「Victoria 3」新DLC「Pivot of Empire」発売は、Steamの表記によれば日本時間21日18時の予定です。

「EVE Online」プレイ日記2017年1月8日――装備について

その他

「EVE Online」の装備が思いのほか奥深く、頭をひねることがしばしば。というわけで、今回は装備についていろいろと思うところをまとめてみました。

前回:2017年1月3日――近況報告とひっかかるポイント


スポンサーリンク

概要

船の能力を決める非常に重要な要素である「装備」ですが、ゲーム中のチュートリアルでは装備について詳しいことはほとんどやらないので、実はこれまで無駄なモジュールを買ってしまったり、とんちんかんな装備をしていたりしていました……。

そんなことをやっていた私ですが、今ではシミュレーションモード比較ツールを使っていますよーというのがこの記事。

なお、装備について調べるにあたって以下のページを参考にしました。少し情報が古いところもありますが、非常に参考になるのでぜひこちらもお読みください。

EVEonlineJP WikiのFittingの各ページ

EVE Online Japan WikiのModuleの各ページ艦船のページ(Fitting例)

EVE ONLINE もふもふwikiの序盤装備ガイド

B-OSP EVEONLINE WIKIのFITガイドの各ページ

詳しく

装備の全体的な話については上記の各Wikiのページを読んでいただくのがよいかと思いますが、以下に簡単にまとめておきます。

  1. なにを目的に使うのかを決める(装備だけでなく船の選択も絡む)
  2. 重視する防御方式を決める(大まかにシールド防御かアーマー防御か)
  3. 攻撃方式を決める(船によってタレットが決まる)
  4. その他・微調整

こんな感じで装備を整えていきます。詳しくは上記のページをご覧ください。

シミュレーションモード

モジュールを買ったはいいけれど、パワーグリッドやキャパシタが足りなくて装備できない!なんてことがよくあるもの。そんな悲劇を避けるため、シミュレーションモードを活用しましょう。中央の円の右上にあるボタンからシミュレーションモードに移ることができます。

このモードに気づくまでに、いったいいくら浪費してきたことか……。

このモードでは、左のモジュール・弾薬選択画面からモジュールを選んで艦船に装備すると、性能がどうなるかをシミュレートしてくれます。装備を実際に買う前に、ここで装備後の性能を確認し、パワーグリッドやキャパシタがきちんと制限内に収まるかを確認することができます。

モジュールの状態

左からアクティブ・オーバーロード・オフライン・オンライン・アクティブ状態のアクティブモジュール。

装備したモジュールのうち、アクティブモジュール(起動している間だけ効果が発現する)はデフォルトで緑の枠に囲まれています。これはモジュールがアクティブな(起動している)状態をシミュレートしています。左クリックするとアクティブ→オーバーロード→オフライン→オンライン→アクティブ……と状態が切り替わっていきます。

例えば、アーマーリペアラー(ダメージを受けたアーマーを修理するモジュール)を装備したとすると、アーマーリペアラーはキャパシタをドカ食いするモジュールなので、アクティブ状態で性能を確認するとキャパシタが不足した状態になっていることが大半です。

しかし、アーマーリペアラーは常時起動しておく(アクティブにしておく)ものではなく、アーマーにダメージを受けたときにのみ起動するものです。したがって、アーマーリペアラーを数回クリックし、オンライン状態にしてキャパシタの状態を確認するべきでしょう。オンライン状態でキャパシタが「安定」となっていれば、アーマーリペアラーが起動していない状態であればキャパシタが不足することはないということになります。

ただ、アーマーリペアラーを起動してどれくらいキャパシタが持つのかということを知るのは大切ですし、アーマーリペアラーがオンラインでもキャパシタが不足する(「安定」にならない)のであれば、キャパシタを強化するか、キャパシタに負荷がかからない装備変更する必要があることがわかります(「安定」にならなくても、限られた時間だけ稼働すればよいということもあるでしょうが……)。

モジュールの選択

シミュレーションモードにして円の左側のスパナのアイコンをクリックすると、上のようなウィンドウが現れます。「船体と装備」は現在実装されているすべての艦船と、それぞれで保存した装備セットが表示されますが、これについてはB-OSP EVEONLINE WIKIの「装備の保存・読み込み」のページをご覧いただくとして、ここでは「ハードウェア」を見ていきます。

