2023年6月23日、「Mount & Blade II: Bannerlord」v1.1.5・1.2.0ベータ版がリリースされました。
前バージョン:v1.1.4
v1.1.5
- 旗を持った戦闘員がバッシュアタックを実行した際に発生するクラッシュを修正。
- 旗を持った戦闘員が増援として出現した際に発生するクラッシュを修正。
- 攻城兵器を控えさせた状態で攻城戦に突入すると発生するクラッシュを修正。
- キャラクター画面で戦術スキルの効果が正しい値で表示されないバグを修正。
- (マルチプレイ)Linuxサーバーファイルで特に頻発していた専用サーバーのクラッシュを修正。
- (マルチプレイ)ゲーム検索中にパーティが解散した場合、ロビーから切断されてしまうバグを修正。
v1.2.0ベータ版
パッチノートはこちら。以下では私が気になった部分を抜粋してご紹介しています。
- セーブシステムを最適化し、セーブデータのサイズをさらに縮小。
- さまざまなローカライゼーションを改善。
- 新たに6つの戦闘地形を追加。Revylの西、Quyazの南西に1つずつ、Razihの北東に3つ、Odohkの周囲に1つ。
- 砂漠・森・海辺・山の環境について、4種類の新たな盗賊の隠れ家シーンを追加。
- キャンペーンマップに天候と天候の効果を追加。
- 特定の地域の季節に応じて雨や雪がキャンペーンマップやミッション(注:戦闘のことを指していると思われるが、battleではなくmissionと書いてあり、ニュアンスがよくわからない)で降るようになった。その結果、地面が濡れたり雪が積もり、降水がなくなってもしばらくその状態が続く。
- キャンペーンマップ上の効果
- 濡れた/雪が積もった地面では騎乗歩兵と騎兵のパーティ速度ボーナスが30%低下。
- 濡れた/雪が積もった土地では攻城戦の準備期間が倍になる。
- ミッション時の効果
- 濡れた/雪が積もった地面では騎乗兵の最大速度と騎乗時の加速が15%低下する。
- 雨や雪が降っていると矢やボルトの速度が20%低下し、ダメージと命中率も低下する。
- 収入と支出のツールチップはカテゴリーごとにグループ化されて表示される(Settlement・工房・隊商・守備隊・パーティ・上納金など)。[Alt]キーでツールチップに詳細を表示させることができる。
- クラン画面で領地の利益をより詳しく表示するようにした。
- 隊列の標的を導入。
- このシステムでプレイヤーは敵の特定の隊列を標的とすることができる。
- 標的設定は突撃・交戦命令を使って行う。いずれかの命令を出すときに敵の隊列の印を見るだけだ。
- プレイヤーの兵士は標的命令を出された敵に到達できる限り、他の敵よりも標的とされた敵を攻撃することを常に好む。
- 標的命令を無効化するにはいずれかの攻撃・移動命令を出す。これには敵の隊列を見ていない場合の突撃・交戦命令も含まれる。
- 命令UIには自分の隊列の現在の標的が表示される。
- この機能はシングルプレイでのみ使用可能だが、将来的にはマルチプレイでも使用できるようにするつもりだ。
- 自動戦闘計算システムの見直し。
- ミッションや地形種別に応じて攻撃側と防御側にボーナスやペナルティが与えられるようになった。
- 例えば、平坦な地形では攻撃側の弓騎兵に大きなボーナスがつくが、森では大きなペナルティとなる。防御側の弓兵は攻城戦で活躍するが、攻撃側の弓兵はペナルティを受ける。
- Captain効果を持つ軍/パーティのリーダーパークは、指揮下にある全兵士にもボーナスをもたらすようになった。こうしたパークはそれぞれTierが設定され、合算して計算される。Tier1-3は1%、Tier4-6は2%、Tier7-8は3%、Tier9以上は6%のボーナスをもたらす。
- 例えばDeft Hands(Tier6)とForm Fitting Armor(Tier2)のパークを持っている場合、ボーナスは3%(Tier8)となる。
