「Imperator: Rome」開発日記#14が更新されていましたので、その内容をご紹介。今回は共和国の役職と法律について。
前回:開発日記#13
概要
開発日記#14は、共和国の役職と法律について。
- 最初に、ローマにおける現在の統治者は執政官(Consul)と呼ばれる。プレイヤーが自分のキャラクターを大事にする中でより面白いゲームにするための決断として、ローマの執政官は1名のみで、5年間務めることとした。
- 次の執政官は「候補者(candidate)」と呼ばれるが、この候補者は通常、元老院の中でもっとも力のある派閥の中のもっとも人気と名声がある人物だ。友人関係や他の派閥の支持ももちろん影響する。
- 政府には8つの役職があり、その役職者はすべて彼らを交代させるか、彼らが死亡するまでその役職を務める。それぞれの特質ごとに2つずつ役職があり、役職者の特質におけるスキルが国家にどれほど大きな影響を与えるかを決定する。それらがそれぞれキャラクターに名声(? prominence)やその他の恩恵をもたらす。
- 監察官(Censor):カリスマ1ポイントごとに、執政官の派閥に対する元老院の影響力+0.2。
- 法務官(Praetor):カリスマ1ポイントごとに商業収入+1%。
- 軍団幕僚(Tribunus Militum):軍事能力1ポイントごとに規律(Discipline)+1%。
- 軍資金管理長官(? Praefectus Militaris):軍事能力1ポイントごとに税収+1%。
- 鳥卜官(Augur):信仰(Zeal)1ポイントごとに吉兆の力(Omen Power)+5%。
- 神祇官(Pontifex):信仰1ポイントごとに安定度コスト-2%。
- 護民官(Tribunus Plebis):策略能力1ポイントごとに自由民の幸福度+1%。
- 軍医(? Vulnerarius):策略能力1ポイントごとに健康+0.5。
- 役職に任命された者は忠誠度が上昇し、解任されると大きく低下する。
- 共和国の法律は8つのカテゴリーがある。カテゴリーごとには4つの法律があり、カテゴリー内でどれかひとつだけが有効にできる。法律の変更には250の弁舌力(Oratory Power)が必要で、元老院の支持も得なければならない。
- 汚職防止法(Anticorruption Laws):汚職(Corruption)と不穏度(Unrest)に影響
- 宗教法(Religious Laws):吉兆のコストと力、宗教派閥の影響力に影響
- 海事法(Maritime Laws):商業、富、海賊に影響
- 融和法(Integration Laws):Popの幸福度、行政・大衆主義派閥の影響力に影響
- 市民法(Citizen Laws):Popの昇格コストに影響
- 土地改革(Land Reforms):攻撃的拡張(Aggressive Expansion)、不穏度、奴隷の出力に影響
- 軍事改革(Military Reforms):さまざまな軍事ボーナスに影響
- 選挙改革(Election Reforms):汚職、執政官の任期に影響
- 君主制、部族制には異なる役職と法律がある。また、Modで好きな国家に固有の役職や法律を作ることもできる。
来週は軍の伝統について。
次回:開発日記#15
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