2024年7月29日、コーエーテクモHDが2025年3月期第1四半期決算を発表しました。前年比で売上と営業利益は減少しましたが、投資が大きな成果を挙げて経常利益・純利益は大幅増額となりました。
2025年3月期第1四半期決算
2024年7月29日、コーエーテクモHDが2025年3月期第1四半期決算を発表しました。以下、決算短信と決算説明会資料をもとに、今回の業績や会社の状況を見ていきます。
- 2025年3月期第1四半期累計業績：前年同期累計→当四半期累計（増減率）（単位は百万円）
- 売上高：18,297→17,607（-3.8%）
- 営業利益：7,506→5,723（-23.8%）
- 経常利益：14,687→18,703（+27.3%）
- 当期純利益：10,552→13,638（+29.2%）
当四半期は新作リリースがなかったことやオンライン・モバイルタイトルの減収などで本業の業績は奮わなかった一方、投資が大きな成果を挙げて経常利益と純利益は大きく増加したとのこと。
今年度から決算説明会資料の構成が変わり、補足資料というスライドが追加されています。今回はゲーム開発についての質問（誰が質問しているかわかりませんが、おそらくコーエーテクモHDに注目している証券アナリストなどからの質問なのでしょう）とそれに対する回答が掲載されており、「中長期で大型タイトル開発体制の拡充を図る予定である」ということが述べられています。
「信長の野望」や「三國志」シリーズのような買い切りの歴史シミュレーションゲームは、やはり現状維持ということになるのでしょう。
当四半期は特に動きがありませんでしたが、先日「三國志8 REMAKE」の発売日が10月24日と発表されています。まだ3か月ほど先ですが、楽しみにしています。
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