久しぶりの更新となった「クフャトコフスキ支隊の軌跡」第17回は、再び1940年5月、ノルウェー(ナルヴィク)での遭遇戦。
アイキャッチはナルヴィクで戦うポーランド独立高地旅団の兵士。
2015/9/20 第18回へのリンクを追加。
1940年5月 ノルウェー
モーシェーンで北上してきたドイツ軍を撃退することに成功したクフャトコフスキ支隊。ハーシュタに帰還した後、今度は連合軍内でナルヴィク攻略作戦の準備が始まります。
ロンドンでは、トロムセーから脱出したノルウェー政府首脳陣がノルウェー亡命政府の樹立を宣言。連合軍から脱落するかに思われたノルウェーは、未だに戦意を喪失してはいませんでした。
そんな情勢の中、ハーシュタの連合軍司令部は、クフャトコフスキ支隊にナルヴィクへの偵察を命じます。ナルヴィク攻略作戦の足がかりを探る偵察行でした。
手持ち戦力
- A0 支隊司令部――クフャトコフスキ中佐
- B0 歩兵中隊司令部――ライェウスキ大尉
- B1 工兵分隊――ボチェク四等伍長
- C0 第1小隊第1分隊――マスロフスキ中尉
- C1 第1小隊第2分隊――ステファンスキ四等伍長
- C2 第1小隊第3分隊――ピサルチェク四等伍長
- D0 第2小隊第1分隊――ポプロスキ中尉
- D1 第2小隊第2分隊――レヴァンドスキ四等伍長
- D2 第2小隊第3分隊――ドゥダク四等伍長
- E0 第3小隊第1分隊――スジマンスキ中尉
- E1 第3小隊第2分隊――チャルネッキ四等伍長
- E2 第3小隊第3分隊――ドロブヌィ四等伍長
- F0 狙撃手――ソビエライスキ少尉
- G0 狙撃手――ヨズウィアク少尉
- H0 81mm迫撃砲班――クビアク少尉
- I0 前進観測班――カチマレク中尉
- J0 ルノーR-35軽戦車――スチャルスキ少尉
- K0 ルノーR-35軽戦車――ピエトルザク少尉
- L0 司令部付APC――コワルスキ少尉
- O0 弾薬運搬車――コワルチク中尉
- O1 弾薬運搬車――レジンスキ四等伍長
コアユニットの変更、サポートユニットの購入はなし。
ターン数はいつもどおりの12ターンに設定。遭遇戦なので、敵戦力倍率は1倍。敵戦力比率は145%です。
作戦
VPへの進出に使える道路が1本しかないので、ここに1個小隊・中隊司令部・戦車2両を集めて本隊とし、VPの占領を目指します。また、本隊の南北に1個小隊ずつ配置し、側面を固めます。
特に凝ったところのない平押しの作戦ですが……まあ問題ないでしょう。
1~2ターン目
前進中。まだ敵影はありません。
道路の南側は、カバーする範囲が広い割に配置した部隊が多くないので、少し不安です。敵がどう出てくるか……。
3~4ターン目
敵の歩兵部隊・戦車2両と遭遇。戦車は2両とも撃破、歩兵はこちらの歩兵が撃ち負けるも、戦車による援護射撃でなんとか撃退。
いきなり大部隊と出くわしたので、ちょっと面食らいました。
5~6ターン目
さらに敵戦車2両を撃破し、道路での戦いはおおむね終了。あとは掃討戦の雰囲気です。
しかし、敵の全力が来たとは到底思えない戦力だったので、別働隊がどこかにいるはずなのですが、いまだに発見できていません。不安です。
7~8ターン目
道路の戦闘で向かってきた敵部隊は壊滅。VPの北にむけて進んできた第2小隊に北のVPの防衛を引き継ぎ、第1小隊と中隊司令部は南下して南のVP占領に向かいます。VPの南を移動してきた第3小隊も北上してVPへ。
やはり敵に別働隊がいました。問題はこの敵がどれくらいの規模なのかですが……。
9~10ターン目
VPに展開していた敵部隊に、天の助けのような砲撃が炸裂。新鮮な敵部隊は、一気に抑圧が上昇します。
北から向かった小隊と中隊司令部は道路の戦いで疲弊したにもかかわらず、敵との交戦で善戦中。南からも小隊が急行しているところです。
戦闘終了
12ターンで戦闘終了。迫撃砲の砲撃が大戦果を上げ、なんとVPをすべて占領することに成功! そして「決定的勝利」。正直負けると思っていたので、嬉しい誤算です。
今回はかなりピンチでしたが、なんとか勝利。嬉しい勝ち方でした。迫撃砲班と前進観測員にはなにか勲章を上げたいところ。
次回は敵戦力150%。ついにここまで来てしまいましたね……。
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