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「Europa Universalis IV」開発日記2019年9月10日

EU4 開発日記

「Europa Universalis IV」開発日記2019年9月10日分が公開されましたので、その内容をご紹介。今回は日本、朝鮮半島、中央アジアについて。

前回:開発日記2019年9月3日


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概要

開発日記2019年9月10日分は、日本、朝鮮半島、中央アジアについて。

  • 1.29満州アップデートは9月17日リリース予定だ。
  • 前回「Mukden PalaceをBeijingプロヴィンスに追加する」と書いたがこれは間違いで、現在の首都に追加する。

  • 前回の開発日記では明の支持者である国姓爺(Koxinga)についてのコメントが多かった。

  • 海賊好きのプレイヤーのために、日本には新たな大名として対馬の宗氏を追加し、宗氏は倭寇(Wokou)発生後は海賊共和国(Pirate Republic)になる選択肢がある。

  • Four Oiratの崩壊後、構成部族は自力でやっていくことになるが、最終的にはそのうちのひとつであるジュンガル(the Dzungars)がステップの大部分とチベットの一部を支配した。ジュンガル・ホンタイジ国(The Dzungar Khanate)は100年以上にわたって清の悩みの種となった。

日本のミッションツリー

  • 現在の日本と大名のミッションツリーは範囲が限られている。主な汎用ミッションに付け足された2つの並行するミッションだけだ。このミッションはいい出来だが数が少なく、互いに関連もしていない。
  • つまりやるべきことは明らかだ。すなわち、すべてのミッションをひとつのツリーにまとめ直し、一番上にいくつかミッションを追加することだ。
  • 大名と日本(Japan)は同じミッションツリーを共有する。新たなツリーはひとつの大名だけがコンプリートできる最初の数段で制限される。さらに進めるには大名がまず将軍になり、ミッション「Win Political Supremacy」を完了しなければならない。将軍はただちに朝鮮に進出しようとするかもしれないが、日本(Japan)を建国することもできる。
  • 統一日本は東アジアでさらなる征服を進め、本国の商業的利益を増やし、太平洋の両岸に植民することにも挑戦できる。

満州アップデートでのマップ

上がこれまでの、下が新しいシベリア東部のエリアマップ。

  • 満州アップデートでは拡張主義の日本が上の画像のような変化に直面するかもしれない。シベリア東部ではエリアが統合され、日本のシベリア植民はずっと簡単になり、この地域の植民でステート上限に達するまでずっと長くかかるようになった。

上がこれまでの、下が新しい中央アジアのマップ。

  • 中央アジアのプロヴィンスは小さな見直しが行われた。Barnaulのような大きなプロヴィンスが分割され、中央アジアの前線を要塞化するのが困難になった。ステップは非常に広く、非常に突破されやすい国境線となっている。この地域のプロヴィンスが増えることで、たとえそれが開発度が非常に低いプロヴィンスであっても、静的防御を難しくし、当時のこの地域にふさわしい、国境を出たり入ったりする戦術を取ることが促される。

朝鮮のミッションツリー

  • 征服ツリーは非常にわかりやすい。最初の任務は白頭山(Mount Paektu)を獲得することだ。その後Jurchensを征服するが、これに際しては、例えば「Restore Goguryeo」で得られる補正が役に立つ。朝鮮が北に拡大した後は西に向かい、Celestial Throneを請求する。

  • 日本への拡大も行える。最初のミッションは大艦隊を建設することだ。これによって朝鮮は日本の一部に請求権を得るが、こうしたプロヴィンスを征服すれば、日本の南半分と京都に対する請求権を得る。最後に道教であれば神道と融和しようと思うかもしれない(道教でない場合は日本全土を自宗教にすることになる)。
  • 非征服ミッションはいくつかのカテゴリーがある。ひとつは防衛で、強力な陸海軍を建設し、中華皇帝との関係を強化し、国家を要塞化する。さらに、小さいグループだが交易についてのものもある。