- 酒場の店主に尋ねるとそのsettlementを所有するクランについて情報を得られ、情報料と引き換えに百科事典でそのクランのすべての人物の情報がアンロックされる。コンパニオンについても同様に尋ねることで詳細が明らかになる。
- 他のクランから婚姻の提案を受けたり、領主に婚姻に適した独身男性について尋ねることでも、百科事典でそうしたキャラクターの情報がアンロックされる。
- さまざまなパークの改善とバグ修正。
- メインヒーローと同じパーティで旅をしている場合、配偶者は妊娠するようになった(settlementで待つ必要がなくなった)。
- すべての領地を失った王国は滅亡するようになった。
- 王国のクランは独立し、外交姿勢と関係を継承する。時間経過で彼らは王国に加わり、4週間以上王国に参加できない場合は消滅する。
- 倉庫の導入。この機能は既存の工房システムを拡張し、新たな貿易ゲームループを提供しようとするものだ。所有する工房に原材料を供給し、そこから加工した製品を集めることができる。
- 倉庫は在庫数に上限のある保管庫で、あらゆるアイテムを蓄えられる。町のメニューからアクセスできる。
- 倉庫の管理は「その他」タブにある「クラン」画面から行える。ここではプレイヤーが手動で入れたものを工房が使用するかどうかや、生産物をいくつ保管し、市場で直接販売するかを決められる。
- 武器の修飾語の変更。修飾語がついている製作した武器は、能力値がランダムではなく修飾語の値に基づいて変動するようにした。
- 武器の修飾語はアイテムの製作難度とヒーローの製作スキルに基づいて、製作した武器に付与されるようになった。
- 修飾語は5種類ある。ひどいもの・劣っているもの・(通常)・よいもの・素晴らしいもの・伝説的なものだ。武器の接頭辞はこうしたものに基づいており、武器の種類によって「錆びた剣(Rusted Sword)」「へこんだ斧(Dented Axe)」のように異なる。
- スキルが難度をより大きく上回るほどよりよい修飾語がつく確率は高まり、逆の場合も同様だ。
- 武器の修飾語はアイテムの製作難度とヒーローの製作スキルに基づいて、製作した武器に付与されるようになった。
- 複数のクエストの追加と既存クエストの調整。
- 攻城はしごは戦闘員が登っていても押し返せるようになった。これは登る戦闘員が一定の高さに達するまでプレイヤーかAI戦闘員によって行える。
- はしごを押し返す行動は押し返している戦闘員を攻撃することでキャンセルできる。
- AI兵士は無謀な戦いをよりしないようになり、平均して戦闘時間が長くなった。これは特に複数の敵と戦っているときの攻撃頻度を減らし、敵の攻撃範囲内にいて彼らが攻撃していないときは常に防御するようにし、他の敵に攻撃されたときの標的再評価を早めるようにしたことによる。
- また、戦闘員は複数の敵に囲まれる危険を察知してそうした状況を避けようとするようになった。
- 戦闘員は投擲物を投げようとしている敵ユニットに向かって移動する場合、あらかじめ盾を構えるようになった。
- 射撃する戦闘員は突撃命令でも敵に接近し続けないようになり、白兵戦の距離まで標的が接近してくるまで射撃距離内に入って射撃する。
- 射撃する戦闘員は味方兵士や木によって視界が遮られた場合、位置を変える。
- 目標選定システムが全体的に改良され、AI戦闘員が近くにより適切な標的がいるのにプレイヤーを優先してしまうのが改善された。これは白兵戦・射撃・騎乗の兵士に恩恵がある。
- 騎兵AIの狙い方と移動に関するシステムを改善。戦闘員は攻撃方向を決めるときに武器の長さを考慮し、同時に最大のダメージを与えられる体の部位を攻撃しようとするようになった。
- 移動の意思決定過程を改良し、戦闘員がランスチャージのために槍を構えることが増え、突撃時の効果を高めた。
次バージョン:1.2.1ベータ版
コメント
なかなか凄いことばかり書いてあって1.2楽しみ
あとは存在するであろう不具合が許容できるものかどうかだな…