「Crusader Kings III」開発日記#16が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はチュートリアル・ツールチップ・百科事典について。本体発売前の開発日記です。
開発日記
開発日記#16は、チュートリアル・ツールチップ・百科事典について。
- CK2は問題のあるユーザビリティと言えるかもしれないものをUIに抱えていた。UIは使いにくく、どこを見ればいいかというほのめかしすらないまま関連情報で埋め尽くされていて、オンラインのチュートリアルに何時間も費やさなければならなかった。
- これはCK3では避けたいと思っている。戦略と難題はクリックする必要のあるボタンやツールチップに出す必要がある数値を見つけずにシステムに習熟することからもたらされるべきだ。
チュートリアル
- プレイを始めてどこでプレイするかを選ぶときに最初にプレイヤーが直面するのは、ガイドによるチュートリアルを開始するか、自分でゲームに飛び込むかという選択肢だ。
- チュートリアルではマンスターの小王Murchad mac Donnchadを操作する。そう、私たちはアイルランドでのチュートリアルを完全に受け入れた。
- このチュートリアルではインターフェイスのさまざまな部分とゲームの仕組みを案内し、必要なウィンドウを開いて関連情報を強調表示する。例えばマップの操作、キャラクターとのやり取り、結婚などについてだ。こうしたことはすべてゲーム内で行われるため、UIの正確な位置を見て操作できる。
ツールチップ内のツールチップ
- CK3の新機能のひとつがツールチップ内のツールチップだ。これによってゲーム内で青く強調されたテキストにカーソルを重ねると関連情報が表示されるようになった。ゲームコンセプトの意味することについてWikiを探す必要はなく、マウスオーバーするだけで済む。
- 例えば公爵位(Duchy)という語のツールチップはこのようなものだ。
- この動作はネストされているため、さらに多くの情報を得ることができる。すべての青く強調されたゲームコンセプトがそうで、領主(Ruler)とはなにかの説明を表示した後、称号(Title)とはなにかを表示することなどもできる。
- ツールチップのツールチップにはタイマーロックとアクションロックの2つのモードがあり、前者がデフォルトだ。こうしたモードはツールチップのツールチップがロックされる原因を決めるもので、設定メニューで設定されるタイマー、あるいは手動でロックするためのマウスの中ボタンクリックのどちらかだ。
- 2つのモードを用意したのは、見たいものを見つけたときにアクションロックモードを選んでツールチップ内ツールチップを切り替えることができるようにすることで、プレイヤーがゲームをより快適にできるようにするためだ。
反応型のアドバイス
- ガイドによるチュートリアルが終わると、反応型のアドバイスによるチュートリアルが始まる。これは通常のゲームプレイ中に紫色の情報アイコンとして表示されるちょっとしたアドバイスで、ゲームの現在の状態に基づいてミニチュートリアルを提供する。
- チュートリアル開始時に自分でゲームに飛び込むのを選ぶと、ガイドによるチュートリアルをスキップしてすぐにプレイが始まり、ゲーム内アドバイスを得る。
- 例えば開発日記#6で述べたが、司教がプレイヤーを支持しておらず、正当な税収や軍を出すことを拒否している場合、Wikiや関連する開発日記を見なくても、アイコンをクリックして必要なことを表示する。
- ガイドによるチュートリアルと同じく、このアドバイスでは関連するインターフェースを強調して潜在的に実行できる行動の例を示す。
- 反応型のアドバイスは設定画面からリセットでき、既に見たアドバイスを表示することができる。また、マルチプレイでも利用できる。
- ゲーム中にこのトップバーにはゲームの他の部分の情報も表示される。こうしたアラートは関連する行動をすることで消えるが、このアラートをクリックすると適切な行動を促す。
問題(Issues)タブ
- トップバーのアラートとアドバイスの横にある問題(Issues)タブは、主張できる請求権や破産状態など、プレイヤーの現在の状況の要約が表示される。こうしたことはプレイヤーができることの提案(Suggestions)とともに表示される。テストプレイではこの機能は新たなプレイヤーにも熟練プレイヤーにも役立つ。
通知とToasts
- あまり長期の情報ではなかったり、解決を迫られているものについては、通知とToastsという新しい情報を表示する方法がある。
- 通知はCK2のメッセージフィードのように小さな情報を表示し、必ずしも注意する必要はない他のキャラクターに関するできごとについてのものだ。
- Toastsは通知よりもう少し大げさで、画面の上部に表示され、祝うべきことや同情すべきことを表示する。これはイベントの結果などに使用され、ダイスロールの結果やプレイヤーの行動の結果を表示する。
百科事典
- 新機能として、ゲームの百科事典がある。さまざまなページがあり、検索可能であるだけでなく、検索の履歴や、検索された前後のページも移動できる。百科事典の情報はスクリプトファイルから自動生成されるため、ファンのWikiとは異なり、値や説明が変更されると自動的に更新される。
Mod
- ここで紹介したすべての機能は完全にModで変更できる。CK3の狙いのひとつは改造可能なCK2よりもさらに改造可能にすることだ。改善を考えているのはインターフェースの改造で、CK3では多くのものをスクリプト化して新しいものを作れるようにした。
コメント
期待できそうですね
最近はランチャーやストアページがデフォで日本語対応しているし、CK3は公式で日本語対応していないかと期待しちゃいます
初心者はアイルランドからをホントに実装してしまったのか、
でもたぶん発売されたら別のところがおすすめされるようになるんだろうなぁ・・・