  • 朝鮮のミッションツリーで中央にあるのは国内の団結に関するものだ。史実では朝鮮の国家は複数の相互に関連する問題に悩まされた。このような難題をプレイヤーにもたらすため、イベントや、イベントの影響を軽減するために達成しなければならない関連するミッションを追加した。最初は「The Plight of the Peasantry」で、すべてのKoreanプロヴィンスで開発度を6にする時間との競争となる。1470年までに達成できない場合、上の画像のイベントが発生する。

  • このイベントが発生した場合、このミッションを達成すると補正が取り除かれ、また1550年代の上の画像のイベントも発生しなくなる。AIのために、補正は2つ目のイベントで取り除かれる。

  • これと並行して、1480年以降にNeo-Confuciansの興隆と派閥争いについてのイベントが発生する。

  • 私たちはestatesをYangbanとNeo-Confuciansの2つの派閥とした。

  • このイベントが起こった後、既存のLiterati Purgeイベントが発生するが、誰を粛清するか選べるようになった。

  • 3回目の粛清イベントが発生するとすべてのestatesを満足させることで危機を解決できる。一方を怒らせることなく粛清することはできないため、これは簡単なことではない。また、20年程度ごとに深刻な派閥争いが発生する。

  • このミッションと「Expand Hanseong」「Develop Korea」を達成すると、国家の真の自立に至る。

国家アイディア

  • 1.29満州アップデートでは国家アイディアも追加した。Manchuのアイディアを分割して適度に強力なJurchenのアイディア、軍事的にかなり強力なManchuのアイディア、これもかなり強力だがバランスの取れた清のアイディアとした。

  • 2つ目はモンゴルの部族だ。既に非常に強力な国家アイディアを持っているが、それでも少し退屈であるため、Oirats、Mongolia、Chagataiにそれぞれ国家アイディアを追加した。狙いはそれぞれ同程度に強力なものにすることだ。

Soのアイディア

NivkhとSolonが使用するEvenkのアイディア

Shunのアイディア

  • 最後に、東アジアの見直しに関連したさらなる国家がアイディアを得た。

ゲームプレイ以外の変更

  • 第一に、新たなパラドックスランチャーを取り入れた。Imperator:Romeでデビューしたものだが、1.29からEU4でも使用する。新たなランチャーはこれまでのものと同様によく機能する。Steamから起動でき、使いたいModの切り替えや言語や解像度の調整などが行える。

  • 第二に、一部のユーザーは国家選択画面の変更に気づくだろう。EU4には膨大な数の拡張やDLCがあるが、その中身についてはわかりにくかった。「国家Xについて買う価値があるDLCはなにか?」とか「それぞれの拡張にどの機能が入っているか明らかでない」というコミュニティの投稿をよく見かける。そのため、特定の関連する国家ではプレイヤーが所有していない拡張やDLCを推奨するようにし、これに合わせてそのDLCに含まれる機能を表示する。例えばGreat Hordeを選択すると、国旗の横に小さなアイコンが表示され、「The Cossacks」に興味を持つかもしれない理由を示す。

  • このアイコンをクリックするとDLCの詳細、このコンテンツに関連する国家、関連の拡張を表示する。「Rule Britannia」の場合は上の画像。
  • 最初に「一部のユーザー」と書いたが、少なくとも限られた時間、一定割合のプレイヤーにのみこうしたDLCの情報が表示される。私たちはこれがプレイヤーの体験を改善し、ユーザーに興味を持たせられるかどうかを確認するために試験的に実施する。

来週は1.29のチェンジログについて。

次回:開発日記2019年9月16日

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コメント

  1. お疲れさまです。
    なかなか、アクティブになれそうなバージョンになりそうですね。
    あと何のDLCが必要か系は既にCK2で実装されてましたけどEU4でも表示できるというのは良いかも。

  2. 見たところブリヤートがきえていますね。

  3. 思ったほど日本は変化なかったな

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