「Europa Universalis 4」開発日記10月8日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。
前回:開発日記 10月1日
2015/10/15 10月15日分へのリンクを追加。
概要
10月8日分の開発日記は、文化・名前などについて。
改良された文化の転向(拡張の内容)
- プロヴィンスの文化を国家の主要文化に転向させるとき、現在のルールでは中核州に隣接していても、シベリアの反対側くらいに離れていても、それは考慮されていない。
- 新しい拡張では、そのプロヴィンスの文化をどうするかについて、以下のような選択肢ができる。
- 主要文化:以前と同じように、主要文化に転向させる。主要文化を持つプロヴィンスに接していれば、25%安く転向させることができる。
- 隣接文化:受容されているかどうかにかかわらず、隣接する文化を広めることもできる。例えば、イングランドでプレイしていて、そちらのほうが安上がりだからという理由でラブール(北フランス)のバスク人をイングランド文化ではなくガスコーニュ文化に転向させることができる。この場合も25%安く転向させることができる(主要文化の隣接文化でも同じ)。
- 元の文化:既にプロヴィンスの文化を転向させていた場合、プロヴィンスの文化を元々のものに変えることができる。例えば、ガスコーニュ文化に転向させたラブールのバスク人を再びバスク文化にすることができる。この場合は、通常の文化の転向より50%安く行うことができる。
- 拡張がない場合、できるのは主要文化への転向のみだが、主要文化の隣接文化であれば25%安くできる。
後継者の名付け(拡張の内容)
- イベントによって名前が決まるのではない後継者を得た際に、名前を自分でつけるかどうかを選ぶことができる。もちろん自動で決まる名前にすることも可能。
傭兵隊の復活(無料のアップデートの内容)
- 1.14パッチでは、傭兵の上限が変更される。以前のシステムでは、国家の規模、傭兵に対する修正、現在の傭兵の規模に合わせた「傭兵プール」があり、そこから毎日補充されていた。これはどのタイプの傭兵を得られるかがランダムな、わかりにくいシステムだった。
- そこで、よりシンプルに、すべての国家で20個+陸軍上限の33%を傭兵の上限とすることにした。
- 傭兵の上限は、単に雇える傭兵隊の数を決めるもので、「利用可能な傭兵」の修正(これもリバランスする予定)に影響を受ける。
- 傭兵はどんなタイプでも一度に召集することができ、以前の拡張「The Art of War」を持っているプレイヤーは陸軍プランナーがこの新しい仕組みに合わせて使えるようになる。これは「Build All Mercenaries」ボタンから置き換わり、テンプレートに傭兵を組み込むことができるようになる。
運河の封鎖(無料のアップデートの内容)
- 1.06(原文では1.16だが、間違いでは?)で運河が追加されたが、通行を禁止できるようになってほしいというリクエストがあった。
- そこで、1.14パッチでは、運河の所有者と戦争中の国すべてに対して運河を通行できないようにすることができるようにした。
来週は原住民の取り扱いと植民地戦争について。
今回の開発日記の最後に、6月18日の開発日記で言及されていたランダムな新世界の生成例が掲載されています。
次回:開発日記 10月15日
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