今月末にNASDAQ OMX Nordic First North市場に上場予定のパラド社ですが、これを機にパラド社に中国の巨大ネット関連企業であるテンセント社が株式を5%引き受けるとのニュースリリースが出ています。
概要
Paradox IPO attracts Tencent as fan and long-term investor https://t.co/gMC7D42IEo
— Fredrik Wester (@TheWesterFront) May 27, 2016
パラド社公式サイトにて、中国テンセント社が長期保有を目的としてパラド社に出資するというニュースリリースが公開されています。
テンセント社は528万株を1株33スウェーデンクローナ(約1.7億クローナ≒約23億円)で引き受け、パラド社株の5%を保有することになるとのこと。
以前の記事で「現在発行されている株式の15%を売り出す」と書きましたが、これを踏まえると、テンセント社は上場によって市中に流通するパラド社株式の1/3を保有するということになりそうです。
テンセント社の出資を受け入れるということは、パラド社としては中国市場への進出を考えているのだと思いますが、そうするとこれまで中国での販売の障壁になっていたところを変更せざるを得なくなって、例えばチベットがHoIシリーズからなくなったりはしないかな……というのがちょっと心配です。
ただ、以前にこちらの記事で書いたように、パラド社CEOは「アジアへの進出は考えていない」とコメントしていたようなので、考え過ぎかもしれません。
なお、当サイトはあくまでゲーム情報サイトですから、本記事はパラド社その他への投資の勧誘などを目的とするものではありませんし、情報に関して正確性に気をつけてはいますが、投資に際してはご自身で改めて正確な情報を確認してください(という投資関係の決まり文句的なやつを念のため)。
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