「Europa Universalis IV」開発日記2021年3月30日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はfavorsについて。1.31+「Leviathan」リリース前の開発日記です。
開発日記
開発日記2021年3月30日分は、favorsについて。
- 今回はfavorsの使い道について。2020年10月にfavorsの変更点と新たな獲得手段について述べているが、未読の方はこちらもご覧いただきたい。
- favorsは攻撃戦争で同盟国に支援してもらうための主要な手段であるという意味で興味深いものだが、favorsをより多くの活動に使えればゲームがより豊かになると考え、対象国とのfavorsを必要とする外交行動を多く追加した。
- いずれも対象国との関係が+50以上であることが必要で、休戦協定のある国家にはfavorsを使うことができない。条件が整っていればAIは受け入れるのが通常だが、プレイヤーは安定度と引き換えに拒否することもできる。
- favorsを利用する新たな外交行動は以下の7つが追加され、また2つのfavorsに関するこれまでの機能を新たなfavorsに関するシステムと同じように動作する外交行動にした。
- Trade Favors for Ducats:10のfavorsと引き換えに相手の収入の6ヶ月分を得る。
- Trade Favors for Soldiers:10のfavorsと引き換えに相手の人的資源の6ヶ月分を得る。
- Trade Favors for Sailors:10のfavorsと引き換えに相手の水兵の6ヶ月分を得る。
- Reduce Opinion:10のfavorsと引き換えに第三国に対する相手国の評価を100低下させる。
- Ask to Return Core:50のfavorsと引き換えに自国がcoreを持っているプロヴィンスのいずれかを返還してもらう。
- Break Alliance with X:50のfavorsと引き換えに第三者との同盟を破棄させ、10年間だけ同盟関係になることを妨げる。この行動を使う相手国と同盟を結んでいる必要がある。
- Request Relative as Heir:双方が君主制、かつ相手国に後継者がいない場合、90のfavorsと引き換えに自国のdynastyの後継者を相手にもたらす。
- 機能を見直した既存の外交行動は以下。
- Trade Favors for Trust:10のfavorsと引き換えに相手国のtrustを5獲得する。
- Ask to Prepare for War:10のfavorsと引き換えに12ヶ月間だけ相手国が自国の戦争を始めないようにし、自国の参戦要請に応じる可能性を高める。
- 全体として、私たちの目標は外交のゲームにさらに力を与えることであり、すべての戦争を誰がもっとも多くもっとも優れた大砲を持っているかということだけにならないようにすることだ。1.31では、diplomatic reputationがあればfavorsをより早く獲得でき、より多くの外交官を多くの国家に送ればより強力になれる。
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