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「Hearts of Iron IV」開発日記2021年8月18日――ソ連の亡命者

HoI4 開発日記

「Hearts of Iron IV」開発日記2021年8月18日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はソ連の非共産主義ルートについて。1.11「バルバロッサ」リリース前の開発日記です。

前回:開発日記2021年8月11日――ソ連の反対派


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開発日記

開発日記2021年8月18日は、ソ連の非共産主義ルートについて。

亡命者

  • 1936年の白色運動は壊滅状態にあった。国際的な支援を受けていたにもかかわらず、反共産主義連合(共産主義者を倒さなければならないという一点のみで合意していた)をボリシェヴィキが最終的に打ち負かしていた。多くの指導者が死亡したことで、白色運動の残党は国外に逃亡した。その多くは1930年代初頭に日本軍に侵略されて占領された満州に逃れた。
  • 満州の亡命者たちはその後数年間日本の支援を受け、国境を越えてソ連で問題を起こした。彼らは世界で唯一の白色運動亡命者ではないが、ソ連に大きな損害をもたらせるのは彼らだけだ。反ソ連の蜂起が起こるとすれば、極東やシベリアの以前は白色運動が支配していた地域である可能性が高いだろう。そこはソ連西部の厳しい管理下にある工業地帯から遠く離れ、日本の装備や支援がもっとも得やすい場所でもある。

準備

  • 1930年代半ばまでに大きな変化を起こすには内戦しかない。国粋主義者とツァーリストの内戦に向けた準備は共産主義反対派のものに似ているが、異なる手法で行われる。赤軍は高度に政治化されているため実際に多くの支持者を得るのは難しいし、NKVDからも支援は得られない。

  • 上の画像のツリーでは装備・ユニット・工場・国民精神・ディシジョン、さらには内戦勃発時の政府顧問など、さまざまな準備が行われる。ディシジョンでは極東からソ連全土に影響を及ぼすことができ、満州からの越境に合わせてステートで反乱を起こす準備ができる。それでもソ連はこの20年間で驚異的に力をつけており、内戦は困難なものになる。

宗教

  • 共産主義者の支持を弱める手段のひとつが教会の支持を得ることだ。正教会の司教(府主教)には国外に逃れた者もおり、1927年にSergy総主教はロシア正教会を代表して共産主義政府への絶対的な忠誠を宣言したが、それによって多くの府主教が彼と交流を絶った。総主教の宣言にもかかわらず1931年にはモスクワの救世主ハリストス大聖堂が破壊され、ソビエト大宮殿のために場所を開けた。こうした決定を覆して信仰と宗教をロシア社会の中心に戻し、適切な報いをもたらす必要がある。

  • 最終的にプレイヤーは内戦を始める。前述のように簡単ではない。ソ連は軍事的にも工業的にも圧倒的な優位性を持っている。プレイヤーは資源の有効活用や破壊活動などを行って少しでも有利な状況を作り、ありそうもない勝利を収めなければならない。幸いなことに、外国からの援助がある可能性もあるが、それでは不十分かもしれない。
  • 「最後の切り札」はプライドを飲み込んで日本に充分魅力的な提案をすることだ。すなわち、北西部の敵国を排除し、太平洋岸に大規模な領土を獲得し、さらには敵国の崩壊による権力の空白に従属的な政権を樹立することなどだ。こうしたことよって日本の直接的な関与を買うことができるかもしれないが、その代価は非常に大きい。

統合

  • 内戦に勝利すると、今度は権力を強化して戦火にまみれた国家を再建し、白色臨時政府をロマノフ家の安定した意志に置き換える必要がある。そのために全国会議(Zemsky Sobor)を開催して皇帝ウラジーミル1世を選出する。

  • こうした国家方針は多くの反共産主義の亡命者が祖国に戻るきっかけにもなる。ここからは、白色運動を構成する2つのイデオロギーのどちらかを受容する。

  • ツァーリストルートでは皇帝の独裁的権限を強化し、ロマノフ王朝を復活させる。このルートではロシア帝国の旧国境を回復する。第一次世界大戦後に失われた多くのステートを再征服し、さらにその先に進む。

