「Crusader Kings III」新DLC「West Slavic Attire」発売は11月27日!

「Crusader Kings III」開発日記#7――キャラクターとポートレート

CK3 開発日記

「Crusader Kings III」開発日記#7が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はキャラクターとポートレートについて。

前回:開発日記#6――評議会・有力封臣・配偶者である評議員


スポンサーリンク

開発日記

開発日記#7は、キャラクターとポートレートについて。

キャラクターのスキルと特性

  • キャラクターはそれぞれCK2と同じくスキルと特性がある。
  • スキルはさまざまなことをどれほどうまくできるかを決め、外交能力(Diplomacy)が高いキャラクターは好感を持たれるだろうし、軍事能力(Martial)が高ければ指揮官として秀でているだろう。

個人特性アイコン。

  • こうしたスキルの源泉が特性で、その中でもっとも重要なものが人格特性(Personality Traits)だ。性格特性が他の特性と非常に似ていたCK2とは異なり、CK3では性格特性を重視することにした。CK2ではそれほど労力をかけなくても簡単に5-8個の性格特性を持てたが、キャラクターが実際にどういう人物なのかをつかむのが難しく、CK3ではこれが改善された。
  • 人格特性はキャラクターそれぞれの行動に大きな影響を与えるようになったため、キャラクターが貪欲(Greedy)であるなら実際にそうであるように感じられるだろう。これを強調するため、キャラクターは3つ以上の性格特性を持たないようにし、ひと目でどういう人物なのかを把握できるようになった(他の種類の特性は制限がない)。

  • また、キャラクターの性格を2つの単語にまとめてキャラクタービューに表示する機能も追加した。これは例えば封臣の割り当てや(注:策略の)関与者の獲得などの際に役立つ。「強欲な悪党(Rapacious Blackguard)」はもっとも忠実な封臣ではないだろうが、素晴らしい関与者にはなるだろうし、「高潔な共感者(Honorable Empath)」はその逆だろう。

威信値と信仰値の変更

  • 威信値(Prestige)と信仰値(Piety)はCK3にも残るが、新たな要素がある。CK2では威信を貯めてさまざまなことに使ったが、理にかなっていることがほとんどなかった。例えばなぜ侵略を開始すると突然みんながプレイヤーをそれほど好まないようになるのだろうか? こういうわけで、威信と信仰の通貨としての機能を分離することにした。
  • CK3ではキャラクターが蓄積した威信と信仰が名声(Fame)/信心(Devotion)のレベルに寄与する。これはさまざまな効果を持ち、例えば名声レベルはすべての世俗の領主からの評価を高め(CK2と同じ)、より多くの騎士を持てるようになり、特別な行動、例えば部族なら侵略のようなものを解禁する。信心レベルは聖職者からの評価を高め、聖戦を宣言できるようにする。
  • このレベルは0-5まであり、0は不名誉な状態を表す。停戦協定を破るなどの真に不名誉なことをしたときは、威信を失うだけでなく名声レベルも低下し、すべてがより困難になる。蓄積された威信と信仰はCK2と同じく通貨としてさまざまなことに使用でき、威信値は封臣とのやり取り、ディシジョン、戦争に、信仰値は教会とのやり取りに主に使用する。

遺伝特性

  • 強健(Strong)や天才(Genius)といった特性はCK2では非常に人気で、プレイヤーは直系にこの特性をつけようとすることが多かった。CK3ではこれはさらに複雑なものになり、遺伝特性は世代を経ることで向上していく複数のレベルを持ち(近親交配でスピードアップできる!)、それ以外にも多くのものがある。
  • 遺伝特性はポートレートの見た目にも影響することがある。例えば美形(Beautiful)の特性系統であれば、キャラクターはより均整の取れた見た目になる。逆に醜形(Ugly)や白子(Albino)なら、それぞれ均整が崩れ、キャラクターの肌の色調が変化する(中世は偏見に満ちていた)。

ポートレート

  • ポートレートはCK2の2Dの「紙人形」スタイルから、CK3ではフルアニメーションの3Dキャラクターに変更することにした。CK2のポートレートには間違いなく魅力があるが、3Dに移行することであらゆるダイナミックな機能に関して可能性が広がる。
  • すべてのキャラクターには見た目を決めるDNAがある。私たちが制御できる顔の特徴にはそれぞれ固有の遺伝子があり、膨大な数の遺伝子は多くの変異型と無限の顔を私たちにもたらす。例えば鼻だけでその形状を決める10以上のパラメーターがある。CK2ではひとつだった。
  • もうひとつの変更点は、UIにそのキャラクターをどれだけ表示するかだ。
  • 中世において、その人が誰なのかを表す上で、人の服装は顔の特徴よりも重要なものだった。そのため、頭や肩だけでなく体をもっと見せるということは理にかなっている。キャラクターの服がどれほど派手で高価なように見えるかは、彼らの格についての情報をもたらす。
  • また、より大きなフレームになってさまざまなアニメーションするポーズを表示できるようになり、キャラクターの性格についてのヒントにもなる。
  • 体型についても同様だ。キャラクターの身長(小人症、巨人症含む)、体重、体組成はさまざまであり、ライフスタイルや特性に影響される。キャラクターが大食いの快楽主義者なら恰幅がよくなるだろうし、伝説的な戦士なら胸筋と三角筋が伝説的なものになっている可能性が高い。
  • 3Dシステムでできるその他の素晴らしい機能として、シームレスな加齢と病気のオーバーレイがある。プレイヤーは幼児が徐々に大人になり、最終的に(予想外の出来事がなければ)100歳の年寄りになるのを見ることができる。キャラクターが深刻な病気にかかった際には適切にぞっとするような肌のテクスチャのオーバーレイでその見た目にも反映される。くわばらくわばら。

質疑応答

Q1:人格特性はどれくらい獲得したり失ったりするの?

A1:性格を変えることは「非常に」難しく、ランダムイベントでそれが起こることはない。時間経過でゆっくり性格を変える方法がいくらかあり、キャラクターをどのように演じるかでストレスに影響があることもある。しかし詳細はまだ言わない。

Q2:服装とか髪型はカスタマイズできる?

A2:髪型、ヒゲ、服装、限定的だが毛色を変える(ただし異様な色はない)ことができる理髪店がある。

Q3:名前と年齢の横にあるハートはなに?

A3:そのキャラクターの全体的な健康状態。かなり抽象化されている(いつ死ぬか正確にはわからない)が、兆候は見える。例えば深刻な病気のキャラクターはハートに黒くシワができる。


次回:開発日記#8――宮廷・客人・放浪者

スポンサーリンク

コメント

  1. 托卵がより分かり易くなりそうだ…

  2. 最早人の形をした馬やんけ 最高

  3. 早くプレイしたくてどうにかなりそう

タイトルとURLをコピーしました