「Europa Universalis 4」開発日記5月12日分が公開されていましたので、その内容をご紹介。今回はEU4の将来について。
前回:開発日記 4月28日
2016/5/20 開発日記5月19日分へのリンクを追加。
概要
5月12日分の開発日記は、EU4の将来について。
- EU4がリリースされて3年たち、ゲームは毎月進化してきた。そして以前から言っているように、拡張を買い続けてくれる限りはパッチと拡張でこれからもサポートを続ける予定だ。
- 現在、数年間分の拡張のアイディアやデザインはあるが、こうしたデザインはプレイヤーからのフィードバックで変更され、成長していく。
- もちろん、既に複雑なゲームをさらに拡張することや、それによってゲームをプレイできないものにすることがないようにという懸念や抗議はある。(?)
- 平和時の行動について、困難を追加することも含めて大量のリクエストを受けているが、あまりにも魅力的で、プレイヤーが計画外の戦争を我慢するようになってしまうかもしれない。これはいい体験とは言えない。
- では、私たち開発陣はEU4を将来的にどうしていきたいのか? もっとユニークなフレーバーを追加したい地域がある。ヨーロッパについては満足しているし、新大陸については多くの機能を追加してきたが、東アジアやインド、中東など、将来的に深掘りしていく価値がある地域がある。ユニークなフレーバーというのは、ネーデルラント連邦共和国、ナワトル地方、ポーランド選挙王制、神聖ローマ帝国の宗教同盟戦争、遊牧民のプロヴィンス略奪などのことを指す。3年後のEU4は、世界の国家ごとにまったく異なるプレイになることを思い描いている。
- ゲームには、以前は素晴らしいものだったが、今ではまったくよくないものとなってしまったと感じるものがある。技術システムはEU1から引き継いでいるものだが、技術グループまわりが硬直しすぎて、非ヨーロッパ国家にとって厳しいものとなっている。私たちは文化の機能についてまったく満足していないし、外交インターフェースは多くの国家や外交行動をうまく扱えていない。これらが変更されるかどうかは時が教えてくれるだろう。
- 上のスクリーンショットは、以前は見られなかったものだ。
来週は、EU4のユニットについて。
コメント
マルチバイト化のパッチ出してほしいですねぇ・・・
EU4の日本語化プロジェクトが再開しますように
パラド社側として今からマルチバイト対応は可能なんでしょうかねえ……。可能ならば対応してもらいたいですが、記事のとおり、やっぱりゲームの拡張に開発力を割り振りたいでしょうし、難しいかもしれませんね。