「Europa Universalis IV」開発日記2019年3月5日分が公開されましたので、その内容をご紹介。今回はバルカン半島のマップについて。
概要
2019年3月5日分の開発日記は、バルカン半島のマップについて。前回に引き続きコンテンツデザイナーのneondt氏によるものです。
- 今回も年末の大型ヨーロッパアップデートについて。繰り返すが、以下のすべてのことは変更される可能性がある。
- 1.4でのバルカン半島。
- こちらは1.28でのバルカン半島だ。ここでの大きな変更は単に「プロヴィンスが増えた」ことだ。アルバニアは充分に分割され、エーゲ海の島々も増え、ブルガリアのプロヴィンス密度も高まっている。
- 私見だが、ギリシャとブルガリアには新たなプロヴィンスを入れる余裕がまだ充分あると思う。大陸ではアナトリアと同水準まで密度を高めたい。もっともわかりやすいのは、YanyaプロヴィンスをArtaを追加することで分割することだ。Artaはオスマン帝国に最後に陥落させられたエピロスの都市だった。1444年にエピロスの国家タグが戻ってくるが、国旗は変更されている。またCorfuの国家タグは1444年では取り除かれる。ゲーム中でCorfuはヴェネツィアの属国であり、実際にはエピロス専制侯国の君主だった者に統治されている。これは変更される。
- 他にはSilistria/Basarabiaのオスマン=モルダヴィア国境をより正確に反映するプロヴィンスも含まれるだろう。エーゲ海ではScioとLesbosの分割、ブルガリアの都市Tarnovoを中心とした新たなプロヴィンスも可能性がある。
- こちらの提案はこれに非常によく似ており、正しい方向性におけるステップを示している。既に私が言及したこと以外に、CorfuプロヴィンスからCephaloniaを分離してエピロスに戦術的な深みを与えるアイディアは好きだし、その南にCorinthを追加するのも同様だ。しかしキプロス島とクレタ島にプロヴィンスを追加する可能性は低い。サルディーニャ島やシチリア島のような大きな島以外では単一プロヴィンスに留めておきたい。
- セルビア・ボスニア・ダルマティア沿岸部にもいくらかプロヴィンスを追加する余裕があるが、バルカン半島南部ほどではない。
- こちらの提案は見るべきものが多くある。Herzegovina/the Duchy of Saint Savaを1444年時点でボスニアの属国としているのは興味深い。プロヴィンスの密度もハンガリーと同程度であり、この地域での目標としていいと思う。しかしScutariとCataroをヴェネツィアのプロヴィンスとして追加する可能性は低い。
- 前回の開発日記でのコメントを読み、それによってコンテンツデザインチームでは多くの議論が巻き起こった。その結果のひとつとしてComoプロヴィンスを今はMilanとなっているプロヴィンスの北部から分離することにした。
来週はドイツについて。
コメント
バァルカン!!
ヘルツェゴヴィナ追加は面白そうだな
質疑応答の中で、年末に出る拡張の前にもう一つパッチ出すかもしれないと言ってますね。