「Imperator: Rome」開発日記#12が更新されていましたので、その内容をご紹介。今回は技術システムについて。
前回:開発日記#11
概要
開発日記#12は、技術システムについて。
- まず技術分野は4つ存在し、それぞれのカテゴリーでレベルが上がるごとにボーナスがより大きくなる。技術研究は自動で行われ、主に自由民に依存する。発明と特定の交易品へのアクセスによって研究速度が上昇し、コストはPopの総数によって決まる。
- 研究分野ごとに1人、研究者を割り当てることができる。キャラクターの策略値(finesse)がその分野の研究速度に影響する。このキャラクターはこの地位にいることで卓越性(prominence、名声?)を獲得し、この地位にいる間は月ごとに恒久的な卓越性を得る。新たに研究者に任命されると忠誠度(loyalty)が上昇し、解任されたキャラクターの忠誠度は大きく低下する。
- 100%の効率性がある場合、技術レベルはおおよそ15年で上昇するが、国家の状況によって大きく早まったり遅れたりしうる。
- 4つの分野すべてにおいて、レベルが上がるごとに発明コストが5%低下するほか、それぞれの分野では以下のボーナスがある。
- 軍事(Martial):陸海軍の士気+10%、軍の伝統コスト-25%
- 統治(Civic):商業収入+2%
- 弁舌(Oratory):文明レベル(Civilization Level)+1%
- 信仰(Religious):吉兆の力(Omen Power)+2%
- 技術の進歩は国家の発展と直接結びついているが、国家の発展は年月を経るごとにゆっくりになる。また発明は統治力(Civic Power)を消費することで直ちに獲得できる。
- 常に7つの発明が獲得できるようになっており、発明は全部で200以上ある。それぞれにもっとも出現しやすい技術レベルが設定されており、これを積み重ねたり(? stack、留め置いたり?)、どんなに運がよくても最初の数十年ですべての規律ボーナスを獲得するということはできない。
- 発明にはそれぞれ統治力50を消費するが、それまでに獲得した発明ごとに、そのコストは20%ずつ上昇する。(19:00追記:「最大20%まで」→「20%ずつ」に修正しました。コメントにてご指摘いただきました。ありがとうございます)その一方で、上でも述べたように技術が進歩するごとに5%ずつ低下する。
- 統治力は主に3つ、すなわち交易路の設定、Popの移動、発明の購入に使用するため、全体的に弱いボーナスを得るか、それとも局所的に強力なボーナスかというのは難しい選択になる。
来週は共和国と元老院について。
発明はVic2のような感じかと思いきや、なんだかStellarisの技術開発みたいですね。
次回:開発日記#13
コメント
発明コストの上昇って、上限20%ではなく20%ずつの上昇じゃないでしょうか?
ちょっとまだ想像がつきませんが、発明と技術で差が開くとかなりのワンサイドゲームになりそうな印象ですね
ありがとうございます。修正しました。
技術まわりだけ見るとなんだかそんな感じですね。
このゲームって元々似たようなものが以前に発売されてたりするの?
それとも全く新しいものなの?
http://eur.paradwiki.org/index.php?FrontPage
「Europa Universalis Rome」という似たコンセプトのゲームが以前発売されていました。
ありがとうございます