「Crusader Kings III」新DLC「West Slavic Attire」発売は11月27日!

「Crusader Kings III」開発日記#112――1年の振り返り

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#112が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は今年の振り返りと異名について。1.8リリース後の開発日記です。

前回:開発日記#111――1.8.0の主な内容


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開発日記

開発日記#112は、今年の振り返りと異名について。

  • この機会に過ぎ去った1年と私たちが行ってきたことを振り返えろう。また、これからのことを少しだけ予告しておきたいと思う(大きなことはないが、以前述べたコミュニケーションは来年第1四半期に開始予定)。
  • 今年になってすぐに私たちはCK3初の大型拡張「Royal Court」をリリースした。これによってゲームは多くの新たなもので大きく変化したと言っていいだろう。私たちはその過程(当時の世界情勢を考えると間違いなく問題があった)や反響から多くの教訓を得たし、今後生かされていくはずだ。
  • 「Fate of Iberia」はイベリア半島に新たな命を吹き込んだ。フレーバーを付けた中核的な仕組みであるThe Struggleは多くの方が楽しめるバランスとなっており、高い確率で今後につながる勝利の方程式だ。
  • 「Friends & Foes」は印象的なコンテンツを追加することでゲームの強みを生かす実験で、コンテンツが増えることがいかによいことかを証明した。これは好評なフォーマットのようであるのみならず、私たちが制作する大きな動機付けにもなった。これについてはさらにニュースがあるが、来年を楽しみにしていただきたい。
  • 今年の締めくくりとして私たちはRobeアップデートをリリースした。これはグラフィックの多様化と不具合の修正に重点を置いたものだ。ブックマーク画面を見直し、tenetsのアートを追加し、カスタム領主をセーブできるようにし、バランスやAIの修正を行った。私たちは常にゲームをよい状態に保とうとしている。
  • 開発日記はしばらく再開しない(1月中旬再開予定)ため、その間に話題にできるものを残しておきたいと思う。私たちは異名について多くの議論を見てきたし、みなさんのフィードバックを真摯に受け止めてきた。次のアップデートで私たちは自然に異名を獲得する新たなシステムを追加する予定で、CK2のシステムとそこまで変わらないものの、大幅に改善されている(CK2のものはほとんど知られていない非常に難しいシステムだった)。

友人に祝福される肯定的な異名。

ファンでない人物によって広められる、獄中で得た否定的な異名。

  • こうした異名はゲーム中のいつでも獲得することがあり、キャラクターの状態をできる限り反映する。異名はいいものにも悪いものにもなることがあり、なにか非凡なことをする(スペイン王国の統一やアフリカの統一のような)とより名誉ある異名で上書きされることが(すべてではないにせよ)ほとんどだ。異名の獲得は威信(prestige)や評価(opinion)に小さなボーナスやペナルティをもたらし、異名が重要になるには十分だ。

このシステムで獲得し得る異名の例。

  • このシステムは特に積極的でない異名に重点を置いており、例えば「the Conqueror」という異名をもたらすことはない。しかし、200以上の適切で自然な異名から選択する。この異名には史実のキャラクター以外には存在しないデータベース上の既存の異名(「the Fat」「the Poet」「the Brave」「the Tyrant」など)、CK2からの異名(「the Zealot」「the Lucky」「the Resilient」「the Strange」など)、これまで使用されてこなかった史実の異名(「the Desired」「the Idle」「the Wrathful」「Longsword」など)、コミュニティから提案されたもの(「the Navigator」「the Berserker」など)が含まれる。
  • こうした異名すべてには論理的に適切な場合のみに出現するようなトリガーがあり、例えば「the Tyrant」という異名はプレイヤーが一定の圧政(tyranny)の評価を得ている場合にのみ獲得できるし、「the Fat」という異名もプレイヤーが重い説得力を持っている場合にのみ獲得できる。異名の多くは威信や信仰値(Piety)のレベルも考慮するため、威信レベルが高いと悪い異名から「守ってくれる」ことがある。また、異名がつく頻度を制御するゲームルールもある。
  • 私たちはほとんどの異名を歴史に沿ったものかそれらしいものにしたいと思っている。とはいえ、さらなる異名を自由に提案していただきたい。もしかしたら提案したものが採用されるかもしれない。しかし「the Conqueror」や「the Destroyer」のような「積極的」なものになりすぎないように留意してほしい。

  • 異名をもう少しだけ刺激的なものにするため、私たちは異名の実際の意味を表示する新機能も追加した。異名にマウスオーバーすると説明を見ることができる。
  • 最後に、12月13日CET16:00-18:00(注:日本時間14日0時~2時)にDiscordサーバーでQ&Aセッションを行う予定だ。

質疑応答

Q:異名のアップデートは年明けの小規模アップデートで来るの? もっと後のDLCと同時リリースのアップデート?

A:未定だがおそらくリリースと同時の無料アップデートの一部になる可能性が高い。


次回:開発日記#113――コミュニティが選ぶイベントパック

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コメント

  1. どんな人物にも異名が付いちゃう感じになるのかな

    • まぁ、同じ名前が連続した場合の区別として利用されたりもしてたしそうなるかもね。

    • 異名って言うとアレだけどそれまでの生き様が可視化されてると思えばある程度生きてれば有って当然とも思う。

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