「Imperator: Rome」開発日記#17が更新されていましたので、その内容をご紹介。今回はキャラクターについて。
前回:開発日記#16
概要
開発日記#17は、キャラクターについて。
- 第7回でキャラクターの能力や特性について述べたが、まだ読んでいなければそちらを読むことをおすすめする。
- 健康値については、特性カテゴリーのひとつが健康値に関するものであるということ以外述べなかった。EU:RomeやCKシリーズでは、健康値はプレイヤーには見えない隠し値で、いつ頃死ぬ可能性があるかという隠れた可能性に影響する。
- Imperatorでは健康値は1-100の値を取り、0に達するとキャラクターは死ぬ。健康値に関する特性は健康値に毎月影響する。
- 所有地(Holdings)について、キャラクターはそれぞれひとつの都市に所有地を持つ。総督は自分が統治しているプロヴィンス内のひとつの都市を選んで自身の所有地とする。一方、将軍は征服した都市のひとつを選ぶ。所有地を得たキャラクターはその都市から死ぬか放棄させられるまで収入を得られる。
- 収入は今日触れるもうひとつのコンセプトである富(Wealth)と関連する。キャラクターはそれぞれ自分のために使える資金プールを持っている。キャラクターが官職を持っている場合や、総督として私腹を肥やす場合、所有地を持っている場合に、資金を得ることができる。
- キャラクターに対する行動は、通常なら力か資金を消費する。成功確率もさまざまで、共和制においてはいくつかの行動は元老院の承認がいる。
- 独裁官への任命(Appoint Dictator):共和制において戦争や内戦中に統治者に対して行うことができ、相手に対して戦争終結まで元老院の介入なくすべての外交とキャラクターに対する行動を許す。
- 暗殺(Assassinate):外国のキャラクターの暗殺を試みる。
- 追放(Banish):投獄されているキャラクターに国を出ることを強制する。
- 贈賄(Bribe):キャラクターの忠誠度を高める。
- 処刑(Execute):囚人を永久にあの世に送る。
- 裁量権の付与(Free Hands):このキャラクターがプレイヤーの総督のひとりである場合、忠誠度と汚職を高める。
- 競技の開催(Hold Games):共和国に統治者がいる場合、国庫金を投じて現在の統治者に対する人気を高める。
- 投獄(Imprison):将来の裁決に備えて安全な場所へ相手を移動させる。
- 背信行為の誘引(Inspire Disloyalty):外国のキャラクターの忠誠度を下げ、汚職を上昇させる。
- 借金(Loan):裕福なキャラクターから金を借りる。相手は返済を求めるだろう。
- 統治者との結婚(Marry Ruler):統治者と性別が異なり、統治者・相手の双方が独身の場合。
- 雇用(Recruit):国外のキャラクターに国を離れて共に働くよう求める。
- 将軍の雇用(Recruit General):国外の不忠な将軍に指揮下の軍ごと寝返るよう求める。
- 囚人の解放(Release Prisoner):情に流される自由主義者用。
- 借金返済(Repay Loan):残念ながら金を借りている相手を投獄も処刑もできない場合。
- 囚人を犠牲に捧げる(Sacrifice Prisoner):宗教によっては戦争で得た囚人を犠牲に捧げることができ、部族民が幸福で生産的になり、部族制に留まりやすくする。
- 治療を求める/やめる(Seek/Stop Treatment):長生きさせたりすぐに死なせたりする必要がある、健康状態の悪いキャラクター用。
- 総督を誘惑(Seduce Governor):外国の総督をプレイヤー国家に属したほうがよいと説得するが、彼らは不作と盗賊によってプレイヤー国家に対して税収の105%が失われたとくやみながら報告する。
- 中傷する(Smear Character):相手の人気を下げる。
- 今後の開発でキャラクターに対する行動はさらに追加される予定で、またこれは100%スクリプト可能だ。
凱旋式開催のスクリプトが例示されていますが、ここでは省略します。
来週はラテン人の軍の伝統について。
次回:開発日記#18
コメント
競技の開催(Hold Games) …任期を高める→人気を高める。 ではないでしょうか。
修正しました。ありがとうございます。
おってっきり顔グラの付いたEU4かと思ったら思ったよりCK2っぽいじゃん
ちょっと期待値上がってきたわね