「Stellaris」の開発日記#176が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は軌道上居住地の段階について。2.6「ヴェルヌ」+Federationsリリース後の開発日記です。
開発日記
開発日記#176は、今回は軌道上居住地の段階について。
- 今回ご紹介する軌道上居住地の変更は、現在のところ5月のアップデートで予定されている。
- 「Utopia」で導入された軌道上居住地は帝国内のすべての居住可能惑星を植民地化した後にも限定的な拡張を続ける手段をもたらす。2.3「ウルフ」アップデートでは、軌道上居住地が置かれている天体に基づいた特別な区域を追加し、専用の宇宙採掘施設の建設のような可能性が広がった。「Federations」では起源「宇宙生まれ(Void Dwellers)」を追加し、3つの軌道上居住地を持った状態でスタートする。
- 5月には、軌道上居住地に複数の段階(tiers)を導入する。これは「Utopia」を持っているか、「Federations」で起源「宇宙生まれ」を使うプレイヤーが利用できる。
- 軌道上居住地の1段階目は技術ツリーに少し早く登場し、建設に必要な合金の量も少ない。基礎的な軌道上居住地はこれまでのバージョンより小さく、4つの区域スロットで始まる。この軌道上居住地は現在のゲーム内のものよりもシンプルな外観をしており、後で建設するステーションのコアとなる。
- 技術「軌道上居住地の拡張(Habitat Expansion)」はこれまで軌道上居住地技術があったあたりに配置されており、時間と合金を使用する惑星ディシジョンで、区域で満たされた軌道上居住地を発展型居住地(Advanced Habitat)にアップグレードできるようになる。
- 発展型居住地にアップグレードすると区域スロットが2つ追加され、通常帝国でも基本的な住居建造物を建設できるようになる。
- 発展型居住地へのアップグレードでは、中央のコアの周りにモジュールのリングが追加される。
- 第三の技術では、Habitat Central Controlを持つ完全に開発された発展型居住地をHabitat Worldにアップグレードできる。
- アセンションパーク「宇宙育ち(Voidborne)」にも変更が加えられている。各居住地に建造物スロットを2つ追加し、自動的に居住地アップグレード技術にアクセスできるようになる(注:画像を見るに、研究選択肢として出現するようになるということのようです)。このアセンションパークがある通常帝国は発展型居住地やHabitat Worldsに基本的な住居建造物だけでなく、発展的な住居建造物も建設できるようになる。
- 「宇宙生まれ」は技術「軌道上居住地の拡張」の選択肢を持った状態でスタートし、首星となる居住地は発展型居住地、あとの2つは通常の軌道上居住地となる。内部テストでは、彼らが「宇宙育ち」で追加の建設スロットを獲得するのは非常に価値が高く、新たな居住地建設の合金コスト低減により、副次的な居住地が小さくなるのを軽減できることがわかった。
- この間に、私たちは軌道上居住地と関連する他の問題にも取り組んだ。例えば、ナノマシンの惑星特性を持つ天体の上に建設すればナノマシンを産出し、またズィロ、ダークマター、生体金属、ナノマシンの惑星特性を持つ天体の上に建設された軌道上居住地は研究用居住地として扱われるようになった。
- 生活の質の向上としては、軌道上居住地建設のために軌道上の採掘ステーションや研究ステーションを撤去する必要がなくなり、軌道上居住地が完成すると自動的に解体されるようになった。
上からHumanoid、Plantoid、Lithoidの軌道上居住地。
- 一部の種類の軌道上居住地の段階はこのとおり。
来週も5月のアップデートの内容について。
次回:開発日記#177――布告の見直し「Stellaris」開発日記#177――布告の見直し
コメント
これは楽しみだ
好きな建築物ではあるが、これが拡張されるとまた重くなるな…
入植しない軌道上居住地をいくつもいくつもいくつも作り続けるAIを先に直せ