「Cities: Skylines」Plazas & Promenades開発日記#1が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は歩行者エリアについて。「Plazas & Promenades」発売前の開発日記です。
「Plazas & Promenades」発表時の記事はこちら。
開発日記
Plazas & Promenades開発日記#1は、今回は歩行者エリアについて。
- 今後2週間にわたって、歩行者エリアや歩行者道路から新たな特化やサービス施設、そしてもちろん広場など、すべての新コンテンツをご紹介する。
- 「Plazas and Promenades」の中核として、私たちは歩行者エリアや歩行者道路を用意しており、歩きやすさに着目した地域を作るツールとなる。これは交通量や騒音公害を軽減する効果があり、またプレイヤーの都市それぞれに合ったエリアを作ることができるように、歩行者エリアは既存のすべての区画の建造物と連動して機能する。
歩行者エリアの作成
サービスポイントをアンロックするために歩行者エリアを指定しよう
- 歩行者エリアは既に親しみがあるであろうエリアツールを利用する。これは「地区とエリア」メニューにあり、マイルストーン3「ちっちゃな街」で利用可能になる。新たに歩行者地域を作りたい場合はなにもない土地を、既存の街の一部を歩行者エリアにしたい場合はその部分を指定する。他のエリアや地区と同様に、必要なら後から調整できる。
サービスポイントは歩行者エリアにとって不可欠だ
- エリア指定に満足したら、次はサービスポイント(Service Point)を決める。これは「公園と広場」の歩行者エリアメニューにある。サービスポイントは歩行者エリアには欠かせないものだ。というのは、ゴミ収集車や配送車などほとんどの車両が入れないためだ。ゴミは歩行者道路に面した建物から自動的に集められ、サービスポイントで回収される。同様に、資源・商品・郵便物もすべてサービスポイントを経由するため、トラックの通行量が増えても対応できる道路に設置しよう。
- サービスポイントには2種類のサイズと3種類のタイプがある。汎用サービスポイントは必要なものすべてに対応する。ゴミサービスポイント(Garbage Service Points)は廃棄物の扱いに特化している。貨物サービスポイント(Cargo Service Points)は資源・物資・郵便物を扱う。
- サービスポイントにはそれぞれ容量があり、これを超えると歩行者道路沿いの建物はニーズを満たされなくなるため、さまざまなサービスポイントが重要となる。大きな歩行者エリアは歩行者道路沿いの建物のためにより多くのサービスポイントを必要とし、エリア内の建物の構成によってはゴミ収集や貨物配送により大きな容量が必要となる可能性もある。
歩行者道路
左は青石、中央は砂岩、右は丸石
- 歩行者エリアができ、サービスポイントが配置されたら、次は歩行者道路を設置しよう。こうした舗装路は徒歩や自転車で移動する市民と、必要に応じて救急車・霊柩車・パトカー・消防車などの緊急車両が通行できる。歩行者道路は市民が主な利用者なので、車両は緊急時以外は低い速度制限に従わなければならない。
- 私たちはプレイヤーがエリアの見た目や感覚をカスタマイズできるように、さまざまな歩行者道路を用意した。砂岩・青石・丸石の3つのスタイルがあり、幅は2種類ある。それぞれの道路には芝生・街路樹・バス専用レーンなどを追加した5種類のバリエーションもあり、合計で30種類の歩行者道路から選択できる。
- 歩行者道路を作るにあたって先に決めた歩行者エリアから外れることがあるかもしれないが、そうした場合は歩行者道路に合わせてエリアを自動的に拡大する。このオプションは道路を配置する際に有効・無効を切り替えられる。歩行者道路は歩行者エリア外にも配置できるが、歩行者道路沿いに建物を置く場合は歩行者エリアとサービスポイントが必要になることを覚えておいてもらいたい。
パトカーのために格納されるボラード
- 最後に、歩行者道路には新たな機能がある。歩行者道路の入口には車両の進入を防ぐためのボラードが自動的に現れる。車両が歩行者道路を出入りするときはボラードが格納されるのを待ってから通過する。
- Overcharged Egg(注:Youtuber)によるチュートリアル動画も忘れずにご覧いただきたい。
なお、「Cities: Skylines」の開発日記についてはDLCリリースまでのスケジュールがあらかじめ公開されるようで、次回は29日月曜日、#3が9月2日金曜日、#4が7日水曜日、#5が13日火曜日となっています。前のDLC「Airport」はパッチノート公開翌日のリリースだったため、「Plazas & Promenades」でも同様だとすると9月14日発売ということになります。
2022年9月14日追記:13日公開の開発日記#5の質疑応答にて、発売日については「近日中に購入可能になるということしか言えない」と開発者がコメントしています。今回はもう少し時間が空くのかもしれません。
2022年9月15日追記:結局当初の推測どおり14日に発売されました……。
次回は歩行者エリアの管理と進歩について。次回は上記のとおり8月29日月曜日のCEST午後4時(日本時間23時)公開とのこと。
コメント
歩道橋も追加されるのだろうか?
歩行者を制するものはCitiesを制す
歩行者も渋滞しはじめたら笑う