  • ファシストルートではロザエフスキー(Rodzaevsky)に権力を譲り、西側の多くの国家と同じく皇帝を象徴君主とする。この指導者の下で過去の屈辱は是正される。30年以上前の日本に対する敗北がそれだ。このルートでは極東での海軍増強にも注力し、アメリカ大陸への進出も考えられる。

  • これらのルートでは建国可能国家がある。ツァーリストとしてスラブ民族の団結を称賛し、彼らの保護者としての役割を果たすことができる。十分に強く、十分に好まれていれば、脅威に晒されているスラブ諸国は喜んでプレイヤー国家に参加する。そうでなければ、武力で占領することもできる。この事業を成功させれば、スラブ人の大連合を形成できる。

  • もうひとつは(これもどちらのルートにも開かれている)、新国家における教会の役割を強調することだ。このルートではハルビンの府主教を国家指導者とし、遠い昔の帝国の唯一の真の後継者としてロシアの正当な地位を主張できる。

新たな解放可能国家

  • 和平交渉や国家方針で独立させることができる解放可能国家をいくつか追加した。基本的にソ連のすべてのソビエト社会主義共和国(SSR)、自治ソビエト社会主義共和国(ASSR)、そしていくつかの管区(Okrugs)をカバーし、1922年にソ連が建国される前に存在していた国家もある。イメージとしては上の画像のようになっている。
  • 一部の解放可能国家は重複しており、例えば極東共和国(the Far Eastern Republic)はチュクチ(Chukotka)やウラジオストク(Vladivostok)にも中核ステートを持つ。上の画像ではソ連領土にできるだけ多くの国家が見えるようになっている。

 

(注:先週の開発日記の画像)

  • もちろん新たな国旗もある。先週ご紹介したこの国旗は共産主義カレリアと非同盟/中道のブリヤート共和国の国旗だ。

  • 他にはこんなものもある。
  • さらにこうした国家向けにいくつかの建国可能国家も追加した。例えばIdel Uralだ。
  • 当然ながら以上のツリーは現在も作業中のため、最終的にリリースされるものと100%同じとは限らない。

  • 忘れるところだったが、現在の巨大なソ連の国家方針ツリーはこのとおりだ。

質疑応答

Q:民主主義ルートはないの?

A:ない。過去3回の日記をご覧になればおわかりになると思うが、これは既にHoI4で最大の国家方針ツリーだ。私たちはこれまでご紹介してきたルートを細かく包括的にするために時間を費やすことを選んだ。


次回:開発日記2021年8月25日――いろいろなもの#2

コメント

  1. 太平洋岸に大規模な領土ってどこまでだろう
    極東共和国と同じように沿海州からカムチャッカまでかな

  2. ソビエトを徹底的にバラバラ分割統治するのHoi4出てすぐからずっとやりたかったからこれ一番うれしいかも

  3. 民主化ルートは無いのかw

    • ケレンスキー「は?なにこれ?チョトマッテチョトマッテチョトマッテ・・・」

    • ロシアと民主主義って合わなそう

  4. 「西側の多くの国家と同じく工程」の皇帝の部分が工程になってますよ

    • 修正しました。ありがとうございます。

  5. Legacy of Rome、スラヴ連合……CK2かな?

  6. ケレンスキー暗殺が時報代わりの世界線といい、やっぱりロシアに民主主義なんて無かったんやなって

  7. アナスタシアちゃんはどこ…?

    • 毎度のごとくワザップみたいな方法で出てきそうではあるなあ。

      • 最近の傾向に鑑みるに記憶喪失の女装したヒトラーをアナスタシア皇女として戴冠させるイベントがあると見た

  8. テコ入れ入った時期が違うとはいえ、国家方針が日本とイタリアの5倍くらいの規模やな…

    • たまには英連邦君のことも思い出してあげてください…

      ニュージーとか民主独立した後の国家方針一つやぞ

    • イタリアは来年(再来年?)アップデートが来るだろうけど日本はどうなるかな…いつか第2弾がくるのか果たして

      • 英連邦とは言え、ニュージーの規模と当時の影響力を考えたら、ユニークツリーもらえてるだけで優遇されてる方なんじゃない?

        一応公式的にも主役級なメジャー7国の扱いの格差が有る方が、ゲーム性的に微妙な気はする

  9. 極東共和国とかゴールデンカムイの初期アチャとキロランケの夢がhoi4で叶うんやな

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