「ハードウェア」では艦船に装備できるモジュールや弾薬が表示されます。「モジュール」「弾薬」というタブの上のアイコンでフィルタリングができ、下の一覧から装備したいモジュールなどを選んで円の上のスロットにドラッグアンドドロップすると、装備した状態をシミュレートすることができます。

装備の比較

装備を選ぶ上で、ひとつの装備にはメタレベル装備(正式な呼び方がわかりませんが、T1の標準品ではないメタレベル1~4の装備をそう呼ぶことにします)、T2装備、ストーリーライン装備……など多くの種類が存在しています。こうした場合にそれぞれどこが違うのかを一発で見分けることができるのが「比較」。モジュールの情報を開いて「派生型」タブに同じ装備の種類が表示されますが、その下の「比較」ボタンを押せば、派生型すべてをマウントした状態の比較ウィンドウが開きます。

そのままではすべての派生型を比較してしまうので、[Ctrl]キーを押しながら比較する必要がない装備をクリックし、まとめて削除すると見やすくなります。ストーリーライン装備、士官装備などT1・T2以外のものは、たいていは高すぎるかそもそも売っていないので、ここでは除外しています。

左側の比較項目にチェックを入れると、こんな感じで各モジュールを比較することができます。性能は同じだけどパワーグリッドやCPUの負担が軽いというものもあったりと、メタレベル品の性能はさまざまです。

なお、「性能と価格は比例しているもの」と思いがちですが、案外そうではなく、T1標準品より性能がいいはずのメタレベル品のほうが安く売られているということが多いです。価格面でもマーケットを見てしっかり比較しましょう。

装備例

こちらは今使っているガレンテ駆逐艦Catalystの装備例。ミッションメインでPvPのことは考えていませんので、キャパシタの安定性と長距離射撃を重視、そのほか移動速度が早いのが好きなので、速度が向上する装備をしています。

EVEでは「沈められて困る船には乗るな」ということがよく言われているそうなので、1隻の全体の価格が大きくなりすぎないように、私の場合はひとつで船体価格の半額を超えるモジュールは装備しないという制限を設けています。Catalystはおよそ100万ISKなので、1つ50万ISK以上の装備は避け、それよりも安い価格の装備でまとめています。

また、アルファクローンなので、当然ながらオメガクローンでないと装備できないものは外しています。

ハイスロット

装備しているハイブリッドタレットは射程の長い大口径(150mm)レールガンで、およそ20km以内の敵フリゲート・駆逐艦を1,2回の斉射で撃破することができます。長距離で戦うので敵からの集中攻撃を受けることもなく安心です。倒した敵はサルベージャーIでサルベージしてサルベージアイテムへ。思わぬ臨時収入になります。

レールガンは買える価格の範囲内で一番いいものということで、150mm Compressed Coil Gun Iを装備しています。

ミドルスロット

移動速度アップのため、アフターバーナーを装備。キャパシタとの兼ね合いを見つつマイクロワープドライブを積んでもいいかもしれません。アフターバーナーIIはオメガクローンにならないと装備できないので、Iの最上位メタレベル装備で我慢です。

もうひとつはキャパシタ回復速度を上昇させるキャパシタリチャージャーII。装備できる中で最良の装備をするのが信条なので、性能面ではもっと安いので充分(キャパシタを「安定」にできる)ですが、価格的にギリギリ載せられるIIを装備しています。

ロースロット

アーマーリペアラー、ダメージ制御、オーバードライブインジェクターの3種を装備。こちらもほかと同様買える価格の中で一番性能のいいものを装備しています。

オーバードライブインジェクターはなんとなく足が速いほうがいいなと装備しているので、防御モジュールに替えてもいいかもしれません。


今回取り上げた装備については選択肢が非常に多く、「鉄板の組み合わせ」のようなものがほとんどありません(実際、ご紹介したWikiの装備例を見ても装備内容は異なります)。前回のプレイ日記でも書きましたが、なかなか奥深いものです……。

次回:

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました