パラド社発の宇宙4Xゲーム「Stellaris」の開発日記#106が更新されましたので、その内容をご紹介。今回は2.0.2パッチノートとチェリイの今後について。
概要
開発日記#106は、2.0.2パッチノートとチェリイの今後について。今回はStellarisプロジェクトリードのJamor氏によるものです。
- 私たちが2.0を作ったとき、変更点が膨大なものであるために私はローンチ後のサポートの開発時間をいつもより大きく見積もった。目標はプレイヤーからのフィードバックを吸収して処理し、バグ修正と同時にバランス調整や全体的な改良を行うことだ。Stellarisはプレイヤーの数と同じくらい多くのプレイスタイルがあり、私たちの目標は最大多数にとってよいバランスとなるポイントを捉え、新たなゲームカスタマイズオプションで好みに合わせてさらに調整できるようにすることだ。
- 2.0.2は「ローリングベータ」として計画しており、これは私たちが新たに調整や修正を行うときに周期的に継続してアップデートを続けていくということだ。プレイヤーからのフィードバックが最終的なバージョンを決定するのに重要なので、プレイを続け、どんな感じか教えてほしい。
- 私たちは特に戦争疲弊度と現状追認(Status Quo)の和平がそれらしく、満足できる戦争の結果をプレイヤーの最大多数にもたらすことができるようにするため、これがよいものであるか確認したいと思っている。このパッチでの最初の変更は試験的なもので、テスト期間を通じて手直しを続けていく予定だ。遠慮なく私たちに建設的なフィードバックを送ってほしい。
パッチノートは以下で気になったもののみご紹介します。パッチノート全体についてはフォーラムをご覧ください。
- 戦争疲弊度が100%になっても強制的に和平とはならず、和平するまで影響力と統合力の毎月の増加がゼロになり、すべてのPopに対して幸福度ペナルティが付くようになった。
- 占領は戦争疲弊度に影響しなくなり、代わりに別の要素として戦争画面で表示されるようになり、プレイヤーが要求を飲ませるためになにをする必要があるかをより明確にした。
- 惑星破砕機(World Cracker)を自領内の入植可能惑星で試し撃ちできるようになった。
- すべての宇宙基地の維持費を+1した。前哨地も1のエネルギーを維持のために消費する。
- 提督は艦隊の最後の艦船が撃破され、移動するための離脱した艦船がないときに必ず死亡するようになった。
- 領内の中立機構の評価上昇が月あたり+1から年あたり+1になった。艦船を必要とするスペシャルプロジェクトの制限時間を延長した(最低3年間となった)。
- 政府画面で統治者や後継者をクリックすると名前や称号を変えられるようになった。
- 自動探査する探査船が同じ星系を同時に探査する問題を修正。
- ステーションから直接艦隊に編入されるときに正しい振る舞いをするようになった。
- 戦闘で探査船が破壊されたときに科学者が死亡するようになった。
なお、2.0.2ベータはSteamライブラリでタイトルを右クリック→プロパティ→「ベータ」タブから選択することができます。
コメント
forumで同様の意見がいくつかありましたが、outpostがエナジーコスト1必要になったのは改悪っすね。
本番パッチでは無くなることを願います・・
たぶんパラドとしても大きな批判が出ることも覚悟したうえでフィードバックを参考に改良していきたいんだろうな。
今の仕様に不満は色々あるけれど積極的に変更しつつ良くしていこうという姿勢は応援したい。
それを思えばこの程度の不満は我慢できるレベルだね。
星系数による伝統コスト増加を減らすからには序盤の囲い込みを抑えさせないといけないんだけど、維持費が付くのはちょっとまずい気がするね。
戦略性自体は上がってるからうまく作りこめばきっと面白くなると思う。
しかし試し撃ちとは・・・。
2.0.1セーブデータでβパッチ当ててみましたが、終盤ではそこまで影響はなさそうです。
やはり序盤の拡張スピードですね・・
終盤の戦争でtotal warにて戦争して、負け気配濃厚でこちらの疲弊度が100になったのですが、粘って相手も100にしてstaus quo。
戦争中にいくつか星系を占領できてたので有利に講和。
終盤では疲弊度100のペナルティが弱いというかほとんど無意味なのでプレイヤー有利すぎるかな・・
宇宙居住地のアセンションパークがかなり有用になる気がするな。
同じ星系内だと管理上限に影響しないのも地味にでかいですね。