「Europa Universalis IV」開発日記11月22日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回は1.19パッチと要塞システムについて。
概要
11月22日分の開発日記は、1.19パッチと要塞システムについて。
- 私たちは社内に価値あるフィードバックをもたらしてくれる品質保証チームとクローズドベータのグループを持っているが、時折、より広範囲のプレイヤーにゲームビルドを試してもらえるようにオープンベータにすることがある。その主な理由として、ゲームの中核の大きな変更を試してもらって、コミュニティから多くのフィードバックが欲しいということがある。今回は新たなエリアベースの要塞システムについてフィードバックが欲しいと考えている。
- 参考までに、私たちは1.18の要塞システムの動作についてとても満足していた。移動を妨害し、絨毯攻略(carpet sieging 注:要塞を片っ端から攻め落としていくことらしい)を必要とせずに攻城戦ができたし、特に地形ボーナスを付与したことで、相当量の国家の中長期的な戦略計画を追加することもできた。しかしながら、システムにわかりやすさが欠けていることや、ZOCが重なっているという無視できない問題が存在した。私たちはこのシステムを試し、プレイヤーが考える必要があることを聞いた。
- フィードバックが積み上がるまでにそう長くはかからなかった。新たなシステムはわかりにくく、要塞は自分自身ではなにも妨害せず、中小国は移動の妨害のためにもがき、軍事通行権のルールは乱雑なものになった。翌週、私たちは1.18のシステムに戻すことをチームとして決定した。
- もちろんベータ版のエリアベースシステムが好きだという人もいたし、そういう人たちはシステムの巻き戻しにがっかりしただろう。たとえなにを変えようとも全員が満足するようにはできないが、1.19をプレイした、あるいはプレイし続けてくれている全員に対して、よりよいアップデートの手助けをしてくれたことに感謝したい。
- 1.19は要塞だけが変更点ではない。スカンディナヴィア諸国での体験、マップの変更など、多くの変更点がある。
- もうすぐ1.19はベータ版ではなく正式版としてリリースされるが、ベータ版からさらにバグ修正がされている。これはオープンベータの大きな利点だ。プレイヤーのバグレポートは、送られてくるクラッシュレポートと同様に価値があり、特に従属国の統合時の酷いバグも含め、1.19での多くのバグ修正に役立った。
- 1.19と要塞についてほとんど語り尽くしたところで、守備兵のいるマルタ島のパラド社の要塞を見てみよう。
来週は、EU4の今後とこのゲームをどのようにしたいのかという目標について。
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