技術を取るごとに次の技術取得に必要な研究点は増えていくため、考えなしに取っていのではなく、必要なものだけを選抜して取っていくということになるのかもしれません。

外交(diplomacy)

評価は他社との外交関係を左右します。詳しいことはわかりませんが、評価が貯まればその会社との関係がよくなると考えてよさそうです。


全体的な印象としては、早期アクセスにしてはかなり完成度が高い感じがあります。基本的なゲームシステムは既に完成しており、あとは契約やストーリーを載せていけばよさそうなレベルに見えます。およそ1,500円と高くはないゲームですし、Xシリーズのような作品が好みであれば、手を出してみていいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。